リサイクルショップへのLINE導入メリットと成功のポイントを解説
近年LINEをビジネス上に活用する企業が増えてきています。
もちろんリユース業界も例外ではなく、多くのリサイクルショップがLINE公式アカウントを活用したLINE査定や集客に取り組んでいます。
自分の店舗でもLINEを活用して、査定の簡易化や集客強化を実現したいと考えるリサイクルショップ経営者は少なくないかと思います。
今回は、リサイクルショップへLINEを導入するメリットとLINE活用を成功させるポイントについてご紹介します。
リサイクルショップにLINEを導入するメリット
まずはじめに、リサイクルショップにLINEを導入するメリットについてご紹介します。
結論から申し上げるとリサイクルショップにLINEを導入することで、得られるメリットは大きく分けて顧客の利便性向上と自社のコスト削減の2つです。
ここでは、それをさらに細分化して説明していこうと思います。
LINEを用いた集客・販促が行える
LINE公式アカウントでは、自社のLINE公式アカウントを友だち追加した顧客に対し、直接メッセージを送ることのできる機能やLINE上でクーポンの発行を行う機能を活用することができます。
ご存知の通り、LINEは日本国内の9000万人以上の人が利用しているツールであり、アクティブユーザーも多く、幅広い層にアプローチすることができます。
LINE上で顧客と直接やり取りをしたり、クーポンの発行を行うことは、顧客の結びつきを強める強力な手段だと言えます。
多くの顧客に自社のLINE公式アカウントを登録してもらうことで、顧客属性に合わせた販促メッセージや情報、クーポンなどを配布することができるため、集客が比較的容易になります。
友達追加や会員登録のハードルが低い
LINEは多くの人に日常的に利用されているため、かなり友達追加や会員登録のハードルは低いと言えます。
LINEを活用することで、顧客は新しいアプリをダウンロードしたり複雑な登録をしたりといった手間がないため、抵抗感を感じる人は少ないでしょう。
LINEミニアプリでは会員証機能を搭載したアプリやポイントを顧客に配布する機能を簡単に利用することが可能です。
LINEミニアプリを活用すると、顧客はQRコードを読み取るだけで会員登録が行えるため、利便性の向上を見込めます。
顧客はLINEで店舗への問い合わせが可能になる
前述したように、LINE公式アカウントを活用することで、顧客に直接メッセージを送信することができます。
また、顧客側も店舗に時間や場所を問わずに問い合わせを行うことができます。
さらにLINE公式アカウントのLINEコール機能を活用して「LINE査定」を行うことも可能になります。
LINE査定とは、顧客が査定希望の品物の写真を撮影して送ってもらい、店舗側がおおよその査定額を伝え取引を行うというものです。
LINE上で査定を始めることが可能になるため、顧客はわざわざ店舗に出向く必要もなく、自宅から査定依頼をすることが可能になります。
このように、リサイクルショップがLINE公式アカウントを活用することで、顧客は時間や場所を問わずに店舗へ査定依頼が可能なため、顧客の利便性向上が見込まれます。
会員登録と会員管理の手間を削減する
LINEミニアプリはリサイクルショップの会員登録と会員管理の手間を削減します。
このLINEミニアプリを上手く活用することで、顧客側の利便性を向上させるだけでなく、店舗側も会員登録の簡略化と会員情報を一元管理することができます。
他のシステムで顧客情報を管理している場合でも、LINEとの会員連携ができるシステムであれば、システムとLINEの相乗効果を見込むことができます。
社内のコストを大幅に削減する
LINEを導入することで、リサイクルショップ運営における社内の金銭的コストと時間的コストの両方を削減することができます。
例えば、全国へ買取へ出向く出張買取を行っていた企業も、LINE査定を導入することで、出張買取時にかかる交通費と移動にかかる時間を削減することができます。
買取面だけでなく、会員登録や管理のためのシステム開発にかかるお金も、LINEミニアプリを使えばコストを抑えて会員機能を社内に導入することができます。
このように、LINE公式アカウントやLINE査定、LINEミニアプリなどの機能をピンポイントを上手に活用することで、リサイクルショップ運営のあらゆるコストを削減することが可能になります。
リサイクルショップのLINE活用を成功させるためのポイントとは?
ここからは、リサイクルショップのLINE活用を成功させるためのポイントについてご紹介します。
リサイクルショップのLINE活用を成功させるためのポイントは、
- 顧客属性を分析し、最適なメッセージを配信する
- LINE公式アカウントとLINEミニアプリを連携させる
- LINEと親和性のあるシステムで相乗効果を狙う
主に以上の3つです。
ここからは、これらについて具体的に説明していきます。
顧客属性を分析し、最適なメッセージを配信する
前半部分でもお話したように、LINE公式アカウントの機能を活用すれば、自社の公式アカウントを友だち追加してくれた顧客に対しメッセージを送ることが可能です。
しかしながら、顧客目線で考えてみると、自分にとって必要のない情報が頻繁に企業からLINEで送られてくることは、あまり好ましいこととは言えません。
LINEを使った集客効果をより高めるためには、顧客属性を分析し、その属性に適したメッセージを配信していくことが大切です。
例えば、店舗の利用する属性として主婦が多いことがわかれば、主婦層に対して生活用品のセール情報を一斉送信することも可能です。
顧客にとって有益な情報を配信できないと、せっかく友だち追加してくれた顧客にもブロックされてしまうかもしれません。
そのような事態を避けるためにも、顧客属性の分析と属性に適したメッセージの配信は意識して行うようにしましょう。
LINE公式アカウントとLINEミニアプリを連携させる
LINE公式アカウントとLINEミニアプリを連携させることも、リサイクルショップでLINE活用を成功させるためには必要不可欠だと言えます。
まずはじめに、LINE公式アカウントとLINEミニアプリの違いについて改めて説明しておきます。
LINE公式アカウントとは、企業や店舗が作った公式のアカウントを通して、企業や店舗が友だち追加したユーザーに直接LINE上で情報を発信することができるサービスです。
LINE公式アカウントでは、顧客と個別にやり取りを行うこともでき、顧客の問い合わせや予約を受け付けることができます。
一方LINEミニアプリは、顧客はアプリをインストールしなくても、LINE上でアプリ機能を利用できます。
LINEミニアプリを利用することで、企業がデジタル会員証の発行や来店予約、順番待ち受付などが可能なアプリをLINEミニアプリ化することができます。
この2つを連携させることで、リサイクルショップの情報発信や顧客体験の向上を可能にします。
LINEと親和性のあるシステムで相乗効果を狙う
少しわかりにくいので、LINE for Business公式サイトで紹介されているLINEミニアプリ認定パッケージの事例の1つReCOREをご紹介します。
ReCOREでは、会員登録の効率化と販促効果の最大化を実現し、リサイクルショップを全方面からサポートすることが可能です。
こちらのLINEミニアプリパッケージを活用することで、
- 顧客単価やLTVの向上
- 顧客の会員登録の手間を削減
- 会員登録自動化による接触機会の削減
- 会員証アプリとしてLINE活用することでLINE公式アカウントのブロック率削減
などのメリットが期待できます。
このようにLINEとの連携をしているシステムを活用することで、LINEミニアプリやLINE公式ラインの拡張性を最大化させることが可能です。
LINE×システムで業務の効率化や顧客体験の向上を狙いましょう。
数多くのパッケージがLINEミニアプリ公式サイトでは紹介されているため、気になる方はぜひチェックしてみてください。
リサイクルショップへのLINE導入をお考えならReCOREにおまかせ
LINEミニアプリ公式サイトでもご紹介されているように、ReCOREとLINEは非常に親和性があるサービスです。
そのため、リサイクルショップへのLINE導入を考えている担当者にとってReCOREは最適な選択とも言えるかと思います。
ここからはリサイクルショップにReCOREが最適な理由を具体的にご紹介します。
リサイクルショップの運営で少しでもお悩みをお持ちの方は最後までお読みください。
LINEミニアプリとの会員連携で効果的な販促ができる
ReCOREは、リユース業に特化したクラウド型POSシステムです。
このReCOREのPOSデータをLINEミニアプリの会員証機能と連携させることで、LINEの強みを最大限に活かした販促活動が実施できます。
具体例としては、ReCOREの会員とLINEユーザー情報の紐付けです。
ReCOREとLINE両方のデータを紐付けて管理することにより、顧客は会員証機能に加えて、マイページから自分の現在のポイントや過去の購入履歴を確認できます。
さらに、会員情報が連携されているため、ReCORE上でどのような顧客が何を買ったのか分析することができます。
その分析結果を元に顧客に最適化されたLINEメッセージを配信することが可能になります。
このように、ReCOREとLINEを合わせて活用することで、集客して終わりの店舗経営ではなく、集客後のデータを分析し、さらなる集客につなげるというビジネスのプラスの循環を作り出すことが可能になります。
ReCORE×LINEミニアプリ連携 リユース向けご紹介資料はこちらから
買取査定業務の属人化を解消できる
リユース業界には、他の業界とは少し異なる買取査定業務が存在します。
顧客が持ってきた品物を買い取るわけですから、当然そこには商材に関する知識や業界への経験などが必要になります。
実際にリサイクルショップで働いている方なら、この買取査定業務を任せられる人材が店舗に不足しているという問題が理解できるかと思います。
皆さんの理解されている通り、リユース業界ではこの買取査定業務の属人化が大きな問題になっています。
ReCOREでは、このような課題を解決するために、買取査定機能を搭載しています。
買取査定機能では、過去の買取データや他店の販売価格、店舗で予め設定しておいた推奨買取価格を確認することが可能になります。
この機能により、経験や知識のない新人従業員やアルバイトの方でも、比較的簡単に買取査定業務を行うことができます。
その他にも、ReCOREでは、宅配買取機能や質管理機能などあらゆるリユース業態に対応できる機能を搭載しています。
これがリユース業界でReCOREが支持される要因の1つでもあります。
在庫の個品管理を1つのシステムで完結できる
リユース業界は、同じ種類の同じ型番の商品でも保存状態が異なることがあるため、個品管理を行う必要があります。
個品管理は、通常の在庫管理方法と比べると、かなり手間のかかる面倒な業務ですが、ReCOREの在庫管理機能を活用することで簡単に個品管理を実行できます。
まずReCOREには、8000万件以上の商品データベースが登録されており、商品登録を行う際には、商品の型番を選択し、保存状態を入力するだけで商品を個別のものとして管理することが可能になります。
また、ECや複数の実店舗、フリマアプリなど複数のチャネルで販売を行っている場合でも、ReCOREの画面上でリアルタイムの在庫情報が確認できます。
もちろん、在庫連動も自動で行われるため、実店舗で商品が売れた場合にはその時EC上で販売されている同一商品の在庫数も自動で反映されます。
ReCOREは、リサイクルショップに従事するスタッフが利用しやすいPOSシステムを目指して開発を行ったため、リユース・リサイクルショップに必要な機能が多数搭載されています。
複数モールへのEC出品を効率的に実行できる
ReCOREでは、企業のEC運営をサポートするEC機能も充実しています。
例えば、複数モール同時出品機能では、Amazon、Yahoo!オークション、楽天市場、Yahoo!ショッピング、ラクマ、Shopifyなどの複数モールに同時に出品することが可能になります。
また、EC出品テンプレート機能を活用すれば、出品のたびに商品説明や価格設定などを入力する手間も省くことができます。
さらに、EC同期設定機能を活用すれば、モールごとに販売手数料を柔軟に変更することも可能です。
これにより、販売手数料の高いモールだけは少し高い値段で販売するといったような、自社の利益を確保するための臨機応変な施策が簡単に実施できます。
ささげ業務を格安代行できる
ReCOREでは、EC出品時に必ず必要になる撮影・採寸・原稿の3つの業務であるささげ業務を格安で代行するサービスを行っています。
この代行サービスとReCOREの自動出品機能を組み合わせることで、商品の買取後、ささげセンターに商品を送るだけで、出品までを全て自動化することも可能になります。
また、MEGURU出品代行サービスでは、1点880円から出品代行を行い、低コストかつスピーディーな二次流通市場への参入や、在庫の循環スピード向上による在庫滞留時間の大幅減少を期待することができます。
ささげ代行サービスや、MEGURU出品代行については以下からご確認ください。
まとめ
今回はリサイクルショップへLINEを導入するメリットとLINE活用を成功させるポイントについてご紹介しました。
リサイクルショップを始めとするリユース業界でも近年、LINEを活用したLINE査定や集客などのサービス展開が盛んになってきています。
現代社会で生き残っていくためにも、店舗へのLINEの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
また、同時にLINEと親和性のある当社のPOSシステムReCOREを活用することで、集客、在庫管理、買取査定、EC運営などのあらゆる業務を改善し、業績をアップさせることが可能になります。
本記事でReCOREについてより詳しく知りたいという方は、ぜひ下記のボタンから資料ダウンロードやお問い合わせをお気軽にお試しください。
監修者:本荘 幸大
卒業後は株式会社船井総合研究所に入社し、ヘルスケア業界やフィットネス業界、飲食業界など幅広い業界のコンサルティングに従事。その後2022年4月より最年少メンバーとしてNOVASTOに入社し、リユース・リテール企業へのコンサルティングを行いながら社内ではマーケティングチームの立ち上げも行っている。