【徹底比較】ラクマとメルカリの違いとは?儲かるのはどっち?
インターネットやスマートフォンが普及したことで、個人間でも簡単に商品の売買ができるフリマアプリの利用者は年々増加しています。
数あるフリマアプリの中でも、特に利用者が多いのが楽天ラクマ(以下ラクマ)とメルカリです。
自宅にある商品を売りたいと思ったときに、ラクマとメルカリどっちの方が儲かるの?と疑問に思う方はきっと多いはずです。
本記事では、ラクマとメルカリの違いについて紹介し、その上でどちらに出品をするのが儲かるのかを解説していきたいと思います。
目次
ラクマとは
ラクマは、楽天グループ株式会社が運営するフリマアプリで、2012年にサービスを開始した日本初のフリマアプリである「フリル」と楽天の「ラクマ」が統合して生まれたサービスです。
ラクマによると2022年5月時点でダウンロード数は累計3500万件を超えており、現在もダウンロード数を伸ばし続けています。
ラクマの1番の特徴としては、楽天の他のサービスと連携することで、お得にポイントを貯めることができる点です。
楽天カードや楽天Pay、楽天市場などの楽天サービスを多く活用する人にとっては、ラクマは利用するメリットの多いフリマアプリだと言えます。
メルカリとは
メルカリは、2013年2月に創立された企業で、「新しい価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」をミッションとしている会社です。
そのミッションの通り、現在は日本だけでなくアメリカにもオフィスを構え事業展開を行っています。
日本国民のおよそ8人に1人の方がメルカリを利用しており、月間の利用者数は2000万人超とも言われています。
メルカリの1番の特徴としては、利用者数の増加に伴う商品ラインナップの豊富さと全国174万箇所で利用できるメルペイというスマホ決済サービスです。
メルペイはスマホアプリがあればそのまま使えたり、メルカリの売上金をすぐに活用できるという利便性から、利用者数を着実に伸ばしています。
ラクマとメルカリの違いとは
ここでは、まずラクマとメルカリの違いを一覧表を見ながら確認していきましょう。
ラクマ | メルカリ | |
累計ダウンロード数 | 累計アプリダウンロード数3500万件 | 累計アプリダウンロード数6000万件(2017年12月時点) |
販売手数料 | 4.5~10%(税込) | 10% |
売上金の振込手数料 | 楽天銀行なら1万円以上の振込手数料無料
その他金融機関210円 | 200円 |
発送方法 | かんたんラクマパック(日本郵便)・かんたんラクマパック(ヤマト運輸)・宅急便・レターパック・スマートレター・クリックポスト・ゆうメール・普通郵便・ヤマト宅急便・ゆうパック・飛脚宅急便 | らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便・普通郵便・クリックポスト・スマートレター・レターパック・宅急便・ゆうパック・たのメル便 |
サポート体制 | 365日24 時間体制での不正出品物チェック
問い合わせフォームからの問い合わせ | 365日24 時間体制での不正出品物チェック
問い合わせフォームからの問い合わせ |
梱包資材 | ローソンにて購入可能 | メルカリアプリ内・全国のコンビニエンスストアで購入可能 |
商品のコンビニ受け取り | 不可 | ゆうゆうメルカリ便・らくらくメルカリ便でコンビニ受け取りが可能 |
累計ダウンロード数
前述したように、ラクマは累計ダウンロード数が3500万件あるのに対し、メルカリでは2017年12月の時点で累計ダウンロード数が6000万件を超えています。
また、メルカリの月間のアクティブユーザー数が2000万人ということも考えると、利用者数や出品点数という面では現状メルカリの方が多いです。
販売手数料
販売手数料は、フリマアプリで出品を行う際には非常に重要なポイントです。
ラクマの販売手数料は、4.5~10%(税込)となっています。
基本の販売手数料は10%となっておりますが、販売実績に応じて手数料が減額される仕組みとなっております。
例:
商品価格10,000円 ×販売手数料 4.5% = 税抜の販売手数料450円
それに対して、メルカリの販売手数料は10%となっています。
例:
商品価格10,000円 × 販売手数料10% = 税込み販売手数料1000円
2つの出品事例を確認するとわかりますが、売価1万円の商品が購入された際に、ラクマで売るかメルカリで売るかだと340円の差がつくことになります。
購入される商品の売価が高ければ高いほど、販売手数料が高くなることもあり、高価格帯の商品を販売する際には、特に販売手数料に注目する必要があります。
売上金の振込手数料
ラクマでは、楽天銀行なら1万円以上の振込手数料が無料になります。
また、その他金融機関は金額問わず210円の振込手数料が発生します。
それに対してメルカリでは、金融機関や申請金額にかかわらず、売上金の振込手数料として200円が発生します。
ラクマから楽天銀行に振り込む以外は、どちらも振込手数料が必要になります。
しかしながら、ラクマでは楽天キャッシュにチャージ、メルカリではメルペイを活用することで、手数料不要で売上金を様々な場面で利用することが可能です。
発送方法
ラクマとメルカリでは、発送方法も充実しています。
以下はそれぞれ対応している発送方法の一覧です。
ラクマ発送方法一覧
かんたんラクマパック(日本郵便)・かんたんラクマパック(ヤマト運輸)・宅急便・レターパック・スマートレター・クリックポスト・ゆうメール・普通郵便・ヤマト宅急便・ゆうパック・飛脚宅急便
メルカリ発送方法一覧
らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便・普通郵便・クリックポスト・スマートレター・レターパック・宅急便・ゆうパック・たのメル便
両者とも、小型〜中型サイズの発送方法、中型〜大型サイズの発送方法がそれぞれ用意されているため、幅広い選択肢の中から自分の目的や予算に合った発送方法を選択することが可能です。
サポート体制
ラクマやメルカリでは、365日24時間体制で迷惑行為や不正出品物のチェックを行っています。
またトラブル発生時にも、お問い合わせを簡単に行うことができます。
ラクマやメルカリは、幅広いユーザー層に利用されているため、問い合わせまでの工数も簡易化されており、トラブル時もシンプルな操作で迷わずサポートを受けられるというメリットがあります。
梱包資材
メルカリでは、ユーザーに取引を気軽に行ってもらうために、梱包資材を全国のコンビニやメルカリのアプリ内で販売しています。
一方ラクマでは、コンビニエンスストア「ローソン」にて、梱包資材を購入することが可能です。
梱包資材は、配送を行う上で必要不可欠なものなので、梱包資材を手軽に購入できるかという面は、フリマアプリで販売を行う前に確認しておきましょう。
商品のコンビニ受け取り
メルカリの「ゆうゆうメルカリ便」を活用すれば、商品の購入者がコンビニで商品を受け取ることが可能です。
コンビニ受け取りを利用してもらうことで、家を留守にしていて商品を受け取れず、再配達になってしまうというようなことも防ぐことが可能なので、取引をスムーズに進めることが可能です。
ゆうゆうメルカリ便では、コンビニ以外にも郵便局、日本郵便の宅配ロッカー「はこぽす」が設定できます。
一方ラクマでは、現状購入者はコンビニ受け取りを選択することができません。
しかしながらメルカリ同様、出品者はコンビニや郵便局から配送ができるため、出品者の利便性は担保されています。
ラクマとメルカリ儲かるのはどっち
ここまで、ラクマとメルカリの違いについて解説してきましたが、多くの方が知りたいのはやはり、「出品するならラクマとメルカリどっちが儲かるのか」ということかと思います。
そこで、ここではラクマとメルカリではどちらが儲かるのかという点について、3つの観点から確認していきたいと思います。
利益が残るのはラクマ
ラクマとメルカリの大きな違いは、やはり販売手数料でしょう。
高単価なものを販売する場合、手数料の差額が大きくなります。
自分の手元に残る利益を少しでも確保したいと考えるのであれば、販売手数料の安いラクマの方が魅力的だと感じるかもしれません。
利用者が多いのはメルカリ
一般的に、利用者が多ければ多いほど、ターゲットの母数が増えるため、利用者数は商品の売れやすさに直結すると考えられています。
利用者数という点で言うと、やはり現状はメルカリの方が多いです。
自身が出品した商品をより多くの人の目に触れたいと考えるのであれば、利用者数の多いメルカリに出品を検討するほうが良いかもしれません。
この時、注意しなければならないポイントとしては、利用者数が多いということは、出品者数も比例して多くなるという点です。
出品者数が多くなると、出品点数が増え、他の出品者に顧客が流れていってしまうことも考えられます。
そのため、売る商品のジャンルや商品の人気度によって、販売するフリマアプリを判断することが望ましいでしょう。
ECの売上が伸び続ける企業の共通点を事例付きで紹介した記事はこちらから
ラクマメルカリどちらも安全性は高い
ラクマ、メルカリどちらにも、トラブルを回避するための匿名配送を活用することが可能です。
また、24時間365日違法商品のパトロールを行ったり、本人確認を徹底したり、安全な取引を行うための取り組みをラクマ、メルカリ両方で行っています。
どちらも、リアルタイムでの電話問い合わせを行うことはできませんが、アプリからお問い合わせフォームを活用して、問い合わせを行うことが可能です。
フリマアプリ間での安全性はどちらも十分高いので、「どちらのフリマアプリが安全か」という観点だけでなく、「どの出品者なら信頼できるか」というのを判断できるようになることが望ましいです。
ラクマ公式ショップとメルカリShopsとは
ラクマとメルカリは、もともと個人間売買を目的としてリリースされたサービスです。
そのため、法人企業による出品は基本的に認められていません。
しかしながら、リユース市場の拡大を受けたことで、ラクマでは、「ラクマ公式ショップ」、メルカリでは「メルカリShops」など、法人でもラクマやメルカリ内で出品を行うことができるサービスがリリースされました。
ここでは、各社の法人向けサービスである「ラクマ公式ショップ」と「メルカリShops」について確認していきましょう。
ラクマ公式ショップとは
ラクマ公式ショップでは、法人でもラクマ内へ出品を行うことが可能です。
ラクマの厳正な審査に通過した出品者は、ラクマ公式ショップとしてアカウントを開設することができます。
ラクマ公式ショップで出品するメリットとしては、
- ショップ開設に初期費用・月額費用がかからない
- ユーザーに安心して商品を購入してもらえること
- 実店舗や自社EC、他のECモールとは違う顧客層にアプローチできる
などが挙げられます。
メルカリShopsとは
メルカリShopsとは、個人事業主や個人、法人がメルカリ内でショップを持つことができるサービスのことです。
メルカリShopsでは、ネット販売を行うための機能を多数利用できるというメリットも存在します。
法人企業がメルカリShopsを活用するメリットとしては、
- 初期費用・月額費用0円でショップを開設できる
- 事業者向けの便利機能が活用できる
- 値下げ交渉をする手間を省くことが可能
- メルカリ内のアクティブユーザーに集客無しで商品を見てもらえる
などが挙げられます。
ラクマ公式ショップとメルカリShopsの違いとは
法人の企業様でラクマ、メルカリどちらに出品するか悩んでいるという方もいるかと思います。
以下の一覧表は、法人の企業様がラクマ、メルカリどちらに出品を行うべきか判断できる内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください。
ラクマ公式ショップ | メルカリShops | |
販売手数料 | 10% | 10% |
アプリ内での在庫登録 | 1商品に対して、複数の在庫数・種類を登録可能
CSVによる商品の一括登録が可能 | 1商品に対して、複数の在庫数・種類を登録可能
CSVによる商品の一括登録が可能 |
アカウント開設までの流れ | 法人の申込み可 | 個人・個人事業主・法人の申込み可 |
販売手数料に差はない
ラクマ公式ショップの販売手数料は、10%に設定されています。
またメルカリShopsでも同様に、販売手数料は一般のアカウントと同じ10%となっています。
どちらも手数料に差はないため、手数料で使うモールを選ぶのではなく、扱う商材などで販売するモールを選択するようにしましょう。
アプリ内での在庫登録
ラクマ公式ショップやメルカリShopsでは、同一商品における在庫販売が可能です。
一般のアカウントの場合、1商品につき1度の出品が必要不可欠となっていました。
しかしながら法人アカウントでは、1商品に対して、複数の在庫数・種類を登録することができます。
これにより、1商品を何度も出品する必要がなくなったため、アプリ内への出品を効率化することが可能です。
またメルカリShopsやラクマ公式ショップでは、CSVによる商品の一括登録も可能です。
事前にダウンロードしたCSVテンプレートに上記の写真のように、商品名・説明文・販売価格などの商品情報を記載し、商品管理画面からアップロードを行うだけで、商品の一括登録を行うことができます。
アカウント開設までの流れ
ラクマ公式ショップは、現状法人の申し込みのみ可能になっています。
そのためラクマ公式ショップは、誰でも申し込めるメルカリShopsに比べると、競合の少ない中で販売を行うことが可能です。
一方メルカリShopsは個人、個人事業主、法人問わずアカウントの申込みを行うことができ、アカウント開設までのハードルが低いというメリットがあります。
メルカリShopsの開設方法を画像つきで解説している記事はこちらから
弊社のクラウド型POSシステムReCORE、EC一元管理システムセルモアでは、ラクマ公式ショップ、メルカリShopsとAPI連携を行っています。
弊社では、これらのシステムを活用し複数ECへの同時出品や在庫の一元管理、ささげ業務の格安代行サービスなどのソリューションを提供しています。
ラクマ公式ショップのアカウント開設やメルカリShopsの出品については、下記のバナーから無料で気軽にご相談ください。
ラクマとメルカリについてよくある質問
ここからは、ラクマとメルカリについてよくある質問にお答えしていきたいと思います。
よくある質問内容としては、
- ラクマとメルカリ売るなら結局どっちがいいの?
- 初心者にはラクマとメルカリどっちがおすすめ?
- ラクマとメルカリで同時出品は可能?
- ラクマとメルカリの出品を効率化できるツールは?
の主に4つです。
1つずつお答えしていきます。
ラクマとメルカリ売るなら結局どっちがいいの?
本記事で既に述べたように、ラクマとメルカリを一言でまとめると、競合ショップが少ないラクマと利用者の多いメルカリに分けられるかと思います。
そのため、
- ラクマ公式ショップアカウントは法人のみ利用可能、競合が少ないほうがいいのであればラクマ
- 出品したい商品が少しでも多くの人の目に触れて欲しいのであればメルカリ
というのが1つの判断材料になるかと思います。
初心者にはラクマとメルカリどっちがおすすめ?
結論から言うと、ラクマ、メルカリ両方とも初心者の方でも安心して利用していただくことが可能かと思います。
その理由としては、ラクマ、メルカリはサポート体制がしっかりしている上に、簡単に出品を行うことが可能だからです。
さらに匿名配送に対応しているなど、セキュリティの面でも安全に取引を行うことができます。
以上の理由から、ラクマ、メルカリ両方とも初心者の方でも安心して使うことが可能だと言えます。
ラクマとメルカリで同時出品は可能?
ラクマとメルカリいずれの利用規約にも、同時出品を禁止することは、明記されていません。
そのため、ラクマとメルカリでの同時出品は可能であると言えます。
しかしながら、二重出品が原因でトラブルを引き起こすようなことがあれば、違法になる可能性もあるため注意が必要です。
国内主要7モールとAPI連携、同時出品をコスパ良く!「セルモア」
ここまで、ラクマとメルカリのどちらが儲かるのかについて詳しく解説してきました。
ラクマとメルカリで同時出品が可能なら、「ラクマ、メルカリ両方へ出品を行いたい」と考える企業様もいるかと思います。
弊社のシステムであるセルモアなら、ラクマ公式ショップとメルカリShopsどちらともAPI連携を行っているため、ラクマとメルカリへの同時出品、EC間での在庫連携などを行うことが可能です。
弊社のセルモアは、リユース事業者の方が(EC運営をされている方)システム1つで楽に複数モールへの出品や受注の管理ができるように作られたEC一元管理システムです。
セルモアには
- 一回の情報入力で、複数モールのページへ自動変換・同時出品する機能
- 複数のECモールに出品している商品の在庫情報を自動で連動する機能
- 複数のモールでの出品、受注、発送などの全体状況を一覧表示する機能
といった機能が搭載されているため、複数ECへの出品・管理を効率化が実現します。
また、セルモアは、メルカリShops、楽天ラクマ、Yahoo!オークション、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Shopifyの7つのECモールと公式連携しているため、最大7モールの出品から受注、発送までの管理を行うことができます。
セルモアは、モールの連携数や出品数に関係なく、一律月額11,000円(税込)で利用することができ、初月1ヶ月は無料トライアルでお試しいただくことができます。
さらに、セルモアは実店舗とECの一元管理が可能なPOSシステム「ReCORE」への出品データ引き継ぎもできるので、将来的にリユース事業全体をデジタル化したい方も安心して使い始めることができます。
複数のECモールに手軽に同時出品ができる
セルモアでは、メルカリShops、楽天ラクマ、Amazon、楽天市場、Yahoo!オークション、Yahoo!ショッピング、Shopifyのうち複数のECモールへの同時出品が可能です。
セルモアでは上記の7モールと、商品登録や在庫情報、受注情報のAPI連携がされているため、自社内で持っているECモールのアカウントを登録しておけば、同時出品の準備が完了します。
同時出品を行いたいモールを、セルモア内の出品先項目から選択して、共通の情報を入力することで、それぞれの商品ページに自動変換されます。
この機能により、各ECモールの出品画面からそれぞれ出品を行う非効率な業務から脱却することができます。
あらかじめ作成しておいたテンプレートを選択するだけで出品を行うことができるため、出品のたびに商品情報を入力する手間を省くことができます。
これらの機能を活用することで、最短2分で複数ECモールへの同時出品が可能になります。
モールごと・ジャンルごとにテンプレートを作成できる
複数のECモールへ商品を出品する場合、同一商品で書く内容が決まっていたとしても、商品説明や詳細情報などを各商品ごとに記入していく作業は、意外と時間のかかる作業です。
セルモアのECテンプレート機能を活用すれば、商品ジャンルやECモールごとにECテンプレートを作成することが可能です。
セルモアにはデフォルトのテンプレートもあるため、その一部を変更することで初心者の方でも簡単に作成できます。
出品時には、このテンプレートを選択して、商品名や傷の状態、サイズなど商品によって変わる部分を入力するだけで、諸項目や自由記述欄などに反映され、モールごとの商品ページが完成します。
各商品ごとに同じような説明文を書いたり、HTMLの中から変更部分を探したりする手間を省くことができるため、EC出品にかかる時間を従来の1/3まで削減することが可能です。
また、他のECツールとは異なり、中古品の出品を前提として設計されているため、リユース事業者にとっては入力項目も動作もシンプルで使いやすいです。
複数のECモールの在庫情報を自動で連動できる
複数のECモールへ出品を行うと、在庫管理が複雑化し、在庫切れの商品が購入されてしまう「売り違い」などのリスクが高まってしまいます。
セルモアは、複数のECモールを自動で在庫連携をすることで、購入された商品は他チャネルでも出品を取り下げ、売り違いを防ぐことができます。
在庫連動は、受注が入った時だけではなく、同様の仕入をした際に在庫数を増やしたり、返品の際に在庫を戻したりなど、商品数の変動に応じて、各モールの在庫状況に自動で反映します。
セルモアによって、これまでの手作業での在庫を動かす業務が必要なくなります。
複数のECモールの受注を一元管理できる
複数のECモールでの取引を行っていると、各ECモールでの受注から発送までの管理をそれぞれのECモールのアカウント内で行うことが手間となってきます。
セルモアでは、各ECモールでの受注状況をシステム内で一覧表示・管理することが可能です。
それぞれのモールにログインすることなく、システム内でキャンセルや返品の対応も含めた受注の処理を行うことができます。
また、受注が入った際やキャンセルの際のメールでのメッセージ送信(テンプレ作成可能)もシステム内で行うことができます。
セルモア1つで複数のECモールでの受注管理を行うことができます。
実店舗とECの完全連携を目指すならReCORE
ここまでEC一元管理ツール「セルモア」をご紹介してきましたが、
- 実店舗とECの両方の在庫や顧客情報をまとめて管理したい
- 在庫数が多すぎて、在庫管理ができていない・時間がかかってしまう
このような悩みを抱えている方には、リユース・リテール向けクラウド型POSシステム「ReCORE」がおすすめです。
まず、ReCOREは実店舗の会計にも対応したPOSシステムなので、実店舗とECで販売しながら、在庫や売上の管理をすることができます。
また、ReCOREは上記で紹介したセルモアの機能に比べて、ReCORE内の1億件以上の商品データを引き継いで商品登録ができる点や、古物台帳として顧客情報の管理、棚番号ごとに在庫管理を行える点といった在庫管理機能が強化されています。
他にも、ReCOREは、商品の仕入・発注に対応していたり、ECで取得した顧客情報の管理ができたりとEC一元管理ツール「セルモア」にはない機能も搭載しています。
ECの在庫管理を強化したい方や、実店舗とECを一元管理したい方は、ぜひ一度ReCOREの導入をご検討ください。
まとめ
今回は、ラクマとメルカリの違いについてご紹介してきました。
本記事を読んでいただけた方には、ラクマとメルカリの違いだけでなく、法人企業向けサービスであるラクマ公式ショップとメルカリShopsの違いや活用のメリットまでをご理解いただけたかと思います。
メルカリShopsは、個人・法人問わずアカウント開設の申込みが可能ですが、ラクマ公式ショップの場合、連携したシステム経由での開設のほうが早く利用できる場合があります。
本記事の後半で紹介した「セルモア」は、ラクマ公式ショップやメルカリShopsと連携を行っており、ECの業務効率化をコスパ良く実現することのできるEC一元管理システムです。
セルモアでは、1カ月無料トライアルも実施中のため、ECの業務効率化について悩んでいるEC担当者の方は、まず一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。
セルモアについてより詳しく知りたい方はセルモアホームページへ
セルモアの無料トライアルのお申し込みはこちらから
監修者:本荘 幸大
卒業後は株式会社船井総合研究所に入社し、ヘルスケア業界やフィットネス業界、飲食業界など幅広い業界のコンサルティングに従事。その後2022年4月より最年少メンバーとしてNOVASTOに入社し、リユース・リテール企業へのコンサルティングを行いながら社内ではマーケティングチームの立ち上げも行っている。