リサイクルショップのPOSレジに必要な機能やメリットを徹底解説!
リサイクルショップを運営している中で、
・リサイクルショップの業績が伸び悩んでいる
・店舗の業務改善を行う方法がわからず困っている
・買取機能など、リサイクルショップに向いているPOSを使用したい
このようなことでお悩みではありませんか?
リサイクルショップなどのリユース関連の店舗では、販売管理だけではなく、買取管理を行う必要があります。
そのため小売業と比較すると非常に多くのデータを扱う必要があります。
最近多くのリサイクルショップでは業務負担を軽減するために、POSレジを導入する企業が増えてきています。
今回は、リユース業界におけるPOSレジのメリットやデメリット、そしてリサイクルショップに必要なPOSレジの機能をご紹介します。
目次
POSレジとは?
POSレジとは、商品を販売・買取した時点で記録・集計するレジのことです。
POSレジの「POS」とは、英語でPoint Of Salesの頭文字をとって呼ばれており、日本語では販売時点情報管理と訳されています。
リサイクルショップにPOSシステムが必要とされる背景
リサイクルショップをはじめとしたリユース業界では、販売データだけでなく、買取データを残しておく必要があります。
データ量は非常に多くなり、買取データにおいては古物営業法により古物台帳を管理しておかなければいけません。
以前までは、Excelで在庫や売上管理を行っているケースは多かったのですが、事業をスケールアップしていくためには、Excelの管理では限界があり不十分です。
また、リユース業界のネット売上比率は、10年前と比べても大幅に拡大傾向にあります。
そのためリサイクルショップは、実店舗の売上データだけでなく、ECモールなどのオンライン上のデータを収集して分析していく必要性が高まっています。
このような状況もあり、販売・買取時のデータを収集・分析することが可能なPOSシステムが必要とされています。
リサイクルショップに必要なPOSレジの機能とは?
それでは、リサイクルショップに必要なPOSレジの機能は一体何なのでしょうか?
多数あるPOSレジの中から、どのPOSレジを選べばいいかわからないという方には特に参考になる内容です。
リサイクルショップに必要とされる主なPOSの機能は
・買取機能
・商品管理機能
・従業員管理機能
・ECモール出品機能
などでございます。
リサイクルショップには、これらの機能を搭載したPOSレジを選ぶことが大切です。
買取機能
買取機能とは、顧客が持ってきた商品を買い取る際に必要な機能のことを指します。
買取機能により、顧客の買取データを取得することや、買取を行なった商品の管理を行うことができるようになります。
またPOSレジによっては、宅配買取に対応した機能を搭載していたり、他店舗の買取価格のデータを収集して買取価格の指標にしたりと様々です。
これらの機能により、買取業務の時間短縮や、買い取った商品の粗利率や商品回転率を高める効果が期待できます。
リサイクルショップにとって、販売よりも大切なことは買取業務です。
買取業務では、顧客が持ってきた品物が「いくらで売れると予想し、いくらで買い取ったか?」というデータを蓄積して、分析することで買取業務の精度を上げていくことが大切です。
リサイクルショップにとって、この買取業務の精度を上げていくことが、売上に直結します。
当然のことですが、顧客は適正価格で買い取ってくれるショップを好みます。
「安く買って高く売ればいい」という原価発想の考え方よりも、「商品がいくらで売れるからいくらで買い取る」という売価発想のお店のほうが買取価格が高くなる傾向にあります。
そのため、売価発想のお店のほうが必然的に顧客の信頼も顧客満足度も高くなります。
だからこそ、買取機能はリサイクルショップには無くてはならない機能の1つだと言えます。
商品管理機能
商品管理機能では、店舗、倉庫における在庫状況や過去の購入履歴、売上情報などを集計・分析ができるようになっております。
商品管理機能では、商品情報を登録することで、商品の粗利率や売上の傾向、在庫数などをカテゴリー・個別商品ごとに確認することができます。
商品を個別に管理することで、どのジャンルの商品の売上が伸びているのかなど、細かい分析ができるため、より効果的な仕入れや買取を実現できます。
例えば、ブランドバッグの売上が伸びているとわかれば、ブランドバッグの買取を強化して在庫を充実させることで、「あの店舗はブランドバッグの種類が豊富だ」と顧客に印象付けることができます。
リサイクルショップのようなリユース業界では、商品が入れ替わらないと、顧客にも店舗の売上が悪いことが伝わってしまいます。
そのような事態を避けるためにも、POSレジを導入して商品管理データから分析を行い、顧客のニーズを見極めて売れる見込みのある商品の買取を強化していくことが大切です。
従業員管理機能
従業員を管理する機能も、リサイクルショップのようなリユース業界では、必要不可欠です。
リユース業界は、従業員に買取金額や販売金額を決める権限が与えられるため、他の業界に比べて不正が起こりやすい業界です。
POSレジでは、査定業務や、販売価格の変更などの履歴が従業員に紐付いて記録されるため、不正防止に繋がります。
また、POSレジによっては従業員ごとの粗利率や売上を可視化できる機能を備えたものもあります。
会社によっては、従業員の評価をなんとなくで決めている企業もあり、ボーナスの基準が曖昧になっているケースもあります。
このような問題を回避するために、従業員の評価を数字で定量化する必要があります。
従業員の評価を定量化することで、より公平な評価を行うことが可能です。
ECモール出品機能
リサイクルショップでは、買い取ったあとの商品の手入れや品出しなどの業務負担が大きいため、販売業務に多くの時間を割くことが難しいです。
しかしながら、スマホが普及した現代社会の中では消費者行動のオンライン化が進んでいるため、ECモールへ出品して、商品の回転率を向上させる必要があります。
また最近では、CtoCアプリであるラクマやメルカリの中にも、企業が運営するアカウントが見受けられます。
この動きからもわかるように、ECモール出品機能を搭載したPOSレジを選ぶことは、リサイクルショップをはじめとするリユース業界で間違いなくトレンドになっていくでしょう。
POSレジ導入のメリットとは?
POSレジを導入するメリットとしては
・業務効率化が可能
・効率の良い多店舗経営が可能
・人件費の削減が可能
・顧客満足度の向上
・販路を拡大できる
これらのことが挙げられます。
ここからはPOSレジを導入するメリットについて見ていきましょう。
業務効率化が可能
POSレジを導入する一番のメリットはやはり、様々な業務を効率化できることでしょう。
POSレジを導入することで具体的に以下のような業務を効率化することができます。
・会計業務の工数・時間短縮
・売上データの一元管理
・在庫管理の一元管理
・商品マスタによる商品登録作業の負担軽減
POSレジは、通常のレジスターとは異なりバーコードで管理を行うため、レジ金額のうち間違えや、在庫集計のミスなどが発生しません。
また、販売が行われた時点での売上や在庫状況も自動で反映されるので、無駄な業務を削減できます。
さらにPOSレジによっては、商品マスタに商品を登録することで、次回以降の出品工数を削減することができます。
このように業務効率化を行うことで、より重要度の高い業務に注力することができます。
効率の良い多店舗経営が可能
リサイクルショップなどは、店舗によって顧客の層や販売する商品のジャンルが全く異なることがあり、査定の品質もスタッフに依存する店舗も多いかと思います。
そのため多店舗経営のハードルは他の業界よりも高いです。
POSレジを導入し、商品管理の一元化や査定品質の標準化を行うことができれば、多店舗経営を行いやすくなります。
また、他の店舗の買取・販売価格を参考に査定や販売を行っていくことができるため、店舗間で相乗効果を得ることもできるでしょう。
人件費の削減が可能
前述したとおり、POSレジを導入することのメリットとして業務効率化が挙げられます。
業務を効率化することで1人当たりの生産性が高くなり、人件費を削減することが可能となります
また、POSレジで店舗の時間帯別売上状況を確認することで、忙しい時間帯やそうでない時間を分析して、効率良く人員を配置することも可能です。
店舗によっては、セルフレジなど無人のPOSレジを導入することで、顧客自身で会計を済ませ、人員を削減している店舗もあります。
このようにPOSレジの導入によって、様々な業務が削減できるため、人員のリソースを有効活用できます。
顧客満足度の向上
POSレジを導入することで、レジの待ち時間を減少できたり、オンライン上でも取引ができたりするので、結果として顧客満足度が向上します。
クレジットカードやQRコード支払いなど、キャッシュレス決済にも対応できるので、顧客は現金を持たずに買い物が可能です。
このように業務が自動化されるため、レジの打ち間違いや在庫切れなどを防ぎ、様々な面から顧客の利便性を高めることができます。
販路を拡大できる
POSレジを導入する5つ目のメリットは販路を拡大できることです。
現在多くの企業では、ECモールへ出品し、販路を拡大する動きが活発になっています。
しかしながら、リサイクルショップでは、買取査定業務など、販売以外の業務負担もかなり大きいため、実店舗とECモールでの併売を行うための社内リソースが足りないという企業も多いのではないでしょうか。
POSレジを活用すれば、手間や工数をかけずEC出品が可能です。
またECとPOSの連携が実現すれば、在庫情報や顧客情報、ポイント情報やクーポン情報などを活用することができます。
その結果、オンラインとオフラインを融合したOMO戦略を実施することも可能です。
POSレジ導入のデメリットとは?
ここからは、POSレジ導入のデメリットについても確認していきましょう。
POSレジは企業の業務を行う上で非常に役立ちますが、使い方によっては、マイナスの影響を及ぼす場合もあります。
導入に失敗しないためにも、ここではPOSレジのデメリットを3つをご紹介します。
導入にコストがかかる
POSレジの一番のデメリットは、導入や運用にコストがかかることです。
POSレジの種類や性能によって価格に大きな差があるとはいえ、それなりの費用が必要になります。
店舗の規模や必要とする機能によっては、人件費よりも導入費用が高くなる可能性もあります。
導入時だけのコストだけでなく、長期的な目線で導入を検討することが大切です。
また自社に必要のない機能が搭載されているPOSレジを選ぶことは、費用対効果という点においては、あまりいい選択とは言えません。
まずは、POSレジを導入して何を実現したいのかを明確にし、必要な機能を洗い出して慎重に検討することが大切です。
導入時に商品登録が必要
POSレジ導入初期は、商品の情報登録を行う必要があります。
一度登録すれば、次回からの登録は必要ありませんが、導入初期はどうしても、商品登録に時間がかかってしまう可能性があります。
最近では、POSレジに商品マスタを搭載しているPOSレジも存在するため、商品登録の手間を省きたい方は、商品マスタが搭載されているPOSレジを選択するのも1つの方法です。
インターネット環境が必要
POSレジは、データ収集にインターネット通信を利用しているため、インターネット環境が必要不可欠です。
インターネット環境がない、もしくは不安定な状態では、POSレジ本来の力を発揮することは難しくなります。
導入前には、しっかりと自社のインターネット環境について確認しておくようにしましょう。
リサイクルショップで使用可能なPOSレジ8選
リサイクルショップに合ったPOSシステムは様々存在していることから、どのPOSレジを選べば良いのか悩む方が多くいます。
ここからは、リサイクルショップに特化しているPOSレジをご紹介させていただきます。
自社が持っている課題とPOSレジが解決できる部分を照らし合わせて、適切なPOSレジを導入してください。
ReCORE
ReCOREはリユース業界にて活躍してきたメンバーが開発している、リユース業界向けのPOSシステムです。
ReCOREはクラウド型のPOSシステムである事から、システムがクラウド上にある事で遠隔での操作や確認、タブレットやスマートフォンでの操作も可能になっています。
またReCOREが持っている強みとして、約1億点のデータが入っているマスタ機能を搭載している事から、商品査定業務の属人化を解消できるシステムとなっています。
さらにReCOREには複数ECモール併売機能がついており、最大7ECモールへの併売が可能となっています。
複数ECモールの価格や商品の更新をReCORE上で一括操作できる事から、ECモールに商品を出品している人にとってはとても便利なPOSです。
MOOVE
MOOVEは、株式会社コモンプロダクツが開発提供しているクラウド型POSシステムです。
MOOVEの強みとしては、「単品管理」「状態管理」「個品管理」の3階層の画面を、用途に応じて使い分けすることで柔軟に管理ができます。
また1,000万点のデータを持っているマスタ機能では、14種類の検索パターンを持ち合わせているので検索も簡単になっています。
またマルチウィンドウの機能があり、複数メニューを同時に操作しながらの業務が可能です。
SPIRE POS
株式会社フューリックスが開発提供しているSPIRE POSは、4,900円のスモールプランから使用開始が可能かつ30日間の無料プランも提供しています。
SPIRE POSの強みとしては、いくつかの機能を他会社のシステムと連携させている事から業務の効率化が可能となっています。
例えばSPIRE POSはLINEとYobocaというシステムと連携させているので、LINEを追加するだけで顧客の査定終了などの呼び出しが簡単に行えます。
またセルフレジ機能も提供している事から、近年増えてきているセルフレジの導入も簡単に実現できます。
さらにeタブという手書きで顧客が情報を記載すれば、システム上に落とし込まれる機能とも連携しています。
タロスPOS
株式会社タロスが提供しているタロスPOSは、現在国内で1,600店舗が導入しているPOSシステムです。
多種多様なリユース業界の企業が活用しており、リユース業界のPOSシステム会社では老舗です。
タロスPOSの特徴として、リユース業界における様々な業態タイプにあった各パッケージを提供しています。
モバイルと連携している事で、スマートフォンで査定可能な機能などを搭載しています。
リサイクルPOSシステム
リサイクルPOSシステムは、必要な業者への一括お問い合わせなどの業務を代行してくれる会社である一括.jpが提供しているPOSシステムです。
こちらのPOSはその名の通りリサイクルショップ専用のPOSとなっており、リサイクルショップに必要な基本機能を取り揃えています。
リサイクルPOSシステムの強みとして、24時間365日の強力なサポート体制が構築されているところです。
総合リサイクルショップを始め、約1,000店舗の多種多様なリユース業界の企業が活用しています。
U-SHOP POS
U-SHOP POSを提供している会社は、中古ビジネスに特化したITソリューションを複数展開している中古業界専門のIT企業です。
このような事から、中古業界特有の在庫管理や価格設定など業界の事情にも詳しいのが強みとなっています。
ただし初期費用として110,000円必要であり、その後月額19,800円~もかかってきますので、他のPOSと比べて高額です。
R2システム
R2システムも、老舗のPOSシステムを開発しているベンダーです。
導入事例は1,500件ほどあるので、信頼性や歴史があるベンダーとなっています。
R2システムは小売業をメインターゲットにしているシステムなので、機能性も充実しています。
月額費用も13,000円からと他のPOSと比べて、少し安価になっているのが特徴です。
Stage Pro
Stage Proは、ゴルフやリユース業界に特化したPOSシステムです。
Stage Proの強みとして、金や銀、プラチナなどのグラム買取ができる点です。
このような事から、ブランド品を多く取り扱う事業者にはおすすめのPOSとなっています。
もしくはゴルフに専門性のあるPOSなので、ゴルフ関係を取り扱っている事業者にもおすすめです。
リサイクルショップの業績向上に最適なPOSレジ「ReCORE」とは?
ここまでの説明で、リサイクルショップの業績向上にはPOSレジを導入すべきだと感じた方は多いかと思います。
しかしながら、POSレジのような基幹システムをいきなり導入するのは、とても勇気のいることだと思います。
特に買い切りのPOSレジだと、購入金額が高くなる上に、一旦購入するとそれ以上の性能になることはありません。
クラウド型のPOSレジの場合、導入コストを抑えられるというメリットに加えて、新機能追加や機能改善を行っていくことができます。
これにより、常に時流に対応したシステムを活用することができます。
リユース・リテール業界向けのクラウドPOSシステムReCOREは、リサイクルショップが使うことを考えて、POSシステムの開発を行っています。
ReCOREを導入するメリットには
・充実した商品データベースで査定業務の属人化を解消
・EC出品化を簡易化
・顧客データを活用した売買促進活動を実施可能
・ABC分析を活用して売買価格を調節できる
・多店舗経営が可能
このようなものが挙げられます。
ここでは、ReCOREを導入するメリットについて確認していきましょう。
充実した商品データベースで査定業務の属人化を解消
ReCOREには、7500万件以上の商品データベースによる買取サポート機能で、査定の効率化と従業員による査定の差を軽減します。
この商品データベースは、頻繁に更新され増え続けていく上に、自社のルールに沿って登録することも可能です。
リサイクルショップでは、買取査定業務を行う人材が不足していることで悩んでいる人もきっと多いのではないでしょうか。
確かに買取業務は、顧客が持ってきた商品を見て、「この商品はいくらで売れるからいくらで買おう」と一瞬で判断しなければならないため、非常に難しい業務です。
商品の価値を一瞬で判断するためには、経験値やある程度の知識を備えておく必要があります。
そのため、特に入社したばかりの新人従業員などには買取業務は任せられないでしょう。
しかし、ReCOREの商品データベースを活用すれば、誰でも買取査定業務を行うことが可能です。
ReCOREの商品データベースでは、商品情報だけでなく、他社の販売価格まで確認することができます。
このデータベースを参考にすれば、このレベルの品物は5000円、このレベルなら3000円というように、過去の他店の取引データを元に買取価格を決めることができます。
この機能により、誰でも査定業務が行えるようになるので、査定業務の属人化を解消することができます。
EC出品を簡易化
ReCOREでは、複数モール同時出品機能や、在庫連動機能、受注管理機能などを備えているため、出品にかかる時間を従来のおよそ1/3まで削減することが可能です。
在庫連動機能を活用すれば、店頭とECモールで同一の商品を販売している場合でも、店頭で商品が売れると、ECモールの在庫数に自動的に反映させることができます。
手間や工数をかけずに、実店舗とECでの併売が可能になるので、販売時の在庫回転率・粗利率を最大化させることが可能になります。
また、複数モール同時出品機能を活用することで、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、Shopify、Yahoo!オークション、ラクマなどのモールにワンクリックで同時出品できます。
顧客データを活用した販促が実施可能
ReCOREでは、顧客属性ごとの販促を可能にする会員KPIの機能を搭載しているので、年齢や性別だけでなく、購入額や来店回数などの顧客属性を可視化して分析することができます。
この分析を元にして、販促に繋げることも可能です。
また、LINEミニアプリと連携させることで売買履歴やポイント確認、宅配買取の申し込み等がLINE内で完結します。
顧客を属性ごとに絞り込んで、狙った顧客層だけにLINEでの販促メッセージが可能になります。
購入金額が高い方だけに絞ってLINEでクーポンを配布するといった、顧客の属性に合わせた対応が可能になり、顧客データの活用がより加速します。
在庫管理機能を活用して売買価格を調節できる
ReCOREに搭載されている販売商品ABC分析機能では、販売した商品がどれくらいの期間で売れたのか、ABCでランク付けすることができます。
特にリサイクルショップなどのリユース業の場合、売れた商品が適正だったのかを考えることは非常に重要です。
- 早く売れすぎた場合は、販売価格が安すぎたのではないか?
- 遅く売れた場合、販売価格が高すぎたのではないか?
というように、調整を繰り返していくことで、その商品の価値を適正に評価することができます。
ReCOREのABC分析機能では、過去の販売履歴が保存されるため、データが蓄積されればされるほど、データの正確性が増していきます。
多店舗経営が可能
ReCOREでは、多店舗経営を行うにあたって必要な機能が多数揃っています。
例えば店舗間の商品移動機能や鮮度管理機能、店舗とEC間の在庫連動機能などは、商品の種類や数が多くなるリサイクルショップなどの在庫管理を一元化することができます。
また、在庫だけでなく従業員やジャンルごとの売上を可視化することもできるため、一時的に人手が足りない店舗に人を派遣したり、売れそうなジャンルの商品を他店舗から取り寄せたりと、臨機応変な対応が可能です。
ReCOREは1店舗でも、もちろんかなり効果が見込めますが、複数店舗の経営でより効果を発揮します。
まとめ
今回は、POSレジの基本的概念やメリット・デメリット、そしてリサイクルショップに必要なPOSレジの機能を紹介してきました。
POSレジを活用することで、リサイクルショップの買取や販売の負担を大幅に削減することができます。
また、販売や買取、顧客データなどはPOSレジ上に蓄積されていくため、それらのデータを分析し、施策を実行することで、業績アップを実現できます。
リサイクルショップなどのリユース業界で、POSレジの導入を検討の方には業務の負担軽減から業績アップのための分析機能を備えたReCOREがおすすめです。
現在ReCOREでは、無料でお問い合わせとダウンロードが可能です。
本記事でReCOREについてもう少し詳しく知りたいという方は、お問い合わせや資料ダウンロードをクリックしてみてはいかがでしょうか。
監修者:本荘 幸大
卒業後は株式会社船井総合研究所に入社し、ヘルスケア業界やフィットネス業界、飲食業界など幅広い業界のコンサルティングに従事。その後2022年4月より最年少メンバーとしてNOVASTOに入社し、リユース・リテール企業へのコンサルティングを行いながら社内ではマーケティングチームの立ち上げも行っている。