Yahoo!ショッピングの商品登録ツールとは?複数併売向けも紹介
Yahoo!ショッピングに出品する際には、運営ツールであるストアクリエイターProの操作が必要です。
ストアクリエイターProには、ストアページの作成、注文処理、決算管理など、ストア運営に必要な全ての機能がまとめられているツールです。
しかし、ストアクリエイターProを使って商品登録をおこなっている方の中には
- 使い方が難しく出品登録作業が負担になっている
- Yahoo!ショッピングへの販売をもっと楽にしたい
- 複数モールに出品登録をする時に手間がかかる
と悩まれている方も多いかもしれません。
今回は、そのような悩みを解決する方法として、外部の商品登録ツールの導入について具体例を用いながら詳しく解説します。
目次
Yahoo!ショッピングのストアクリエイターProのよくある悩みとは?
まずはストアクリエイターProを使う時につまずきやすいポイントを確認します。
Yahoo!ショッピングに出店されている方は、以下のような悩みを抱えていないかぜひ確認してみてください。
このような悩みを抱えている方はストアクリエイターPro以外の商品登録ツールを導入することで効率化を大きく進めることができます。
商品ページに商品登録をするのに手間がかかる
Yahoo!ショッピングで商品を出品する際には、商品基本情報、カテゴリ、発送日情報、販促情報、送料などを設定した「商品ページ」を作成する必要があります。
複数の画面を往復して商品登録をしなければならないこともあり、手間や時間がかかってしまうことがあります。
他にも、中古品を販売する場合は、商品の状態を正確に説明することが大切です。
同じ商品でも、複数個の在庫としてまとめて登録することは基本的に禁止されており、1つ1つの商品を個別に登録する必要があります。
このように、毎回1つ1つの商品ページに商品登録をおこなうのは時間や手間がかかり、その分の人件費もかかります。
たしかに、ストアクリエイターProでは、CSVファイルをアップロードすることで一括編集もできます。
ただし、CSVファイルのアップロードを「項目指定」か「追加」モードでおこなうところを「上書き」モードでおこなうと、意図せずに商品情報が削除されてしまうことがあるので注意が必要です。
複数のECモールへの同時出品には手間がかかる
Yahoo!ショッピングに出店している人の中には、複数のECモールに出品・出店をおこなっている事業者も多いのではないでしょうか。
ストアクリエイターProはYahoo!ショッピングの運営ツールであるため、他のECモールとは連携しておらず、同時出品をするには各モールにログインして、情報を入力する必要があります。
特に、同じ商品を複数のECモールに出品している人にとっては、商品登録のたびに各ECモールで同じような作業を繰り返さなければなりません。
単純な作業ではあるものの、手間も人件費もかかってしまうため、コストを削減するためにはECツールの導入などを検討する必要があります。
複数モールに出品した在庫の管理が大変
各モールにどの商品を出品していたかを管理するのは手間がかかりますし、在庫の偏りによって売り逃しが発生する可能性もあります。
また、同じ商品を複数のモールで販売するEC併売をおこなっている方の中には、あるモールで商品が購入された時に手作業で在庫の取り消しをおこなっている方も多いかもしれません。
しかし、各モールの管理画面にログインして、1つずつ在庫を修正するという作業は手間も人件費も発生するので、多くのコストがかかります。
さらに営業時間外に購入された時には在庫を取り消すのが遅れ、同じ商品が他のモールでも購入されてしまう「売り違い」を引き起こしかねません。
Yahoo!ショッピングの手間を減らす商品登録ツールとは?
Yahoo!ショッピングの運営ツールであるストアクリエイターProは名前の通り「プロ」仕様になっており、ストア運営に必要な機能が全て揃っている一方で、その複雑さゆえに使いにくいと感じる方もいるかもしれません。
しかし、Yahoo!ショッピングへの商品登録をおこなうのは、ストアクリエイターProだけではなく、連携している外部の商品登録ツールを導入することでも可能です。
また、上記で紹介したような
- 商品登録に商品登録するのに手間がかかる
- 複数のECモールへの同時出品には手間がかかる
- 複数モールに出品した在庫の管理が大変
などの悩みは、外部の商品登録ツールを導入することで解決できます。
このような悩みに対して、弊社の「セルモア」がどのように解決するのかについて紹介します。
ツール内で商品登録ができ、複数モールに同時出品ができる
セルモア内の項目へ情報入力するだけで、商品登録情報がYahoo!ショッピングの商品ページへと反映され、同時にAmazon、Yahoo!オークション、楽天市場、Shopify、楽天ラクマ、メルカリShopにも商品登録をすることできます。
セルモア内では、Yahoo!ショッピングやその他ECモールで出品する際に必要になる、商品情報の登録、写真の登録、カテゴリの設定を行うことができます。
出品したいモールを選択して商品情報を入力し「出品する」ボタンをクリックするだけで選択したモールへ一括で出品が可能です。
セルモアでは出品予定日時の設定も行うことが可能なため、売れやすい時間帯に予約設定をするなど、商品登録した日時から出品までの時間を空けることも可能です。
また、セルモアはストアクリエイターProと比較してUIが良く、シンプルであるため、どなたでも使いやすい仕様になっています。
1回のツールの中に商品情報を登録すれば、1度に複数のECモールへと同時出品することができるため、手間を省くことができます。
複数のECモールの在庫情報を自動で連動できる
複数モールへ出品する場合、どのモールにどんな商品を出品していたのか把握するのが難しくなりますが、セルモアではリアルタイムで商品情報を一覧表示し、一元的に管理することができます。
複数のECモールに出品した商品の価格など、商品情報を一括で編集し、各ECモールに反映することも可能です。
毎回、各ECモールへログインをして、編集をおこなう必要がなくなるため、時間と手間の削減が実現します。
また、ネットショップで購入された商品は他のサイトでも在庫が自動的に取り下げられるので、売り違いを防ぐことができます。
手作業で在庫を取り下げている場合、営業時間外に購入されたり、作業が少し遅れたりすると売り違いのリスクが高まり、顧客とのトラブルに繋がる可能性があります。
しかし、セルモアのようなツールを利用することで、複数のECモールで出品したとしても、在庫管理が複雑化することなく、販路を拡大することが可能です。
商品の登録情報のテンプレートを作成・活用する機能がある
商品登録ツールには、独自の情報入力画面があり、そこに情報を当てはめていくようにしていく形で登録することが一般的です。
一度テンプレートを作成しておけば、その後に商品登録する場合には情報の入力を最小限に抑えることができます。
例えば、アパレル店や、特定の商材に特化した専門店などでは、商品カテゴリーや基本情報が同じであることが多いため、テンプレート機能を使うことで業務効率化を目指すことができます。
特に、中古品を扱う際には、基本的に個々の商品ごとに商品登録をする必要がありますが、テンプレート機能の活用によって、リユース事業者の業務を大幅に効率化できます。
おすすめの商品登録ツールの比較
先ほど「セルモア」を例として紹介したのは、EC一元管理システムに搭載されている基本的な機能です。
近年、たくさんのEC一元管理システムが登場している中でどれを選べば良いかわからないという方も多いと思います。
ここでは、セルモア、ReCORE、ネクストエンジン、TEMPOSTARの4つのEC一元管理システムを比較していきます。
セルモア | ReCORE | ネクストエンジン | TEMPOSTAR | |
対象事業者 | リユース | リユース | リテール | リテール |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
料金形態 | 月額基本料金のみ(一律11,000円) | 月額基本料金(2プラン 16,500円, 22,000円)+ 追加機能に合わせて課金 | 月額基本料金(3300円)+受注従量課金制(受注件数によって商品の単価が変動) | 商品課金制(2200円〜16500円+受注従量課金制 or 受注定額課金 |
無料期間 | 1ヵ月 | 2週間の無料デモアカウント体験 | 30日間 | 30日間 |
システムの利用に必要な専門性 | 低 | 中 | 高 | 中 |
公式サイト | https://sellmore.cc/ | https://recore-pos.com/ | https://next-engine.net/ | https://commerce-star.com/ |
セルモア
「セルモア」は、複数モールへの併売を簡単におこなうことができるリユース事業者に特化したEC一元管理システムです。
複数のECモールへの同時出品をはじめ、在庫管理や受注管理、売上管理などのEC運営に必要な機能を網羅しており、リユース事業者が使いやすい設計になっています。
初めてEC一元管理システムを導入される方でも使いやすいようなシンプルなデザインで、ストアクリエイターProの操作で苦戦していた方でも簡単に使用できます。
連携するECモールや在庫数にかかわらず、一律で月額11,000円(税込み)で利用可能で、スモールビジネスを行う方でも気軽にお使いいただけます。
初めの一ヶ月は無料トライアルの期間もありますので、実際に使用してみてから導入を検討することも可能です。
ReCORE
「ReCORE」は一般的なEC一元管理システムに搭載している機能に加えて、実店舗との連携に優れた機能を多く搭載しているリユース事業者向けクラウド型POSシステムです。
実店舗やECモール間の在庫連動をおこない、全ての店舗の在庫を一元化することができるので、店舗ごとの在庫の偏りを防ぐことで売り逃しを防ぎ、欠品を防ぎつつも無駄な在庫を抱えるようなことがなくなります。
また、買取査定アシスト機能や顧客情報をもとにした販促メッセージの送信、分析機能などを搭載しています。
リユース事業を中心とした小売業運営に必要な機能を多く揃えており、多彩な機能であらゆる業務を完全にサポートします。
現在、実店舗とEC販売の両方を運営している方や、今後EC販売に注力していきたい方にとっては非常におすすめのEC一元管理システムです。
ネクストエンジン
「ネクストエンジン」はEC運営にかかるコスト削減に貢献する多機能なEC一元管理システムです。
アプリを用いて、機能をカスタマイズ・追加することもでき、事業規模や環境の変化にも柔軟に対応していくことができます。
また、導入支援、運用支援、活用支援などのサポートも充実しており、各事業者に最適な支援を提供しています。
TEMPOSTAR
「TEMPOSTAR」は、企業ごとの運用方法に合わせた柔軟な使い方が可能なEC一元管理システムです。
店舗ごとの環境に合わせて在庫管理や商品情報の入力、帳票作成などを独自にカスタマイズすることができます。
カスタマイズ後も、システムのバージョンアップは無償で適応してもらえるため、常に最適化されたシステムを利用することが可能です。
低価格で使いやすい商品登録ツール「セルモア」とは?
弊社が提供している商品登録ツールである「セルモア」はリユース事業に特化したツールであり、作業フローやテンプレート作成がリユース業者が使いやすいように開発されています。
また、連携しているECモールの数や出品数に関係なく、一律で月額11,000円(税込)で利用することができ、初月は一ヶ月無料でお試しいただくことができます。
セルモアはどんな人でも使いやすいようにシンプルなUIになっており、商品登録や複数モールへの出品がスムーズになり、全体の業務効率が向上します。
ここからは、セルモアの実際の操作画面と共に、出品手順について解説します。
ステップ0:テンプレートを作成しておく
セルモアでは商品ページのテンプレートを作成し、登録しておく機能があります。
テンプレートの作成は「設定」の「出品テンプレート」からおこなうことができます。
テンプレートは複数個作成することができるので、商品状態や商品カテゴリー、モールなどに応じて、自由に登録してください。
まずは「テンプレート名」を決め、Yahoo!ショッピング、Amazon、Yahoo!オークション、楽天市場、Shopify、楽天ラクマ、メルカリShopsから出品したいECモールを選択し、それぞれのECモールに必要な項目を設定していきます。
必要項目を入力して「新規作成する」ボタンを押せば、テンプレートの作成は完了です。
ステップ1:商品を追加する
「出品する」のボタンから商品情報を登録して、各ECモールへと出品します。
商品の画像ファイルを添付し、タイトル、価格、税抜き原価、数量を入力し「追加する」のボタンをクリックします。
出品する際、「税抜き原価」は購入者には表示されませんが、原価を入力しておくことで利益管理をすることができます。
そして「テンプレート」から事前に作成しておいたテンプレートを選択し「適応する」をクリックすると、カテゴリーや商品の説明、配送方法など、事前登録した内容が自動で入力されます。
ステップ2:詳細情報の入力確認
商品名やブランドなどテンプレート登録していない部分は、出品する商品に合わせて情報を入力します。
必要な項目を全て入力した後は「出品する」というボタンを押すだけで、必要な情報がそれぞれのECモールで自動で入力され、出品が完了します。
実店舗とECの完全連携を目指すならReCORE
ReCOREのホームページはこちらから
ここまでEC一元管理ツール「セルモア」についてお話しましたが、
- 実店舗とネットショップの両方の在庫や顧客情報をまとめて管理したい
- 在庫数が多すぎて、在庫管理が追いつかず・時間がかかっている
このような問題を抱えている事業者には、リユース・リテール向けのクラウド型POSシステムである「ReCORE」が最適です。
まず、ReCOREは実店舗の会計もサポートするPOSシステムなので、実店舗とECで販売しながら、在庫や売上の管理をすることができます。
また、ReCOREは上記で紹介したセルモアの機能に比べて、ReCORE内の1億件以上の商品データを引き継いで商品登録ができる点や、古物台帳として顧客情報の管理、棚番号ごとに在庫管理を行える点といった在庫管理機能が強化されています。
ここからはセルモアの機能を超えて、ReCOREだけで使うことのできる機能について紹介していきます。
店頭販売・買取機能
ReCOREはリユース業界に特化したPOSシステムで、店頭での販売や買取業務を効率化することができます。
まず、ReCOREの会計機能では、レジで在庫登録時に発行されたバーコードをスキャンして会計をすることができます。
他にも、カード決済機や自動釣り銭機との連携、クーポンの割引適用など、多くの機能が搭載されています。
買取査定機能では、買取商品が、各ネットショップで最低価格いくらで販売されているのかを把握することが可能です。
さらに、過去に店舗内で行った取引利益を確認することも可能なので、これらの数値を参考に買取価格を決めることができます。
これらのデータを活用することで、誰が買取査定を行っても一定の質を保つことができ、買取査定業務の属人化を解消することが可能です。
実店舗とEC間の在庫管理機能
実店舗で販売している商品をネットショップでも販売することで、商品の露出が増え、販売機会を増加させることができるため、売上の向上が期待できます。
ReCOREでは商品毎にバーコードを発行しラベルを貼って管理することができるため、商品数が多い場合や店舗とネットショップで併売を行っている場合でも商品管理(特に棚卸し)がスムーズになります。
ReCOREのロケーション機能によって、陳列棚や倉庫間、店舗間の移動をシステム内で対応することができます。
KPI分析機能
ReCOREでは、店舗とECサイトのデータを分析するKPI分析機能も搭載されており、売上分析、在庫分析、スタッフ分析、会員分析の4つの分析をおこなうことができます。
売上分析機能では、商品の売上単価や在庫状況、回転率、粗利率など売上指標を網羅的に確認できます。
在庫分析機能は、在庫の滞留日数や商品の重要度などを詳細に分析し、滞留在庫の効率的な処理や商品の需要変動に応じた仕入数の調整など、在庫管理を効率的におこなえます。
スタッフ分析機能では、各スタッフの品出し金額やEC出品業務量などを確認することができ、業績評価や教育プランの策定など、人材マネジメントをサポートします。
会員分析機能は、会員の属性や来店頻度、休眠顧客、過去の購買履歴などを分析し、効果的なマーケティング戦略やキャンペーンの計画立案に活用することができます。
ReCOREの分析機能はリユース企業に必要な分析項目を多数揃えており、データを有効に活用することが可能です。
サポート体制
NOVASTOにはリユース業界に詳しいメンバーや現場経験のあるメンバーが多数在籍しています。
そのメンバーによる、オンラインミーティング、電話サポート、無料チャットなどのReCOREの運用サポートを受けて頂くことができます。
また、リユース業界に詳しいスタッフだからこそできる、現場に寄り添った運用開始までのサポートやスピーディーな機能開発もReCOREの特徴となっています。
このように、弊社のリユース業界に詳しいスタッフからのサポートを受けられることもReCOREを導入するメリットです。
まとめ
本記事では、Yahoo!ショッピングの運営効率化を叶える商品登録ツールについて解説しました。
Yahoo!ショッピングの運営ツールであるストアクリエイターProは出品業務の全てがまとめられている便利なツールではありますが、特に慣れるまでは使い方が難しいと感じることが多いかもしれません。
しかし、Yahoo!ショッピングと公式連携をしている商品登録ツールを使うことによって、商品登録作業を大幅に効率化することができます。
テンプレートの登録や、複数ECモールの一括登録・整理ができる弊社の「セルモア」を活用していただくことによってYahoo!ショッピングでの商品登録を効率化することができます。
商品登録ツール導入により確保できたリソースを活かしビジネス拡大に注力することができます。
セルモアでは、従量課金なしで最大7モールと連携でき、一律で月額11,000円(税込み)でき、現在は1か月無料トライアルも実施しています。
少しでもセルモアにご興味がありましたら、ぜひお気軽に1か月無料トライアルをお試しください。
セルモアについてより詳しく知りたい方はセルモアホームページへ
セルモアの無料トライアルのお申し込みはこちらから
監修者:本荘 幸大
卒業後は株式会社船井総合研究所に入社し、ヘルスケア業界やフィットネス業界、飲食業界など幅広い業界のコンサルティングに従事。その後2022年4月より最年少メンバーとしてNOVASTOに入社し、リユース・リテール企業へのコンサルティングを行いながら社内ではマーケティングチームの立ち上げも行っている。