ヤフショとヤフオク!の併売で儲かるための方法を初心者向けに解説  

ヤフショとヤフオク!の併売で儲かるための方法を初心者向けに解説  

Yahoo!ショッピングとYahoo!オークションストアへの併売がストアクリエイターProで統一されたことで、1つのシステムで両モールへ同時併売ができるようになりました。

しかし、ストアクリエイターProが複雑で、併売するのが難しいや他のモールへ併売するには不便と感じる方も多いのではないでしょうか。

今回は、Yahoo!ショッピングとYahoo!オークションの併売において、

  • 自動併売される条件が知りたい
  • 併売する具体的な方法を知りたい
  • Yahoo!ショッピングとYahoo!オークション以外で併売する方法を知りたい

という方に向けて詳しく解説します。

前提として、法人向けであるYahoo!オークションストアは個人向けのYahoo!オークションとはシステムが異なりますので、本記事では、法人向けのYahoo!オークションストアについて取り上げています。

Yahoo!ショッピングとYahoo!オークションで併売はできるのか?

結論から言うと、併売を行うことができますが、出品形式によって自動で併売するためのツールが異なります。
Yahoo!オークションでは定額形式とオークション形式の2つの出品方式があり、定額形式ではストアクリエイターProで行うことができ、オークション形式では別の会社が提供している一元管理システムを利用することで自動併売することができます。
定額形式の場合ではストアクリエイターProにのみで行うことができますが、他のモールを検討している場合やストアクリエイターProの操作が複雑だと感じている方は一元管理システムの導入の検討をおすすめです。

Yahoo!ショッピングとYahoo!オークションの併売の手続きは?

参考:Yahoo!オークションストア開店審査

Yahoo!ショッピング・Yahoo!オークションの出品システムはストアクリエイターProが統合されたため、どちらのモールに出品する場合でも契約が必須になりました。
Yahoo!ショッピングで既に販売しており、Yahoo!オークションへ併売を行いたいと考えている事業者の方は、まずストアクリエイターProからのYahoo!オークションへの出店申し込みを行う必要があります。
その後Yahoo! JAPANとの書類上のやり取りを行った後に、審査の結果が通知されます。
既にYahoo!ショッピングへ出店を行っている事業者の方であっても、所要時間は2ヵ月ほど必要になる場合もありますので、計画的に出店申込みをおこないましょう。

Yahoo!ショッピングとYahoo!オークションの併売する方法は?

Yahoo!ショッピングとYahoo!オークションの併売は、Yahoo!オークションでどのように販売するかで決まります。

以下は、Yahoo!オークションの販売形式によって分類した表です。

Yahoo!オークションの販売形式定額形式オークション形式
販売価格の決定出品者が販売価格を決めるユーザーが価格を提示し、最高値が落札
出品登録ストアクリエイターPro競りナビ(ストアクリエイターPro内)
Yahoo!ショッピングとの併売自動で併売自動で併売されない
Yahoo!ショッピングとの併売方法自動でYahoo!ショッピングにも出品される外部のEC一元管理ツールの導入

Yahoo!ショッピングとYahoo!オークションの併売で使用できるシステム

Yahoo!オークションには販売形式が「定額形式」と「オークション形式」の2つあります。

Yahoo!ショッピングとYahoo!オークションが自動併売されるのは、「定額方式」のみになります。

「オークション形式」でも併売をする場合には、外部のシステムを導入することで、併売することが可能です。

ここからは、販売形式によって出品の方法や併売についてのシステムが異なりますので、「定額方式」「オークション形式」のそれぞれを解説します。

定額形式

定額形式とは、一般的なネットショップと同じように、出品者が販売価格を決める販売形式です。

Yahoo!オークションで「定額形式」として出品するためには、ストアクリエイターProから出品登録をおこないます。

この際、Yahoo!オークションに出品された商品は、Yahoo!ショッピングにも自動で出品されます。

そのため、簡単に販路を増やすことが可能ですので、このシステムを上手く活用していきましょう。

オークション形式

「オークション形式」とは、ユーザーが価格を提示し、最も高値をつけたユーザーが購入できるという仕組みの販売形式です。

「オークション形式」で販売する場合にはストアクリエイターPro内の「競りナビ」から出品します。

しかし、Yahoo!オークションに出品しても、Yahoo!ショッピングに自動で併売されることはありません。

併売を希望する場合には、外部のEC一元管理ツールを導入することが必要です。

Yahoo!ショッピングとYahoo!オークションで併売するためのシステムの使い方とは?

同時出品をするとなると工数が増えて大変ではないのかと感じている方もいるのではないでしょうか。

定額形式でのストアクリエイターProでの併売方法とオークション形式での一元管理システムでの併売方法について解説していきます。

定額形式で併売する場合

Yahoo!オークションで「定額形式」として出品する際には、Yahoo!ショッピングに自動で併売されます。

Yahoo!ショッピングで出品登録した商品をYahoo!オークションで出品する際に追加したい情報がある場合には、ストアクリエイターProから設定することができます

ストアクリエイターPro内にある「ストア構築」の「ページ編集」を選択した後、表示された画面の左カラムにある「サイトマップ」から該当商品の「編集」をクリックします。

次に、「Yahoo!オークション追加情報」のタブを選択し、各項目に必要事項を入力します。

オークション形式で併売する場合

オークション形式で外部ツールを導入することによって、Yahoo!オークションとYahoo!ショッピングの併売が可能です。

より具体的にイメージしていただくために弊社が提供している一元管理システムである「ReCORE」「セルモア」での併売方法について紹介させていただきます。

弊社の一元管理システムでは、Amazon、楽天市場、Yahoo!オークション、Yahoo!ショッピング、メルカリShops、楽天ラクマ、Shopifyの7モールへの同時出品が可能です。

出品テンプレートを作成することができるため、出品の際に必ず必要な情報をあらかじめ登録が完了した状態にすることができます。

あらかじめ作成しておいたテンプレートを選択するだけで出品を行うことができるため、出品のたびに商品情報を入力する手間を省くことができます。

これらの機能を活用することで、最短2分で7モールへの同時出品を行うことができます。

Yahoo!ショッピング・Yahoo!オークション以外のモールへの併売方法は?

ここまでは、Yahoo!ショッピングとYahoo!オークションで併売する場合について解説してきました。

しかし、例えばメルカリShopsや楽天市場などの他ネットショップと併売する場合には、どのような方法があるのでしょうか?

結論を先に伝えると、EC一元管理ツールを導入することをおすすめしています。

ここからはEC一元管理ツールについて詳しく解説していきます。

EC一元管理ツールとは?

モールとシステムのデータや機能を連携することができることをAPI連携といい、API連携により、複数のネットショップを一元化することのできるシステムを一元管理システムといいます。

EC一元管理ツールでは複数モールへの一括商品登録、出品、在庫管理・連携、受注管理などが可能です。

そのため、ストアクリエイターProでは対応できていないオークション形式での連携や他モールへの併売を一元管理システムのみで実現することができます。

EC販売に特化したシステムであるため、業務の自動化や効率化を図ることができ、業務コストや人為的ミスを減らすことが可能になります。

EC一元管理ツールのメリット

一元管理システムでは、1つのネットショップでかかる商品の登録から販売までの業務工数で複数のネットショップに出品をすることができるようになります。

商品登録では商品画像や商品情報などネットショップに共通する情報を入力した後、モール特異的な情報を追加入力するだけで、複数モールに出品可能な状態にすることができます。

在庫管理・連携では、商品の購入が行われた際には在庫数の調整をおこない、個品の場合は他の併売モールの在庫取り下げまで自動で行うことができます。

また、出品や受注状況がリアルタイムで反映されるため、商品のステータスを一元管理システム内で管理できます。

一元管理システムは併売する必要がある事業者の方にとって現状と見違えるほどの効果を期待することができるため、導入を検討することをおすすめします。

複数モールへの出品・受注を1つのツールで!「セルモア」

セルモアのホームページはこちらから

弊社のセルモアは、リユース事業者の方が(EC運営をされている方)システム1つで楽に複数モールへの出品や受注の管理ができるように作られたEC一元管理システムです。

セルモアは、メルカリShops、Yahoo!オークション、楽天ラクマ、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Shopifyの7つのECモールと公式連携しているため、最大7モールの出品から受注、発送までの管理を行うことができます。

セルモアは、モールの連携数や出品数に関係なく、一律月額11,000円(税込)で利用することができ、初月1ヵ月は無料トライアルでお試しいただくことができます。

さらに、セルモアは実店舗とECの一元管理が可能なPOSシステム「ReCORE」への出品データ引き継ぎもできるので、将来的にリユース事業全体をデジタル化したい方も安心して使い始めることができます。

複数のECモールに手軽に同時出品ができる

セルモアでは、Yahoo!ショッピング、Yahoo!オークション、Amazon、楽天市場、メルカリShops、楽天ラクマ、Shopifyのうち複数のECモールへの同時出品が可能です。

セルモアでは上記の7モールと、商品登録や在庫情報、受注情報のAPI連携がされているため、自社内で持っているECモールのアカウントを登録しておけば、同時出品の準備が完了します。

同時出品を行いたいモールを、セルモア内の出品先項目から選択して、共通の情報を入力することで、それぞれの商品ページに自動変換されます。

この機能により、各ECモールの出品画面からそれぞれ出品を行う非効率な業務から脱却することができます。

あらかじめ作成しておいたテンプレートを選択するだけで出品を行うことができるため、出品のたびに商品情報を入力する手間を省くことができます。

これらの機能を活用することで、最短2分で複数ECモールへの同時出品が可能になります。

複数のECモールの価格も一括で改定できる

価格同期機能

セルモアでは、ECモール毎に出品した商品価格の一括改定が可能です。

各ECモールではそれぞれ利用手数料や販売手数料が異なるため、ECモールによって販売価格を柔軟に変更したいと考える方も少なくないかと思います。

例えば、「メルカリShopsで販売している商品は店頭価格から10%値上げして販売する」といったように、自社の利益率を意識した価格変更を手軽に行うことができます。

また、在庫の滞留期間毎に複数ECモールを横断して価格を改定することも可能です。

例えば、「販売開始から30日経った商品を一括で10%に販売する」といったように、在庫の回転率を意識した価格変更も行うことができます。

この機能をうまく活用することで、ECモールごとにセールを行うことや在庫の調整を行うことなども可能になるため、EC販売の効果を最大化させることに繋がります。

複数のECモールの在庫情報を自動で連動できる

複数のECモールへ出品を行うと、在庫管理が複雑化し、在庫切れの商品が購入されてしまう「売り違い」などのリスクが高まってしまいます。

セルモアは、複数のECモールを自動で在庫連携をすることで、購入された商品は他チャネルでも出品を取り下げ、売り違いを防ぐことができます。

在庫連動は、受注が入った時だけではなく、同様の仕入をした際に在庫数を増やしたり、返品の際に在庫を戻したりなど、商品数の変動に応じて、各モールの在庫状況に自動で反映します。

セルモアによって、これまでの手作業での在庫を動かす業務が必要なくなります。

ヤマト・佐川との連携で発送処理も管理できる

ECに出品した商品が購入された後に、ヤマト運輸のB2クラウドや佐川急便のe飛伝を活用して、商品発送を行っている企業は少なくないかと思います。

ヤマトのB2クラウドや佐川急便のe飛伝は、宅急便の送り状を簡単に発行できるサービスです。

セルモアでは、ヤマトのB2クラウドや佐川急便のe飛伝と連携を行っているため、商品の送り状や宛名ラベルを自動発行することが可能です。

セルもでヤマトB2クラウドや佐川急便のe飛伝を連携させる流れとしては、

  1. セルモア経由でEC出品した商品が購入される
  2. 購入された商品の顧客情報をCSV形式でセルモアからエクスポートする
  3. エクスポートしたCSVをB2クラウドやe飛伝にインポートする
  4. B2クラウドやe飛伝で送り状や宛名ラベルを自動発行する
  5. 発行したラベルを梱包した商品に貼り付ける
  6. ヤマトや佐川急便に集荷依頼を行う
  7. 出荷後の情報をB2クラウドやe飛伝からエクスポートする
  8. エクスポートしたCSVをセルモアにインポートする
  9. 出荷後の伝票番号などがセルモア上で自動反映される
  10. 出荷済みメールを顧客に送信する

一度エクスポートし発送を行ったデータを、もう一度セルモアにインポートすることで、発送後の伝票番号や受発注管理が簡単に行なえます。

これにより、受注状況や在庫状況を自動で反映させることができるため、受注管理にかかる工数を大幅に削減することができます。

まとめ

本記事では、Yahoo!ショッピングとYahoo!オークションの併売について解説しました。

Yahoo!オークションでは、出品時に販売価格を決める「定額形式」と、販売価格がユーザーによって決められる「オークション形式」では出品方法が異なります。

「定額形式」ではストアクリエイターProから商品登録をおこない、Yahoo!ショッピングとYahoo!オークションで自動的に併売されます。

一方で「オークション形式」での販売は、ストアクリエイターPro内にある「競りナビ」から商品登録をおこない、ストアクリエイターProではYahoo!ショッピングと併売することができません。

Yahoo!オークションで「オークション形式」として販売する場合や、Yahoo!ショッピング以外のネットショップとも併売をおこないたい場合には、外部のEC一元管理ツールの導入が必要です。

弊社が開発している「セルモア」や「ReCORE」では、オークション形式での併売や、他のネットショップとの併売を叶えてくれます。

セルモアでは、従量課金なしで最大7モールと連携でき、一律で月額11,000円(税込み)でき、現在は1か月無料トライアルも実施しています。

少しでもセルモアにご興味がありましたら、ぜひお気軽に1か月無料トライアルをお試しください。

監修者:本荘 幸大

卒業後は株式会社船井総合研究所に入社し、ヘルスケア業界やフィットネス業界、飲食業界など幅広い業界のコンサルティングに従事。その後2022年4月より最年少メンバーとしてNOVASTOに入社し、リユース・リテール企業へのコンサルティングを行いながら社内ではマーケティングチームの立ち上げも行っている。

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