【EC一元管理システムおすすめ10選】選び方と導入メリットは?

【EC一元管理システムおすすめ10選】選び方と導入メリットは?

ECを一元管理できるシステムが欲しいけど、どんなシステムを選べばいいかわからないと悩んでいませんか?

現在市場にはたくさんのEC一元管理システムが存在していて、機能や価格も様々です。

システムの導入にはコストも必要になるため、「できることなら失敗したくない…」と考えるEC担当者もきっと多いのではないでしょうか。

今回は、そのような方のために10種類に厳選したおすすめのEC一元管理システムをご紹介します。

また、EC一元管理システムの選び方と導入するメリットについてもご紹介します。

本記事を読んだ後にはきっと、自社の目的に適したEC一元管理システムを選ぶことができるかと思うので、参考にしてみてください。

さっそくEC一元管理システムおすすめ10選が知りたい方はこちらから

EC一元管理システムとは?

POSシステム

EC一元管理システムとは、EC上の商品の受注や在庫管理、商品登録などの情報を集約して、効率的にEC運営や管理を行うためのシステムです。

ECの規模が大きくなったり、扱う商品の数が多くなってくると、受注や在庫、売上の管理などが煩雑化してしまいます。

EC一元管理システムを導入することで、それらの情報をまとめて管理することができるので、業務効率化とコストの削減を両立することができます。

EC一元管理システムの主な機能

EC一元管理システムを導入することで、具体的にどのような業務が解決されるのでしょうか。

ここでは、一般的なEC一元管理システムに搭載されている基本的な機能についてご紹介します。

受注管理機能

複数のECモールで出品を行っていると、受注管理が複雑化し、管理できなくなってしまいます。

そのような時でも、EC一元管理システムの受注管理機能を活用することで、複数のECモールからの注文データを一括で管理することができます。

これまでは、各ECモールの管理画面から行っていた確認作業を全て1つのシステム上で完結できるため、確認にかかる時間や工数を削減することが可能です。

在庫管理機能

従業員

複数のECモールや自社サイトの在庫情報を個別に管理するのは、大変非効率です。

複数のECモールの在庫情報を個別に管理している場合、片方のモールで商品が購入されるたびに、もう片方のモールの在庫数を個別に管理するなどの作業が必要になります。

EC一元管理システムの在庫管理機能では、各ECモールの在庫情報を連携させて一括で管理することができます。

片方のECモールで商品が購入された際にも、在庫変動を自動で管理してくれるため、商品が購入されるたびに個別で在庫を連動させる作業も不要です。

また、急な注文キャンセルや、返品などに関しても、全て在庫変動を自動化できるため、従業員の貴重な作業時間や金銭的コストをかけることなく、在庫管理を行うことができます。

一括出品機能

一般的に、複数のECモールへの出品を行う場合には、各ECモールの商品出品画面からそれぞれ出品を行う必要があります。

しかしながら、EC一元管理システムの一括出品機能を活用すれば、1回の出品作業で、複数モールへの出品を行うことが可能になります。

この機能により、出品にかかる時間を大幅に短縮することができるため、より優先度の高い作業に時間を費やすことができます。

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発注/仕入れ/決済/売上管理機能

EC運営では、発注や仕入れはもちろん、入金確認などの決済処理などの業務が必要になります。

取引の回数が少なければ、これらの業務はそこまで負担のかかる作業ではないものの、取引回数が増えてくると、手が回らなくなってしまいます。

EC一元管理システムでは、発注書の自動作成や決済システムとの連携による入金確認などの業務にも対応しているため、EC担当者の負担を軽減することができます。

また、EC運営を行っていく上で大切な売上管理を行うこともできるため、データを分析し、マーケティングや販促活動に活かしていくこともできるようになります。

メール送信機能

EC一元管理システムによっては、注文確定時にメールを送信する注文受付や発送連絡を自動化する機能を搭載したものもあります。

メール送信を毎回手動で行っていると、従業員の負荷が大きくなるだけでなく、送信忘れなどのミスが発生するリスクがあります。

EC一元管理システムであれば、商品が注文されると、自動で顧客に確認メールを送るといったオペレーションを組むこともできるため、顧客満足度の向上も期待できます。

EC一元管理システムを導入するメリット

EC一元管理システムの基本的な機能について理解できたところで、次にEC一元管理システムを導入するメリットについて確認していきましょう。

EC一元管理システムを導入するメリットを大きく分けると、

  • EC業務の効率化が実現できる
  • 人的ミスやトラブルを未然に防げる
  • 顧客満足度の向上が期待できる
  • 無駄なロスを減らし利益の最大化が期待できる

以上の4つが挙げられます。

ここからは、それぞれのメリットについて詳しく説明していきます。

EC業務の効率化が実現できる

EC一元管理システムを導入する1つ目のメリットは、EC業務の効率化が実現できることです。

機能の部分でも前述したとおり、EC一元管理システムでは、受注や在庫、商品登録、売上管理などのあらゆるEC業務を一括で行うことができます。

これまでは確認や管理作業に時間がかかっていた部分も、EC一元管理システムであれば一連の流れをスムーズに管理できるため、業務効率化が実現できます。

また、これまでは2人でEC管理を行っていた場合にも、EC一元管理システムを使えば、少ない人数で管理できるようになるため、人件費を削減することも可能になります。

人的ミスやトラブルを未然に防げる

人的ミスやトラブルを未然に防げることも、EC一元管理システムを導入するメリットです。

EC一元管理システムでは、受注管理、商品登録、在庫管理、売上管理、発送連絡などのECの一連の流れを一元化できます。

例えば商品登録が行われると、登録した商品が在庫として管理され、商品が購入されると、在庫数が自動で反映されるといった一連の流れです。

このように、1つの業務が終わると自動で次の業務に切り替わっていくため、人的ミスやトラブル発生のリスクを最小限に減らすことができます。

顧客満足度の向上が期待できる

顧客満足度

EC一元管理システムを導入することで、顧客満足度の向上も期待できます。

発送後のメール送信機能を自動化したり、在庫管理を徹底して欠品を未然に防いだりなどのEC業務の基本をミスなく行うことで、顧客に安心して商品を購入してもらうことができます。

また、EC業務にかかる工数を効率化することで、顧客対応に集中することもできます。

キャンセル時やトラブル発生時の迅速な対応、丁寧なクレーム対応など、きめ細やかなサービスに時間を割くことができるため、総じて顧客満足度を向上させることができます。

無駄なロスを減らし利益の最大化が期待できる

無駄なロスを減らし利益を最大化させられることも、EC一元管理システムを導入する大きなメリットです。

例えば、在庫管理や在庫分析を効率良く行うことで、欠品による販売機会の損失や、過剰在庫による売れ残りなどを防ぐことができます。

販売機会の損失が防げれば、売上の増加が期待でき、在庫の売れ残りを防げれば、無駄なコストの削減にも繋がります。

また、EC出品にかかる時間を短縮できるので、多くのECモールに出品し、商品露出機会を増やすことも可能になります。

このように、EC一元管理システムの各機能を活用することで、無駄なコストは削減し、売上を伸ばすための施策を優先的に実施できるため、無駄なロスを減らしし、EC事業の利益を最大化することができます。

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EC一元管理システムの選び方 

EC一元管理システムのメリットを確認して、「よし!EC一元管理システムを導入しよう」と決めた方もいるかと思います。

しかしながら、EC一元管理システムにはたくさんの種類があり、「どのシステムを選べばいいかわからない」という方も少なくないはずです。

ここではEC一元管理システムを選ぶ際に、どのような点に注意して選ぶべきかというポイントを5つご紹介します。

これらのポイントに気をつけて、システムを比較することで、自社に適したEC一元管理システムを選定することができるので、ぜひ参考にしてみてください。

料金プラン

コスト

EC一元管理システムは、導入に費用が発生するため、料金プランについては、1番に確認しておく必要があります。

システムによって、料金形態が大きく異なることもあるため、自社ECの運営方法に対して最も費用対効果の高いものが選択できればベストです。

また、必要に応じてオプションを追加できたり、規模が拡大した際に追加料金で対応できるかなどの柔軟性についても確認しておくことが大切です。

連携しているECモール

自社で既に活用しているECモールや将来的に活用したいと考えているECモールとの連携が可能かどうかについても事前に確認しておく必要があります。

自社で出品したいのに、未対応だった場合、そのモールだけ個別に運用する必要が出てくるため、非効率な運営になってしまいます。

また、自社で構築したECサイトを運用している場合には、当然ですが自社サイトとの連携がスムーズに行くかどうかについても事前に確認が必要です。

顧客管理機能の有無

ECを長期的に運営していく上では、新規顧客だけでなくリピート客の獲得が必要です。

リピート客を安定的に獲得していくためには、顧客管理機能を活用して集客や販促活動に力を入れていく必要があります。

例えば「ReCORE」の顧客管理機能では、会員化した顧客を購入条件や来店状況によって絞り込み、SMSやメール、LINEなどで顧客属性に適した販促メッセージやクーポンをを送信することが可能です。

EC一元管理システムを選ぶ際には、ECの既存業務の効率化はもちろんのこと、顧客管理によるリピート客の育成・集客が可能かどうかについても十分考慮しなければなりません。

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自社の基幹システムとの連携

自社で既にシステムを採用している場合には、それらのシステムと連携が可能かどうかについても確認しておく必要があります。

例えば、実店舗とEC両方で販売を行っている企業の場合は、EC一元管理システムとは別にPOSシステムで在庫を管理しているケースもあります。

そのような場合には、自社で利用しているPOSシステムとEC一元管理システムが連携可能かを確認しておきましょう。

仮に連携が難しい場合には、ECの管理ができるPOSシステムを選ぶなど、ECと実店舗を一元管理できるシステムの導入をおすすめします。

無料体験やデモ機の使いやすさ

ネットショッピング

導入したいEC一元管理システムに無料体験期間やデモ機の使用ができる場合には、契約前に実際に使用感を確かめてみることもおすすめです。

実際に使ってみることで「便利だと思っていた機能が実はそんなに必要なかった」などの新たな発見があるため、無料で体験できるのであれば積極的に使って、使用感を確かめてみましょう。

EC一元管理システムおすすめ10選

IT

ここからは、EC一元管理システムおすすめ10選をご紹介します。

今回は、価格・機能・対応モールの3つの軸でそれぞれ比較表を用意しました。

価格一覧表

サービス名 初期費用 基本料金 無料期間
セルモア 0円 11,000円 1カ月
ReCORE なし 16,500円〜 無料デモアカウントあり
ネクストエンジン 0円 10,000円 30日間
TEMPOSTAR 0円 10,000円 30日間
CROSS MALL 0円 5,000円〜 オンラインデモ無料体験あり
アシスト店長 30,000円 25,000円 15日間
GoQSystem 100,000円 64,800円 20日間
タテンポガイド 0円 10,000円 90日間
助ネコ 30,000円 37,000円 30日間
WORLD SWITCH 非公開 非公開 非公開

機能一覧表

サービス名 主な機能
セルモア 在庫管理,在庫連携,受注管理,複数EC同時出品,売上管理,価格一括変更機能
ReCORE 在庫管理,受注管理,実店舗EC在庫連携,複数EC出品,顧客・従業員管理,LINE連携
ネクストエンジン 在庫管理,受注管理,商品登録,倉庫連携,POS連携,発注仕入,メール送信
TEMPOSTAR 在庫管理,受注管理,商品管理,外部連携機能(決済,伝票,物流)
CROSS MALL 在庫管理,受注管理,商品登録,商品複製,発注・仕入管理,注文分析
アシスト店長 在庫管理,受注管理,顧客管理,分析機能,発送処理,メール送信
GoQSystem 在庫連携,受注管理,商品管理,物流管理,売上管理
タテンポガイド 在庫管理,受注管理,商品管理,入金管理,配送管理,顧客管理
助ネコ 在庫管理,受注管理,商品登録,発注管理,Web領収書,アプリ機能
.WORLD SWITCH 在庫管理,受注管理,出品機能,買取機能,アプリ機能

対応モール一覧表

EC一元管理システム対応モール一覧表

EC一元管理システム対応モール一覧表

セルモア

EC一元管理システム「セルモア」は、複数ECモールへの併売を簡単に行うことのできるEC一元管理システムです。

セルモアでは、複数のECモールへの同時出品はもちろん、在庫管理や受注管理、売上管理などのEC運営に必要な機能が一通り搭載されています。

またセルモアは、どれだけ使用しても月額11,000円(税込み)で使用することができるため、スモールビジネスを行う方などでも気軽にお使いいただけます。

さらに、初めの1カ月は無料トライアルの期間もありますので、試しに使用することも可能です。

こちらからセルモアの機能について詳しく確認してみる

ReCORE

「ReCORE」は、EC一元管理システムである「セルモア」のEC機能に加えて、実店舗とEC間の在庫連動、顧客管理による販促メッセージの送信、買取査定アシスト機能やや分析機能などを搭載したクラウド型POSシステムです。

EC事業のみを行っている方であれば、上記で紹介した「セルモア」の機能だけでも十分かもしれません。

しかしながら、実店舗とEC両方を運営している方などにとっては、実店舗とECの在庫や売上、顧客情報など全てを一元管理したいと考えるはずです。

ReCOREでは、ECと実店舗の併売を効率的に実施する次世代の小売・リユース店舗の「業績アップ」に貢献することが可能です。

こちらからReCOREの機能について詳しく確認してみる

ネクストエンジン

参考:ネクストエンジン公式サイト

「ネクストエンジン」は、EC運営にかかるコストを削減する機能を豊富に搭載したEC一元管理システムです。

ネクストエンジンは、アプリを用いて、機能をカスタマイズ・追加することもできるため、事業規模や社会環境の変化にも柔軟に対応していくことができます。

また、導入支援、運用支援、活用支援などのサポートも充実しているため、各事業者に最適な支援を提供することができます。

TEMPOSTAR

参考:TEMPOSTAR公式サイト

「TEMPOSTAR」は、企業ごとの運用方法に合わせた柔軟な使い方が可能なEC一元管理システムです。

TEMPOSTARでは、店舗ごとの環境に合わせて在庫管理や商品情報の入力、帳票作成などを独自にカスタマイズすることができます。

カスタマイズ後も、システムのバージョンアップに関しては無償で適応されるため常に自社に最適化されたシステムを利用することが可能です。

CROSS MALL

参考:CROSS MALL公式サイト

「CROSS MALL」は、商品登録、受注管理、在庫管理、発注仕入管理など、EC運営に必要な機能を一元管理できるEC一元管理システムです。

CROSS MALLは、ASP側でセキュリティ対策を進めているため、自社で対策を行うよりも低コストで抑えられるという特徴があります。

また、事業者の状況をヒヤリングし、最適な状態になるようにフロー図を作成して、人とシステムの役割分担を提案してくれるため、店舗でのシステム利用効率を高めることができます。

アシスト店長

参考:アシスト店長公式サイト

「アシスト店長」は、複数ECモール・自社サイトの受注状況を一元管理・処理できるECの一元管理システムです。

アシスト店長は、特定条件のステータス自動移動や、商品個数・地域毎の配送方法を自動設定する機能が特徴です。

また受注一覧では、購入者ごとの購入回数が表示されるため、新規顧客とリピーターを一目で判別し、優良顧客を区別することもできます。

GoQSystem

参考:GoQSystem公式サイト

「GoQSystem」は、受注業務、商品登録、在庫連携、出荷業務、売上・収支管理などのEC業務を効率化できるEC一元管理システムです。

GoQSystemは、クリックポストと連携を行っているため、お届け先の情報の取り込みや決済処理など、商品の配送にかかる効率を大幅に効率できるという特徴もあります。

各物流倉庫とも完全連携しているため、手間のかかる物流作業を物流倉庫業者に代行してもらうことも可能です。

タテンポガイド

参考:タテンポガイド公式サイト

「タテンポガイド」とは、複雑なEC業務フローをシンプルに実施できるEC一元管理システムです。

受注管理や商品管理、在庫管理などを一元化することで、集約されたデータを分析することも可能なため、自店舗の現状から売上改善を行っていくこともできます。

また、タテンポガイドでは3ヶ月間(契約月 + 2ヶ月)は無料で全ての機能を利用することができるため、とりあえずお試しで使ってみることも可能です。

助ネコ

参考:助ネコ公式サイト

「助ネコ」は、EC運営の受注や発注、在庫管理、商品登録をまとめて管理できるEC一元管理システムです。

助ネコで受注管理を行う場合、初期設定を最短10分で行うことができます。

また、スマートフォンやタブレット端末に「助ネコアプリ」をダウンロードするだけで、バーコード読み取り機能や売上状況の確認、プッシュ通知を使ったお知らせなどの機能も利用できます。

WORLD SWITCH

参考:WORLD SWITCH公式サイト

「WORLD SWITCH」は、売上・利益の向上を実現するEC一元管理システムです。

リユース業界に特に強く、自動翻訳などにも対応しているため、海外へも販売することができます。

WORLD SWITCHは、スマホアプリから商品登録、在庫管理を行うこともできます。

スマホアプリなので、直感的で簡単で、AIやバーコードを利用して、商品データを登録することも可能です。

また、WORLD SWITCHでは、宅配買取を中心に買取査定の管理を行うこともできます。

もっと低価格で手軽にECを一元管理するならセルモア

セルモアでは、小規模事業者でも使いやすいように、従来のEC一元管理システムよりも圧倒的に低価格で使いやすいサービスを実現しました。

EC一元管理システムとしての基本的な機能である在庫管理、EC出品、受注管理はもちろん、売上管理や価格の一括改定、配達完了時のメッセージ送信などの機能を搭載しています。

さらに、これだけ充実した機能を搭載しながら、月額11,000円(税込み)で利用することができるため、工数を削減しながら利益を伸ばしていくことが可能になります。

今回は、セルモアの良さをもっと理解していただくために、セルモアで実現できることをご紹介していきます。

セルモアで実現できる代表的な事としては、

  • テンプレートを使った複数EC簡単同時出品
  • 複数ECモールの在庫連動
  • 複数ECモールの一括価格改定
  • ヤマトB2クラウド・佐川e飛伝との送り状連携

などが挙げられます。

テンプレートを使った複数ECモール簡単同時出品

複数EC

セルモアでは、Amazon、楽天市場、ヤフオク!、Yahoo!ショッピング、メルカリShops、楽天ラクマ、Shopifyなどの複数のECモールへの同時出品が可能です。

この機能により、各ECモールの出品画面からそれぞれ出品を行うという非効率な業務から脱却することができます。

また、セルモアではジャンルやモールごとにECテンプレートを作成することも可能です。

あらかじめ作成しておいたテンプレートを選択するだけで出品を行うことができるため、出品のたびに商品情報を入力する手間を省くことができます。

複数ECモールの在庫連動

複数のECモールへ出品を行うと、在庫管理が複雑化し、在庫切れの商品が購入されてしまう「売れ違い」などのリスクが高まってしまいます。

セルモアでは、複数のECモールの在庫連携を自動化することで、「売れ違い」を防ぎ、在庫を効率良く管理することができます。

また、売上分析も可能なので、どのジャンルのどの商品が売れたかを分析し、仕入れる商品を適正化することもできます。

在庫を正確に管理し、売上分析で分析を行うことで、過剰在庫や欠品を防ぎ利益向上を実現します。

複数ECモールの一括価格改定

価格同期機能

各ECモールでは、それぞれ利用手数料や販売手数料が異なります。

そのため、販売するECモールによって販売価格を柔軟に変更したいと考える方も少なくないかと思います。

セルモアでは、EC上に出品した商品価格の一括改定が可能です。

例えば、「メルカリShopsで販売している商品は店頭価格から10%値上げして販売する」「楽天市場で販売している商品は店頭価格から7%値上げして販売する」といったように、自社の利益率を意識した価格変更を手軽に行うことができます。

ヤマトB2クラウド・佐川e飛伝との送り状連携

ECに出品した商品が購入された後に、ヤマト運輸のB2クラウドや佐川急便のe飛伝を活用して、商品発送を行っている企業は少なくないかと思います。

ヤマトのB2クラウドや佐川急便のe飛伝は、宅急便の送り状を簡単に発行できるサービスです。

セルモアでは、ヤマトのB2クラウドや佐川急便のe飛伝と連携を行っているため、商品の送り状や宛名ラベルを自動発行することが可能です。

セルモアでヤマトB2クラウドや佐川急便のe飛伝を連携させる流れとしては、

  1. セルモア経由でEC出品した商品が購入される
  2. 購入された商品の顧客情報をCSV形式でセルモアからエクスポートする
  3. セルモアからエクスポートしたCSVをB2クラウドやe飛伝にインポートする
  4. B2クラウドやe飛伝で送り状や宛名ラベルを自動発行する
  5. 発行したラベルを梱包した商品に貼り付ける
  6. ヤマトや佐川急便に集荷依頼を行う
  7. 出荷後の情報をB2クラウドやe飛伝からエクスポートする
  8. エクスポートしたCSVをセルモアにインポートする
  9. 出荷後の伝票番号などがセルモア上で自動反映されるため、出荷済みメールを顧客に送信可能

セルモアで、一度エクスポートし発送を行ったデータを、もう一度セルモアにインポートすることで、発送後の伝票番号や受発注管理が簡単に行なえます。

これにより、受注状況や在庫状況を自動で反映させることができるため、受注管理にかかる工数を大幅に削減することができます。

ECと実店舗の完全連携を目指すならReCORE

ReCOREとは?

EC運営だけを行っている事業者であれば、上記で紹介した「セルモア」だけで十分ですが、実店舗の経営も行っている方であれば、実店舗とEC間の在庫情報や顧客情報を一元管理したいと考える方も多いのではないでしょうか。

ReCOREでは、実店舗とECのあらゆるデータを一元管理することで、業績改善や売上アップを実現することが可能です。

ここからは、ReCOREの機能の中からいくつかをピックアップしてご紹介します。

実店舗EC間在庫管理機能

在庫管理画面

ReCOREには、セルモアに搭載されているEC関連機能が搭載されており、EC出品などの工数を大幅に削減することができます。

また、その際の実店舗とEC間の在庫連携を行うことも可能なため、実店舗で販売している商品をECで販売する併売を行うこともできます。

実店舗とEC間の併売を行うことで、商品の露出が増え、販売機会を増加させることができるため、売上の向上が期待できます。

実店舗EC間の顧客管理一元管理

顧客

ReCOREでは、POSで収集した実店舗とEC上の顧客情報をまとめて管理することができます。

そのため、実店舗とEC間で一貫したサービスを顧客に提供することができます。

例えば、実店舗でスポーツ用品を購入した顧客に対して、EC上でもスポーツ関連グッズをレコメンド表示することも可能です。

顧客は、自分が興味・関心のある情報を受け取ることができるため、顧客満足度が高まり、購買意欲が促進されます。

さらにReCOREでは、条件で顧客の絞り込みを行い、SMSやメール、LINEで販促メッセージを配信することも可能です。

この機能により、それぞれの顧客属性に最適化したメッセージを送ることができるため、販促の質を高めることができます。

KPI分析機能

ABC分析

ReCOREでは、店舗とECのデータを分析するKPI分析機能も搭載しております。

KPI分析機能では、販売商品ABC分析やRFM分析、スタッフ分析を始めとする様々な分析を行うことが可能です。

販売商品ABC分析では、在庫の滞留日数に応じてA、B、Cに振り分けられた在庫状況を可視化することができます。

これにより、どのジャンルの商品がどれくらいの期間で購入されているかを把握し、販売価格や仕入れ状況を改善することが可能です。

またスタッフ分析では、スタッフ別の品出しデータやECの出品業務などを可視化することができます。

スタッフ一人ひとりの頑張りを定量化して公平な評価軸で給与などに反映させることができるため、スタッフのモチベーションアップに貢献できます。

店頭販売・買取機能

KPI販売画面

ReCOREでは、リユース向けPOSシステムなので、店頭での販売業務や買取業務を効率化することができます。

店頭での在庫データや購入データの管理を全て一元管理できるため、各商品の売上や回転率を分析し、店舗の商品配置や在庫状況を最適化することができます。

また、買取査定アシスト機能により、商材に関する知識が比較的少ないスタッフでも買取査定を実施することができます。

買取査定

買取査定機能では、買取を行う商品が、各ECで最低価格いくらで販売されているのかを把握することが可能です。

さらに、過去に店舗内で行った取引利益を確認することも可能なので、これらの数値を参考に買取価格を決めることができます。

これらのデータを活用することで、誰が買取査定を行っても買取査定の質が均一化できるため、買取査定業務の属人化を解消することができます。

ささげ/出品業務格安代行サービス

ささげ

EC出品を行う際に必須な作業である商品撮影・採寸・原稿記入(商品情報記載)などのささげ業務は、ECの売上に直接的に関わる大事な業務であるものの、自社でオペレーションを構築するためには、コストがかかってしまいます。

ReCOREでは、EC出品時に必要になるささげ/出品業務を格安で代行するサービスを行っています。

ささげ業務

ReCOREに搭載されているEC自動出品機能と、ささげ業務格安代行サービスを組み合わせれば、商品をささげセンターに送るだけで、その後の出品から発送までを自動化することも可能です。

ReCOREのささげ/出品代行サービスでは、ささげ全ての工程でも500円前後の圧倒的な低価格で利用できるため、自社でささげのオペレーションを構築するよりも、コストパフォーマンスの高さを実現できます。

ささげ/出品業務格安代行サービスはこちらから 

まとめ

今回は、おすすめのEC一元管理システム10選と、システム選び方や導入のメリットについてご紹介してきました。

本記事で紹介した「セルモア」は、ECの業務効率化をとにかく低価格で実現することのできるEC一元管理システムです。

セルモアでは、1カ月無料トライアルも実施中のため、ECの業務効率化について悩んでいるEC担当者の方は、まず一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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監修者:本荘 幸大

卒業後は株式会社船井総合研究所に入社し、ヘルスケア業界やフィットネス業界、飲食業界など幅広い業界のコンサルティングに従事。その後2022年4月より最年少メンバーとしてNOVASTOに入社し、リユース・リテール企業へのコンサルティングを行いながら社内ではマーケティングチームの立ち上げも行っている。

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