在庫管理とECの在庫連動で、出品作業が10分の1に短縮し売上が3倍に!

導入前の課題

・実店舗の出店によって買取点数が増加し在庫管理が煩雑化
・複数モールへの出品に対応するための作業工数が増え業務負担が増加
・手作業中心だった買取業務の効率化

株式会社TSURUOKAYA様は、トレーディングカードを中心に扱うEC専門店として事業を展開し、近年では実店舗の出店もされています。

多モールへの併売出品や在庫管理の効率化を目的に「RECORE」を導入し、買取・出品・在庫の一元管理を行うことで、業務の属人化を解消しながら出品数の拡大と売上向上を実現されています。

システムの導入を検討した背景を教えてください。

当社はもともとEC専門店として活動していましたが、実店舗を立ち上げて買取を行うにあたり、実店舗でも使えるPOSシステムとECサイトと連動できる在庫管理システムが必要になりました。

EC出品数が増えるにつれて商品登録や在庫管理の手間が大きくなり、既存の仕組みだけでは対応しきれないと感じるようになったことが、システム導入を検討する最も大きなきっかけとなりました。

RECORE導入前に抱えていた具体的な業務上の課題を教えてください。

まず、店舗での買取が増えてたことで、在庫数が膨らみ、在庫管理が煩雑になったことが大きな課題でした。

また、複数のモールへ同時に出品する場合、それぞれのモールで個別に作業しなければならず、1モールあたり1商品につき出品に3分ほどかかっており、複数モールへ併売する場合は合計で20分近い作業時間が必要になっていました。

出品する商品が増えれば増えるほど手間が膨れ上がるため、このEC出品作業にかかる時間は大きな負担になっていました。

他社と比較してRECOREを選ばれた理由を教えてください。

他社ツールやPOSシステムを組み合わせる案も複数検討しましたが、たとえば在庫一元管理用のシステムとPOS機能を別々に契約して連携させる場合、操作やデータ管理が二重化するだけでなく、導入費用も合計で高くなり、コストパフォーマンスが合わないと感じました。

また、実際にいくつかのシステムを試してみると、操作画面が複雑なものも多く、使いこなすまでに時間がかかり過ぎる懸念もありました。

その点、RECOREであればPOS機能や在庫一元管理機能、EC併売出品機能などが搭載されており、別々のサービスを組み合わせる必要がありません。

結果的に導入コストを抑えつつ、操作性もシンプルという点が非常に魅力的で、「ひとつの画面で在庫管理から出品作業まで完結できる」ことが決め手になりました。

他社のサービスと比較しても月額費用が安く、出品数や在庫数に制限がない点も他社と比較して大きなアドバンテージだと思います。

そして、営業さんや運用サポートも含め、担当の方々が信頼できると感じたことも導入を後押しする決定的なポイントとなりました。

このように、コスト面・機能面・サポート面でRECOREが最適だと判断し、導入を決めました。

実際にRECOREを導入してみて、その課題はどうなりましたか。

まず、買取業務のオペレーションが大幅に簡単になりました。

従来は買取時に商品を1点ずつ手入力して古物台帳を紐付ける作業に手間がかかっていましたが、スキャナーで読み取るだけで商品データが取り込めるため、入力ミスや管理漏れもほとんどなくなりました。

出品に関しても、1商品の登録に数分かかっていたところが、EC併売機能を活用することで一気に短縮することができています。

たとえば、これまで楽天・メルカリ・Shopifyなど複数のモールへ個別に登録していた工程が、RECORE上で情報を整えた後は「ロケーション移動」や「出品テンプレートの設定」だけで一括反映されるようになりました。

結果的に、作業時間が従来の10分の1ほどに減り、出品数を増やしたことで売上アップにも大きく貢献しています。

また、買取後にすぐ在庫化して出品可能な状態にできるようになったため、新しい商品を素早くオンラインに掲載するサイクルを確立することができました。

RECOREで一番活用している機能と、その使い方について教えてください。

最も活用しているのはEC自動出品機能です。

商品のロケーションを移動すると、自動的に各モールへ登録される仕組みになっており、
事前に設定したテンプレートによってカテゴリーやコンディションごとの出品情報を使い分けられます。

この機能のおかげで、在庫の移動だけで複数モールへ一括して出品できるため、工数が大幅に削減できました。

また、新しめのカードでコンディションが同じものをまとめて販売する縦積みスタイルを取り入れたところ、想像以上に売上が伸びた点が大きな予想外の効果でした。

RECOREさん側から積極的にミーティングを設定してくれたおかげで、導入時の不明点やカスタマイズ要望をスピーディに解消してもらえたことも大きなメリットだったと感じています。

RECOREの機能面や使い勝手での満足度はいかがでしょうか。

RECOREの機能面や使い勝手での満足度は非常に高いです。

多機能なシステムであるため、最初はどのメニューをどう使えばいいのか戸惑うこともありましたが、サポートが手厚いおかげで早い段階から運用フローを確立できました。

たとえば、オンボーディングの期間中は定期的なオンラインでミーティングを行いながら、実際に画面を共有して具体的なアドバイスを受けられたので、導入初期の混乱はほとんどありませんでした。

また、何か不具合が起きたときや新しい機能の使い方を知りたいときも、電話やチャットで質問すると、その日のうちか翌朝には詳細な回答をもらえます。

回答内容も単に「できません」と切り捨てるのではなく、「こういう運用なら代替できるかもしれませんね」「ここをカスタマイズしてみてはどうでしょう」というように、要望や意図を汲んだ提案型のサポートを受けられる点が非常に心強いです。

さらに、運用フェーズが進むにつれて新たな課題や要望が生じた際にも、定期的な打ち合わせを通じて相談できる仕組みが整えられており、非常に良いなと思っています。

一方で、価格変更業務に関しては課題が残っています。

在庫の販売価格を変更した際には、複数のECモールで連動する機能を利用しているため、在庫の販売価格を誤って更新すると出品中の在庫が想定していない価格で売れてしまうリスクがあります。

現在は責任者である私が価格変更業務を全て担当していますが、二重チェックなどの仕組みが実装されると他のメンバーでも担当できる範囲が増えるため、さらに良いなと思っています。

導入前と比べてどれくらい売上が伸びましたか。

シングルカードの売上が500万円から1500万円へ3倍に伸びた点が大きな成果です。

多モールへの同時出品が可能になり、今まで露出できなかった商品を積極的に販売できるようになったことが売上増につながりました。

また、出品や在庫管理にかかる作業コストを大幅に削減できた結果、2~3名分の業務量をカバーできていると感じています。

現在の課題と今後の展望について教えてください。

今は自社ECの購入動線がまだ十分に最適化されておらず、検索精度やカテゴリ設定などの改善が必要だと考えています。

また、カードショップとして大会やイベントを積極的に開催し、顧客との接点を増やすことで実店舗ならではの集客効果をさらに高めたいと思っています。

これからRECOREを導入される方へメッセージがあればお願いします。

在庫管理とECの在庫連動に課題を抱えている企業であれば、他社と比較もしつつ、まずはお試しでも良いのでRECOREに触れてみるのが良いと思います。

複数モールへ一括出品できる機能が整っているので出品の手間が減るだけでなく、買取時のオペレーションなど他の業務についても手厚いサポートがあり心強いと感じています。

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