今回お話をお伺いした株式会社アクト様は、電動工具を専門に買取･販売するリユースショップであり、株式会社アクトが運営する専門ショップとして取扱量国内NO.1のリサイクルショップです｡

実店舗は、東京や埼玉､千葉､神奈川､富山、京都、九州に合計18店舗を持っておられます。

2020年11月13日の導入直後に取材を受けてくださり、今回は導入から約3年後の今をお伺いしました。

導入後の3年間で会社として変化した部分は何かありますか？

やはりReCOREを導入したことにより、効率化はとても進みました。

特にECモールへの併売数や出品工数もとても減りました。

また買取時に電子署名になったことにより、紙の印刷が不要になったことはとても大きな変化です。

ReCOREを導入して一元で全てを管理することで俯瞰できるようになり、物の売り方への考え方も変わりました。

以前は一個の物としての売り方を考えていたのですが、現在は業績など全体像を見て売り方を考えるようになりました。

このように他店舗も含めて全体を俯瞰して考えるようになってから、店舗間の在庫共有も柔軟にできるようになりました。

ReCORE導入後に分かった落とし穴は何ですか？

導入した当時は、POSレジの検証はそこまで行わずに操作方法の理解のみで導入しました。

POSレジによって経理関連の計算方法や表示が変わることを知らずに導入したため、仕様を理解するのが大変でした。

ですがReCOREはタッチパネルで操作方法が分かりやすいため、操作関連に関する引っかかりはありませんでした。

弊社のスタッフは年配層も多いので、操作が分かりやすく作られているのは助かりました。

ReCOREを導入して1番変化を感じた部分は何ですか？

複数ECモールに出品できる様になったのは、とても良い変化でした。

複数ECモールを運営するのは大変でしたが、現在は全リユース事業者がするべきと思っています。

現在弊社はAmazonやYahoo!オークション、メルカリ、Shopifyなど複数のECモールで効率的に販売できています。

ReCOREが持つおすすめの機能は何かありますか？

弊社が活用しているおすすめの機能は、eKYCとLINEミニアプリです。

まず初めに買取時に電子証明やeKYCができる様になったのは、とても便利だと感じています。

さらに店舗とECモールの会員連携や、LINEミニアプリもとても活用しています。

外から見ててシステムとして変わったと思う部分は何ですか？

3年前の初期は基本部分の開発が多かったのですが、現在はプラスアルファのアップデートが多くなりました。

このような事から、最近はより便利に進化していっているのを感じられています。

ReCOREが持っている課題感は何ですか？

マスタ管理はまだ担当を付けないと大変な部分はあります。

設定構築や出品テンプレートの作成などはまだ難しい部分なので、マスタ管理を担当する人をつけなければ最大限活用できない部分になっています。

ですが担当をつけて出品テンプレートを作成しておくことで、商品の価格を安定させることができるようになりました。

これからReCOREに入れ替える時に気をつけるべき点は何かありますか？

まず現在使っているPOSレジと、ReCOREの違いを把握することは重要です。

出来ることと出来ないことの差が致命的な場合、入れ替え後に大きな問題に繋がる可能性があります。

差分があってもオペレーションで埋められる差なのか無理なのかを、導入前に把握することをおすすめします。

弊社にも導入時には様々な差分があったので混乱した時もありましたが、自分が持つポジティブ思考で乗り越えました。

他に入れ替え前にするべき事としては、ReCORE自体機能が多いのでどの機能をいつのタイミングで社内にリリースするかのマイルストーンを決めておくのをおすすめします。

ReCOREを使いながらの来年の抱負は何ですか？

ReCOREの顧客データを活用して、店舗の業績を上げたいです。

現状でも誕生日クーポンなど毎月活用して下さる方もいるので、もっと活用していきたいと考えています。

また、現場で能動的に顧客データを活用していくようにしたいです。

そのようにした方が、現場のスタッフも楽しくなるんじゃないかと思っています。

顧客データを活用して、自社でマーケティングなども自主的に行えるようになりたいです。