ネットショップの開業で成功する秘訣は?デメリットや成功事例を解説
近年インターネットやデバイスの普及によって、顧客の購買行動はオフラインからオンラインへと移り変わっています。
そのような影響もあり、ネットショップの売上は年々伸び続けています。
さらに、ネットショップの開業が手軽にできるサービスが増えてきたことで、ネットショップを開業する人は急激に増加しています。
今需要のあるネットショップを開設して、利益を得たいと考える方もいるかと思いますが、同時にネットショップを開業するなら絶対に失敗したくないと考える方も多いかと思います。
実はネットショップの開業に成功している企業などにはいくつかの共通点があります。
今回は、成功の共通点と失敗しないための条件をご紹介します。
本記事を読むことで、ネットショップ開業の成功確率を格段に上げることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ネットショップの開業をする人が増えている背景
経済産業省が行った電子商取引に関する市場調査によると、ECの市場規模は2010年から2019年の間で、右肩上がりで伸びています。
この要因は、インターネットや電子デバイスの普及率が高まったことや、ネットショップを簡単に開業できるShopifyなどのサービスが増えてきたことで、ネットショップを開業するハードルが以前に比べると格段に下がってきています。
さらにこの表とは別で、それ以降も新型コロナウイルスの影響で、ECの市場規模は大きく拡大しています。
このような背景により、「ネットショップを開業して利益を得たい」と考える人が年々増加してきています。
ネットショップの主な構築方法
ネットショップで開業したいと考える事業者の方はどのような手法があるのかイメージするのが難しい方も多いのではないでしょうか。
今回はネットショップを開業する際に考慮すべき、モール型、ASP型、オープンソース型、 フルスクラッチ型を紹介していきます。
モール型
Amazonや楽天市場などのショッピングモールで商品を販売する業態はモール型と分類されます。
モール型は初期費用が安く、販売開始までのスピードも速いことが特徴です。
モール型はショッピングモール自体に集客力があるため、初心者にも始めやすい業態となっています。
モール型は始めやすい一方で、競合が多いことや手数料が高いこと、商品ページのカスタマイズ性が低いためことなどが欠点となりえます。
競合が多い商品の場合は広告などを運用しないと集客が難しい場合もあるため、販売する商品などは考える必要があります。
ASP型
ASP型とはクラウド上でサイトを構築・運用に必要な機能を備えたシステムをレンタルできるサービスを利用してネットショップビジネスを行うことです。
ASP型は初期費用も比較的低く、販売開始までのスピードも速いのが特徴です。
モール型との違いは独自ドメインでネットショップを運用することができるため、モール型と比較して独自の特色を出すことが可能です。
しかし、サービスで可能な範囲でのみのカスタマイズとなるため、できる範囲が限られます。
オープンソース型
オープンソース型とは無償で公開されているオープンソースを利用して直接コードを編集することでネットショップを開設することです。
直接コードを編集することができるため、自由度が高くカスタマイズすることができます。
さらに、無料のオープンソースを利用するため、初期費用なども低く抑えることができます。
しかし、コードを入力する必要があるため構築には高いスキルが必要となってリ、セキュリティが甘くなるなどのデメリットがあります。
コードの修復や保守運用などは継続的にかかるため、コストが嵩んでしまう可能性がある事を考慮しておく必要があります。
フルスクラッチ型
フルスクラッチ型は全てオリジナルでネットショップを構築する方法です。
オリジナルで作ることができるためカスタマイズ性が高く、欲しい機能も自由自在に実装することができます。
しかし初期費用や構築までの時間は最もかかり、セキュリティなども自社で構築する必要があるためコストが莫大にかかります。
大きな利益を見込みたいと考えている事業者の方はフルスクラッチ型がおすすめです。
ネットショップ事業者が問題に抱えやすいポイント
ネットショップで開業する事業者が増えている一方で、業務上で事業者の方の頭を悩ます問題点もいくつか存在します。
ここからはネットショップで開業した際に起こりえる問題点について記載していきます。
やるべき業務が多い
ネットショップは近年利用者も増加し、身近に感じる方も多くなりました。
利用者側も身近に感じると同様に、販売者側も小規模で事業を始めることができるため、気軽に始めることができるイメージが強い方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際にネットショップを運営してみると、注文への対応、在庫管理、配送手配、顧客対応、集客、事務作業など幅広い業務を行う必要があります。
そのため、小規模で始めたとしても人手が足りず作業が滞ってしまう可能性もあります。
人手が足りず人員を補充できない場合はクレーム対応など行う必要が出てくるため、経営の継続が難しくなる場合もあるため、システムなどで対策する必要があります。
在庫を抱えるリスクがある
ネットショップで販売する場合にも在庫を抱える必要があります。
在庫を抱える以上は過剰在庫になっても在庫不足になってもリスクが大きいです。
過剰在庫になってしまう場合には、売れ残る商品が出てくるため安売りするなど利益率を減らした戦略を立てる必要があります。
さらに保管費や不良在庫が増えることによる、資金繰りの悪化が見込まれます。
在庫不足になった場合は商品をすぐに出荷できないことによる、クレームなどの対応に追われる可能性があり、大幅な利益率の減少につながる可能性があります。
送料が発生する
ネットショップで購入した場合は、商品代金の他に発送料が発生します。
送料を無料で利用者の方に利用してもらう場合はショップ側が負担しているので、売上に影響を与える可能性があります。
低価格帯の商品を販売する事業者の場合は、送料で利益率が大きく減少する場合もありますので、2,000円以上から送料無料など対策を立てる必要があります。
ネットショップの開業に成功しているサイトの共通点とは?
ここまで、3つのネットショップの成功事例をご紹介してきました。
各企業のECサイトを実際に確認してもらえばわかると思いますが、これらのネットショップには5つの共通点があります。
その共通点とは、
- リピーターを増やすための施策を実施する
- SNSの活用
- 利用可能な決済方法を表示する
- 後払い決済の導入
- ささげ業務の質が高い
などが挙げられます。
もちろん、緻密なターゲット選定を行い、各ターゲットに適したマーケティングを行っているなど、その他の成功の要因はあります。
しかしながらまずはこの5つの共通点を抑えておくことで、成功の確率を格段に上げることが可能です。
ここからは、各共通点について解説していきます。
SNSの活用
LINEやInstagram、X(旧:Twitter)、Youtube、FacebookなどのSNSを活用することも、ネットショップの開業を成功させるための必須項目と言えます。
SNSを利用することで、アカウントをフォローしてくれる固定ファンを獲得できるだけでなく、お金をかけずに自社ショップの広告を行うことが可能です。
自社アカウントのフォロワーを分析するだけで、自社の顧客層を把握することができるため、顧客層に適したキャンペーンやマーケティングを実施することができます。
リピーターを増やすための施策を実施する
ネットショップの開業に成功している企業の多くは、リピーターを増やすための施策を実施しています。
リピーターを増やすことには、売上と経営の安定化という2つのメリットがあります。
例えば、新規顧客向けの広告をきっかけに1度だけ来店した顧客よりも、顧客の商品やサービスを気に入り、週に1回来店してくれる常連客のほうが、年間購入金額が高くなるのは明らかです。
また、新規顧客獲得のコストは、リピート顧客獲得のコストの5倍かかるという1:5の法則というマーケティング用語があるように、長期的に見るとリピート顧客を獲得したほうが、売上や経営を安定させることができます。
リピーター獲得のためには、顧客に会員登録をしてもらったり、SNSやメルマガなどでの定期的な情報発信を行うなどの多数の方法があります。
成功しているネットショップのほとんどは、これらのリピーター獲得のための施策を必ずと言っていいほど実行しています。
利用可能な決済方法を表示する
開業に成功しているネットショップのほとんどは、利用可能な決済方法をサイト上で表示しています。
利用可能な決済方法を表示することは、顧客の不安や疑問を解消し、顧客に安心して購入してもらう環境を整えることに繋がります。
最近では、PayPayや楽天Payなど決済方法も多様化してきていて、ポイントの還元率などの理由で「この決済方法で支払いたい!」と考える顧客も増えてきています。
そのような顧客の商品を購入する前の不安を取り除く工夫を行うことで、商品購入のハードルを下げ、売上を上げることができます。
後払い決済の導入
ネットショップで初めて商品を購入する顧客は、先払いで商品を購入することに抵抗を持つ傾向があります。
「ちゃんと商品が届くか不安」「写真と全く違うものが届いたらどうしよう」など、先払いで商品を購入することに不安を持つ方の心理的ハードルを下げることができるのが「後払い決済」です。
後払い決済では、商品が配送された後に、コンビニ決済や銀行振込などの後払いが可能なので、顧客に安心して商品を購入してもらうことができます。
ささげ業務の質が高い
ささげ業務とは、ネットショッピングに出品を行う際の、撮影・採寸・原稿記入の3つの業務のことを指します。
成功しているネットショッピング全てで共通しているのは、このささげ業務の質が非常に高いことです。
商品の見栄えや性格で詳細な商品情報がサイト上にない場合、顧客の購買意欲は当然ながら下がってしまいます。
ネットショッピング上で顧客の購買意欲を高めるためには、しっかりとこのささげ業務に力を入れて取り組む必要があります。
ネットショップ開業で失敗を防ぐための5か条とは?
ここまで、ネットショップの成功事例と成功しているネットショップの共通点をご紹介しました。
成功の共通点と同時に認識しておきたいのが、失敗を防ぐ方法です。
失敗するパターンをいくつか理解しておき、それらを避けていくという方法を取れば、失敗する確率を大きく下げることができます。
ここでは、ネットショップ開業で失敗を防ぐための5か条をご紹介します。
コンセプトやターゲット選定が甘い
成功しているネットショップに共通しているのは、コンセプトやターゲット選定がしっかりできているという点です。
例えば、「PAJAMAYA IZUMM」では、普段遣いのパジャマはもちろん、パジャマがギフトとして購入されることを想定したサイト構成になっています。
パジャマを売るにしても、どのような人がどのような目的を持ってそのパジャマを買うのかというコンセプトを明らかにする必要があります。
そうしないと、どこにでもあるコンセプトのネットショップになり、インパクトが薄くなってしまいます。
ネットショップの開設を成功させるためには、他のネットショップにはないコンセプトで差別化を行い、独自の価値を顧客に感じてもらうことが大切です。
集客を行っていない
ネットショップは、実店舗と違い何もしなければ顧客に存在を認知すらしてもらえません。
通常の実店舗であれば、人通りの多い立地に出店するだけで、お店を見つけてもらうことができますが、インターネット上に無数に存在するネットショップの場合、集客をしないと見てもらえません。
そのため「集客を行わない=売れない」ということになります。
ネットショップの開業に失敗する多くの企業のパターンとしては、集客のやり方を知らないという理由でやっていないというケースが挙げられます。
あまり集客に人手とお金をかけられないという方には、AmazonやメルカリShopsや楽天ラクマなどの既存のモールに出品を行い、販路を増やしてマルチチャネル化を目指すことをおすすめします。
Amazonやメルカリには、すでに利用者が多数存在します。
利用者が多数存在するECモールに商品を出品するということは、実店舗の例で言う人通りの多い立地に出店することと同じ効果が期待できます。
集客に関するおすすめツールについて知りたい方は、以下の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
集客に強いシステムの特徴とは?メリットやおすすめツールもご紹介!
リピーターを大切にできていない
ネットショップの開業に失敗するパターンとして多いのが、リピーター(既存顧客)を大切にできていないケースです。
穴の空いた風船に空気を入れても、全く膨らんでいかないのと同じように、いくら集客で新規顧客を集めても、2回以上の購入がないため売上や利益は伸びていきません。
リピーターを増やすための具体的な施策としては、会員機能を実装して会員にクーポンやキャンペーン情報を配布するなどが挙げられます。
実際に、成功しているネットショップを調査するだけでも、取り組んでいる施策が見えてくるため、参考にしてみることをおすすめします。
在庫を抱えすぎている
ネットショップの開業の失敗を防ぐためには、在庫を抱えすぎないことが大切です。
開業当初は、顧客のニーズや需要予測が上手くいかず、過剰発注による過剰在庫が発生することがよくあります。
必要以上の在庫を抱えすぎていると、在庫を保管するスペースの確保や在庫管理の人件費などのコストが膨らんでしまう恐れがあります。
過剰在庫が増えてしまうと、資金繰りの失敗で売れているのに黒字倒産してしまうというリスクもあります。
開業当初で、在庫管理にまで手が回らないという方は、在庫管理ツールなどを導入して在庫管理の工数を削減しながら、適正在庫を目指しましょう。
顧客対応がスムーズに行えなかった
SNSなどで顧客個人が口コミなどを発信できるようになったことで、ネットショップなどの評判は良くも悪くも簡単に広まるようになりました。
顧客対応を丁寧に行っていると良い口コミが広まり宣伝効果が期待できます。
一方で悪評が広まってしまうと、どんな人気店舗でも一瞬で倒産してしまうようなインパクトがSNSにはあります。
出品業務やささげ業務などの日常業務に追われて、顧客へのレスポンスが遅れてしまうと、「注文したのにメールが届かない」「サイズ確認をしたいのに連絡が遅い」などのクレームに繋がってしまいます。
顧客に質の高い購買体験を提供し、良い口コミを広げてもらうためにも、顧客対応には特に気を使う必要があります。
日頃の業務に追われて、顧客対応が間に合っていないという方は、日頃の業務を効率化できるシステムの導入を検討することで、コストと業務負担の両方を軽減できる可能性があります。
ネットショップ開業成功事例
ネットショップを開業したいと考えたときに、誰しもが思うことは「必ず成功させたい」ということだと思います。
実際に、過去の事例を見てみると、成功しているネットショップにはいくつかの共通点があることがわかります。
成功しているネットショップの共通点を把握し、自身のネットショップ開業の参考にすることで、成功率を高めることができます。
ここでは、過去の成功事例をわかりやすくご紹介します。
PAJAMAYA IZUMM
PAJAMAYA IZUMMは、有限会社フレックスが運営するパジャマ専門のECサイトです。
PAJAMAYA IZUMMの商品は、一般的なパジャマに比べると、値段が高くインターネット上で試着をせずに購入するハードルが高いのが課題でした。
しかしながら、ECサイト上で顧客のニーズに刺さるコンテンツを作成することで、購入前の不安を軽減する工夫を行っています。
例えば、PAJAMAYA IZUMMの商品詳細ページは一般的なネットショップにECサイトに比べると、写真やテキストでの商品説明が充実しています。
さらに、ネットショッピングの最大の課題であるサイズ感も、詳しいサイズ表を用意することで、どのサイズが自分にぴったりなのかを判断することが可能です。
ネットショッピングでのアパレルの購入は、「サイズ感や質感がわからないから不安」という顧客の不安を上手く解消して売上を伸ばしているアパレルのお手本とも言える成功事例だと言えます。
石鹸百貨
石鹸百貨は、普段使いの石鹸やタオルなどの生活雑貨を中心に扱うネットショップです。
石鹸百貨の1番の特徴は、石鹸に関して顧客が興味を持つようなコンテンツを充実させている点です。
例えば、洗濯時の洗い上がりを格段に変化させる小技や石鹸を使ったお掃除方法など、日常生活に活かせるノウハウを知ることができます。
石鹸を購入する主婦層をターゲットに絞り、その層の疑問をサイト内で解決し石鹸の購入に誘導するというお手本にしたいマーケティングです。
オリオンビール
沖縄のオリオンビールは、アナログなサイトから、Shopifyを活用したECサイトのリニューアルに踏み切り、売上を伸ばしています。
リニューアル前のオリオンビールのサイトは申し込みフォームからオーダーを入れて、銀行振込で代金を支払うというアナログな仕組みでした。
そこから顧客の利便性向上を目指し、クレジットカードやAmazon Pay、コンビニ決済等を導入し、ストレスなく商品を購入できる仕組みを整えました。
また、沖縄県民とそれ以外の顧客とのブランドに対するイメージのギャップがあることに目をつけ、沖縄県外の顧客をターゲットに絞ったマーケティングを行いました。
具体的には、自宅で沖縄時間を楽しんでもらうために、沖縄県産品やオリジナルグッズなどの酒類以外の商品も取り揃える施策を行っています。
そのマーケティングの効果もあり、現在ECサイトの利用客の95%が沖縄県外の顧客となっています。
利便性向上で顧客の購入ハードルを下げ、ターゲット選定により、マーケティングを成功させたネットショッピングの基本を抑えた成功事例だと言えます。
ネットショップの出品・併売をお手頃価格で!セルモア
ネットショップの開業を0からスタートする方にとって、「失敗」を避けて売上を上げたいと考えるかと思います。
実際にECモールでの販売を進めていく(特に複数モールへの出品を行っている)と
- 複数モールへの出品時に、同じ情報入力の作業を何度も繰り返さなければならない
- 併売先や受注が増えると、在庫の取り下げ漏れや売り違いのトラブルが起きやすくなってしまう
- 複数のモールでの出品、受注、発送などの全体状況を把握しきれなくなっている
といった悩みを持つことが多いです。
ネットショップを開業する際には、業務を効率化するためのシステムを導入することで、失敗するリスクを格段に下げながら、複数モールに出品して売上をあげることができます。
弊社のセルモアは、これからECを始める小事業者の方がシステム1つで楽に複数モールへの出品や受注の管理ができるように作られたEC一元管理システムです。
ネットショップ開業と同時にセルモアを導入することで、複数のECモールへの同時出品や、在庫の一元化・自動連動、出品・受注情報の一括管理が可能になります。
セルモアは、Amazon、楽天市場、Yahoo!オークション、Yahoo!ショッピング、メルカリShops、楽天ラクマ、Shopifyの7つのECモールと公式連携しているため、最大7モールの出品から受注、発送までの管理を行うことができます。
セルモアは、モールの連携数や出品数に関係なく、一律月額11,000円(税込)で利用することができ、初月1ヶ月は無料トライアルでお試しいただくことができます。
また、セルモアは実店舗とECの一元管理が可能なPOSシステム「ReCORE」への出品データ引き継ぎもできるので、将来的にリユース事業全体をデジタル化したいという方も安心して使い始めることができます。
複数のECモールに手軽に同時出品ができる
セルモアでは、Amazon、楽天市場、Yahoo!オークション、Yahoo!ショッピング、メルカリShops、楽天ラクマ、Shopifyのうち複数のECモールへの同時出品が可能です。
自社内で持っているECモールのアカウントを登録しておくことでセルモア内の出品先項目から選択し、同時出品することが可能になります。
この機能により、各ECモールの出品画面からそれぞれ出品を行う非効率な業務から脱却することができます。
また、セルモアではジャンルやモールごとにECテンプレートを作成することも可能です。
あらかじめ作成しておいたテンプレートを選択するだけで出品を行うことができるため、出品のたびに商品情報を入力する手間を省くことができます。
これらの機能を活用することで、最短2分で複数ECモールへの同時出品が可能になります。
複数のECモールの在庫情報を自動で連動できる
複数のECモールへ出品を行うと、在庫管理が複雑化し、在庫切れの商品が購入されてしまう「売り違い」などのリスクが高まってしまいます。
セルモアは、複数のECモールを自動で在庫連携をすることで、販売された商品を5分程度のラグで他チャネルの出品を取り下げ、売り違いを防ぐことができます。
在庫連動は、受注が入った時だけではなく、同様の仕入をした際に在庫数を増やしたり、返品の際に在庫を戻したりなど、商品数の変動に応じて、各モールの在庫状況に自動で反映します。
セルモアによって、これまでの手作業での在庫を動かす業務が必要なくなります。
複数のECモールの受注を一元管理できる
複数のECモールでの取引を行っていると、各ECモールでの受注から発送までの管理をそれぞれのECモールのアカウント内で行うことが手間となってきます。
セルモアでは、各ECモールでの受注状況をシステム内で一覧表示・管理することが可能です。
それぞれのモールにログインすることなく、システム内でキャンセルや返品の対応も含めた受注の処理を行うことができます。
また、受注が入った際やキャンセルの際のメールやSMS、LINE等でのメッセージ送信(テンプレ作成可能)もシステム内で行うことができます。
セルモア1つで複数のECモールでの受注管理を行うことができます。
実店舗とECの完全連携を目指すならReCORE
ここまでEC一元管理ツール「セルモア」をご紹介してきましたが、
- 実店舗とECの両方の在庫や顧客情報をまとめて管理したい
- 在庫数が多すぎて、在庫管理ができていない・時間がかかってしまう
といった悩みを抱えている方には、リユース・リテール向けクラウド型POSシステム「ReCORE」がおすすめです。
まず、ReCOREは実店舗の会計にも対応したPOSシステムなので、実店舗とECで販売ながら、在庫や売上の管理をすることができます。
また、ReCOREは上記で紹介したセルモアの機能に比べて、ReCORE内の1億件以上の商品データを引き継いで商品登録ができる点や、棚番号ごとに在庫管理を行える点といった在庫管理機能が強化されています。
他にも、ReCOREは、商品の仕入・発注に対応していたり、ECで取得したの顧客情報の管理ができたりとEC一元管理ツール「セルモア」にはない機能も搭載していますす。
ECの在庫管理を強化したい方や、実店舗とECを一元管理したい方は、ぜひ一度ReCOREの導入をご検討ください。
まとめ
ここまで、ネットショップを開業した企業の成功事例や失敗しないための5つのポイントを紹介してきました。
ネットショップの開業を成功させるためには、顧客目線でショップの設計を行っていくことが大切です。
成功事例を参考にすることで、成功確率を高められるためぜひ他社企業の成功事例を参考にネットショップの開業に取り組んでみてください。
本記事の後半で紹介したReCOREとセルモアはネットショップの開業をスタートさせるには最適なシステムだと言えます。
セルモアでは、1カ月無料トライアルも実施中のため、ECの業務効率化について悩んでいるEC担当者の方は、まず一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。
セルモアについてより詳しく知りたい方はセルモアホームページへ
セルモアの無料トライアルのお申し込みはこちらから
また、ReCOREについての興味がある方は、下部よりお気軽にお問い合わせもしくは、無料の資料ダウンロードを行なってください。
監修者:本荘 幸大
卒業後は株式会社船井総合研究所に入社し、ヘルスケア業界やフィットネス業界、飲食業界など幅広い業界のコンサルティングに従事。その後2022年4月より最年少メンバーとしてNOVASTOに入社し、リユース・リテール企業へのコンサルティングを行いながら社内ではマーケティングチームの立ち上げも行っている。