メルカリの出品を効率化する方法とは?公式連携ツールもご紹介!

メルカリの出品を効率化する方法とは?公式連携ツールもご紹介!

メルカリの出品にかかる時間を減らしたいと考えていませんか?

メルカリへの出品は「写真撮影」「在庫管理」「価格設定」「コメント対応」「発送」などの作業があり、思ってたよりも時間がかかることも少なくありません。

そのため、メルカリに出品する商品の数が増えてくるにしたがって、

  • メルカリの出品作業が多すぎて、時間が足りない
  • 複数モールへ出品がしたいのに手間が多すぎてできない
  • メルカリの写真撮影や商品説明に時間がかかる

など悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

今回は、このような悩みを持っている方に向けて、手軽にメルカリの出品を効率化する方法について、ご紹介します。

また、後半にはECツールや出品代行サービスを用い、メルカリでの出品の効率を飛躍的に向上させる方法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。 

 メルカリの出品を効率化する4つの方法

まず最初に、メルカリの出品を効率化する際の重要な視点についてご説明します。

メルカリの出品を効率化する際に重要なのが、『全て自分で行わない』ことです。

外部ツールやメルカリの機能を用いて、自分が行う業務を少なくしましょう。

メルカリの出品の工程で時間がかかる要素として以下のものがあります。

  • 商品写真の登録
  • 商品情報の入力
  • コメント、メッセージ対応
  • 販売価格の設定

この章では、上記の4つについて、それぞれメルカリで効率的に出品する方法について順番に説明します。

商品写真の登録の効率化

効率的な出品作業のためには、写真撮影と画像加工をまとめて行うことが重要です。

弊社の出品代行倉庫でも、出品予定の商品をまとめて写真撮影し、一度の作業で多くのアイテムを準備できるようにしています。

写真撮影においては、出品のスピードを意識するため、以下のことを行なっています。

  • 写真撮影時の角度、枚数、コツをマニュアル化する
  • 写真を撮る細かなシワや傷の基準を定める

状態に応じて、必要な写真を撮れるように基準を定め、マニュアル化することが重要です。

また、画像加工を行っている方向けに、商品写真の作成を効率的かつ高品質に加工できるアプリをご紹介します。

photoroom:背景の自動切り抜きツール

photoroomに興味がある方はこちら

メルカリの画像加工で商品写真の切り抜きを行ったり、商品の背景を白く加工している方も多いのではないでしょうか。

画像の切り抜きを手作業で行うのは、非常に時間がかかります。

そこでおすすめなのが、photoroomです。

photoroomはAIを活用した高速の写真の切り抜きが可能です。

snapseed:文字入れ、サイズ変更

snapseedへ興味がある方はこちら

snapseedはgoogleが提供している画像加工アプリです。

完全無料で利用できるにも関わらず、「歪んだ画像の補正」「文字入れ」「画像サイズの変更」などメルカリで使う機能を網羅しています。

商品情報の入力の効率化

効率的な商品情報の入力には、メルカリの機能を用いることがおすすめです。

メルカリで効率的な商品情報の入力におすすめの機能を2つ紹介します。

テンプレート機能

テンプレート機能とは、頻繁に使う商品の説明文を登録し、出品時に簡単に表示できる機能のことです。

テンプレート機能を使う手順は、

1. ホーム→出品画面で右上の「出品のテンプレートを使う」を選択
2. 出品したい商品のテンプレートを選択
3. テンプレートの文章を修正する
4. 登録する

頻繁に出品する商品カテゴリが決まっている場合、説明文やタグをテンプレート化しておくと便利です。

例えば、洋服ならサイズや素材、状態などの情報をあらかじめテンプレートにまとめておき、出品時にコピペすることで作業が早くなります。

商品内容のコピー機能

商品内容のコピー機能とは、他の出品者の説明文を丸ごとコピーできる機能のことです。

コピー機能を使う手順は、

1. コピーしたい商品のページを開く
2. ページ下部の「商品内容をコピーして出品する」をタップ→コピー完了
3. コピー内容を元に情報を追加、訂正し、出品する

このコピー機能について、「丸ごとコピーして大丈夫なのか」と著作権を心配する方もいらっしゃるかと思います。

この著作権問題につきまして、メルカリは「著作権法上問題ない」と発表しています。

しかし、説明文をコピーされて不快という声も多いので、出品する商品に合わせて一部修正を加え、完全なコピーを避けた方がよいでしょう。

コメント・メッセージ対応の効率化

効率的なコメントやメッセージの回答には、あらかじめ『回答パターン』を作成しておくことが重要です。

メルカリのコメントやメッセージの代表的な2パターンについて紹介します。

商品の値下げ交渉

値下げに応じる場合
はじめまして。コメントを送ってくださりありがとうございます。今から金額を変更いたしますので、ご購入をよろしくお願いいたします。
はじめまして。コメントを送ってくださりありがとうございます。大変恐縮ですが、〇〇円までのお値下げは考えておりません。しかし、〇〇円まではお値下げできますので、再度ご検討をよろしくお願いいたします。
値下げに応じない場合
はじめまして。コメントを送ってくださりありがとうございます。大変恐縮ですが、今のところ、お値下げは考えておりません。申し訳ないのですが、現在のお値段でのご検討をよろしくお願いいたします。

購入後メッセージ

購入後のメッセージ
こんにちは。ご購入いただきありがとうございます。現在発送準備を進めており、〇〇さまのお支払いが確認でき次第、発送いたします。引き続き、よろしくお願いいたします。
発送後のメッセージ
こんにちは。本日、商品を発送いたしました。商品が届き次第、確認と受け取り評価をよろしくお願いいたします。

これらのような例文を、スマホやパソコンのメモアプリに控えておき、すぐにコピぺできるような準備をしておきましょう。

メッセージ機能はお互いの顔が見えないため、挨拶やお礼を入れながら、お互い気持ちの良い取引ができるようなメッセージを心がけるようにしましょう。

また、メルカリShopsでは値下げ交渉を受け付けないように設定することも可能です。

値下げ交渉が難しい場合、この設定を利用する方法もあります。

販売価格の設定の効率化

メルカリで効率的に出品するためには、価格設定に一定の基準を設けることが重要です。

メルカリの商品価格は、300円〜999万9999円の間で自由に設定することができ、価格設定で迷う方も多いと思います。

新品価格や仕入れ価格、ブランドや商品状態に応じて価格基準を作成することで、出品価格を迅速かつ一貫性を持って決定することができます。

メルカリが紹介している価格基準は、

新品、未使用品定価の70%ほど
ほとんど未使用定価の50%ほど
傷や汚れがあり定価の30%ほど

しかし、この価格基準は、商材カテゴリによって変わるため、取り扱っている商材に合った価格基準に変化させる必要があります。

弊社の出品倉庫(衣類)では、ナイキは4000円×メンズ500円×傷アリ0.8×ジャケット1000円のように、これまでの傾向を元に、商品ブランド、カテゴリ、商品の状態によって式があり、一定の価格基準を設定することで、効率的な価格付けが可能になっています。

さらに効率化を図るならば、メルカリの『売れやすい価格』を参考にするのもいいでしょう。

『売れやすい価格』は、商品名やブランド、商品の状態を元にAIが算出した価格で、出品ページで商品情報を入力すると、商品価格の場所に自動的に提案されます。

メルカリShopsで出品を効率化する方法とは?

メルカリでの出品を効率化する方法として、メルカリShopsに加入する方法があります。

メルカリShopsとは誰でも簡単にネットショップを開設できるサービスです。

まずは、メルカリとメルカリShopsによる違いについてご説明します。

メルカリとメルカリShopsの違い

 メルカリShopsメルカリ
出品者法人・個人事業主・個人個人
出品可能商品新品・中古品新品・中古品
初期費用・月額費用無料無料
販売手数料10%10%
商品登録CSVによる一括登録可能不可
在庫登録1商品に対し複数設定可能不可
種類登録(色やサイズなど)1商品に対し複数設定可能不可
値下げ交渉無しあり
らくらくメルカリ便利用可能利用可能
ゆうゆうメルカリ便提供予定利用可能
クールメルカリ便利用可能不可
在庫連携・受発注管理CSV・API提供未対応
スタッフアカウント1ショップに対し複数名で運営可能不可
https://recore-pos.com/column_post/mercari-mercari-shops-difference/ より引用

このように、メルカリとメルカリShopsで利用できる機能に違いがあります。

これを見た時に『どの機能を利用すれば出品の効率化ができるの?』と疑問を持たれるかもしれません。

ここからは、メルカリShopsで効率化できる具体的な機能についてご紹介します。

まとめて在庫登録


通常のメルカリでは、同じ商品が複数あっても、一つ一つ出品する必要がありました。

例えば、同じジャケットを10枚販売したい時に、通常のメルカリのアカウントだと、ジャケット1枚を10回に分けて出品を行う必要がありました。

しかし、メルカリshopsでは、ジャケット1枚(在庫10枚)というように在庫登録が可能です。

さらに、商品の色やサイズの種類の登録もできるため、色やサイズに違いがある商品もまとめて出品することが可能です。

まとめて商品登録


Web版のメルカリShopsでは、CSVファイルによる商品管理が可能
です。

CSVファイルとは、様々なソフトで閲覧編集できる、互換性の高いファイルのことで、この機能を利用することで、商品登録にかかる時間と手間を大幅に減らすことができます。

商品登録には、大きく二つの手順があります。

『商品画像のアップロード』

1.  Web版メルカリShopsの商品管理画面から、CSV一括登録を選択
2.  画像アップロード画面で画像を選択(最大1万件まで登録可能)

『CSVデータの作成』

1.  CSV一括登録からCSVファイルをアップロードを選択し、CSVテンプレートをダウンロード
2. ダウンロードしたテンプレートの必要項目を入力
3. 必要項目を入力したファイルをアップロード
4. 登録内容を確認後、商品を公開

上記のように最初のステップはやや時間がかかりますが、一つ一つ登録する時よりも大幅に効率化が図れます。

メルカリ ホワイトペーパーのPC用紹介バナー

出品サービスやツールを用いてさらに効率化する方法とは?

ここまではメルカリ内の機能やアプリケーションを用いて、効率化する方法についてご紹介しました。

しかし『さらに効率化する方法はないのか』と思っている方もいると思います。

そこで、ここからは外部ツールやサービスを用いてさらに効率化する方法についてご紹介します。

出品プロセスの業務委託

出品の効率化には、出品の工程を外部に委託する方法もあります。

出品代行サービスでは、ささげ業務(撮影、採寸、原稿作成)から商品の管理、その後の受注、発注までをまとめて業務委託することが可能です。

例えば、弊社の出品代行サービスであれば、商品を発送していただくだけで、出品から発送までの全ての工程を1商品880円から行います。

店舗に手一杯でEC販売を始めてみたものの手が回らずお困りの事業者の方や、リユース事業で買い取った商品が倉庫に溜まってしまい、一度にまとめて売りたいという事業者の方には、おすすめです。

自動出品ツールの利用

出品を効率化するその他の方法として、出品ツールを利用する方法があります。

以前までは、自動で出品を行うツールが多く存在しました。

しかし、メルカリでは、過去に出品ツールを用いた無在庫販売をめぐるトラブルがあり、現在市場に出ている自動出品ツールの多くはメルカリによって使用が禁止されています。

メルカリに認められていない出品ツールを利用すると以下のリスクが考えられます。

  • 利用制限(期限が決められてるもの:最大24時間、指定日数)
  • 本人確認や詳細のヒアリング
  • アカウントの利用停止
  • 売上金の没収

このようなメルカリ運営側からの制裁が考えられるので、違法の出品ツールは使わない方がいいでしょう。

ではどうすればいいのでしょうか。

結論として『メルカリShopsと公式連携している一元管理システム』を利用することをおすすめします。

低価格でメルカリと連携している出品ツール「セルモア」とは?

セルモアのホームページはこちらから

国内主要7モールとAPI連携、売上UPをコスパ良く!「セルモア」

ここまで、メルカリへの出品を効率化する方法についてご紹介してきました。

しかし、出品を効率化する方法がまだあります。

それは、ECを効率化できるツールに自分の作業を手伝ってもらうことです。

EC売上を上げるためには販路を拡大することが重要であり複数のECモールに効率的に出品することが最短経路です。

弊社のセルモアは、リユース事業者の方が(EC運営をされている方)システム1つで楽に複数モールへの出品や受注の管理ができるように作られたEC一元管理システムです。

セルモアには

  • 1回の情報入力で、複数モールのページへ自動変換・同時出品する機能
  • 複数のECモールに出品している商品の在庫情報を自動で連動する機能
  • 複数のモールでの出品、受注、発送などの全体状況を一覧表示する機能

といった機能が搭載されているため、複数ECへの出品・管理を効率化できる機能が搭載されています。

また、セルモアは、Yahoo!ショッピング、メルカリShops、ヤフオク!、楽天ラクマ、Amazon、楽天市場、Shopifyの7つのECモールと公式連携しているため、最大7モールの出品から受注、発送までの管理を行うことができます。

セルモアは、モールの連携数や出品数に関係なく、一律月額11,000円(税込)で利用することができ、初月1ヶ月は無料トライアルでお試しいただくことができます。

さらに、セルモアは実店舗とECの一元管理が可能なPOSシステム「ReCORE」への出品データ引き継ぎもできるので、将来的にリユース事業全体をデジタル化したい方も安心して使い始めることができます。

メルカリShopsと公式API連携、他6モールと在庫連携でき

​​複数のECモールへ出品を行うと、在庫管理が複雑化し、在庫切れの商品が購入されてしまう「売り違い」などのリスクが高まってしまいます。

セルモアは、複数のECモールを自動で在庫連携をすることで、販売された商品を5分程度のラグで他チャネルの出品を取り下げ、売り違いを防ぐことができます。

在庫連動は、受注が入った時だけではなく、同様の仕入をした際に在庫数を増やしたり、返品の際に在庫を戻したりなど、商品数の変動があった場合に応じて、各モールの在庫状況に自動で反映します。

セルモアによって、手作業で在庫を動かす業務が必要なくなります。

メルカリShopsを含む複数ECモールに手軽に同時出品ができる

セルモアでは、メルカリShops、Amazon、楽天市場、Yahoo!オークション、Yahoo!ショッピング、楽天ラクマ、Shopifyのうち複数のECモールへの同時出品をすることが可能です。

セルモアでは上記の7モールと、商品登録や在庫情報、受注情報のAPI連携がされているため、自社内で持っているECモールのアカウントを登録しておくだけで、同時出品の準備が完了します。

同時出品を行いたいモールを、セルモア内の出品先項目から選択して、共通の情報を入力することで、それぞれの商品ページに自動変換されます。

この機能により、各ECモールの出品画面からそれぞれ出品を行う非効率な業務から脱却することができます。

前もって作成しておいたテンプレートを選択するだけで出品を行うことができるため、出品を行うたびに商品情報を入力する手間を省くことができます。

これらの機能を活用することで、最短2分で複数ECモールへの同時出品が可能になります。

商品登録数、受注件数、モール数に従量課金も制約もない

他のECシステムでは主流な商品登録数、受注件数、出品されるモールの数などによって、従量課金や制約がある場合があります。

しかし、セルモアではどんな場合でも、月間の基本料金11000円で利用できます。

そのため、思う存分、出品して受注することが可能です。 

まとめ

今回は、メルカリの出品を効率化する方法についてご紹介しました。

メルカリで出品を効率化する際には、できるだけメルカリの機能や他のサービス、ツールに業務を任せることを意識しましょう。

本記事の後半にご紹介した、『セルモア』や『出品代行サービス』は複数モールでの出品の効率化を可能にするツールです。

セルモアでは、1カ月無料トライアルも実施中のため、ECの業務効率化について悩んでいるEC担当者の方は、まず一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。

監修者:本荘 幸大

卒業後は株式会社船井総合研究所に入社し、ヘルスケア業界やフィットネス業界、飲食業界など幅広い業界のコンサルティングに従事。その後2022年4月より最年少メンバーとしてNOVASTOに入社し、リユース・リテール企業へのコンサルティングを行いながら社内ではマーケティングチームの立ち上げも行っている。

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