リユース業界での起業は儲かる?成功の手順やポイントを徹底解説!
C to Cなどのフリマアプリの利用者が増加傾向にあり、リユース品に対して抵抗を持つ人も年々少なくなってきました。
消費者のSDGsへの意識の高まりも追い風になり、近年リユース業界で起業を考える人が増えてきています。
実際のところ、リユース業界での起業は儲かるのでしょうか?また、開業する上での手順やポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。
今回はこのような疑問を解消するために、リユース業界の起業に必要なことや、起業を始める上で知っておきたい初期費用についてご紹介します。
目次
リユース業界の現状と今後の動向
消費者の環境意識の高まりにより、リユース業界の市場規模は年々増加傾向にあります。
世界中でSDGsの重要性が問われたことで、モノの再利用や、再資源化が今まで以上に推奨されるようになってきました。
今後も、SDGsの高まりによって、リユース業界の市場規模はますます拡大していくことが見込まれています。
ビジネスモデルの観点から見ても、インターネットの発展によりリユース業界は大きく変化してきています。
例えば、実店舗のみで経営を行っていた企業がECモールやオークションサイトへの出品に移行するケースも増加しています。
消費者の消費行動がオフラインからオンラインに移行してきている時代の流れも考えると、今後オンライン取引が主流になることが予想されます。
また、リユース業界は他の業界と異なり、買取業務を行う必要があるため、買取するための知見やノウハウが必要となります。
このため買取業務の属人化を防ぐために、近年POSシステムやITツールを導入する企業も増えてきています。
今後リユース業界は、オンライン取引やITツールの導入などを行いながらビジネスモデルを最適化していくことで、市場拡大を図っていくことでしょう。
リユース業界は不況に強い!?
起業を考える際には、今後その市場が伸びるのか?拡大する見込みはあるのか?などを念入りに調べる必要があります。
リユース業界に関して言うと、今後市場が拡大する見込みがあるのはもちろんのこと、不況にも強いビジネスモデルだと言われています。
景気が悪くなれば、自分の持っている品物を売って現金に変えたいという人や、できるだけ安い価格で商品を購入したいと考える人が増えます。
実際リユース業界でも大手であるブックオフやゲオは、バブル経済崩壊後に業界に参入して成功を収めています。
このことからもわかるように、不況の中でも利益を生み出していけるということはリユース業界の大きな強みです。
リユース業界の種類
リユース業界と一言で言っても、そのカテゴリは様々です。
ここでは、リユース業界を大きく5つのカテゴリに分けて紹介します。
リユース業界の中でもどの分野に参入するかの参考になると思うので、ぜひ確認してみてください。
総合リサイクルショップ
総合リサイクルショップでは、洋服や電化製品、本や家具など様々な商品を扱うリユース店です。
一般的な総合リサイクルショップの特徴としては、比較的店舗規模が大きいことが挙げられます。
また、総合リサイクルショップという名前でありながらも、店舗によってはブランド品の品揃えに力を入れている店舗や、古着に力を入れている店舗など様々です。
リサイクルショップでは、買い取った金額と販売価格によって、原価率が変動するため、店舗によって原価率に違いがあります。
ごくまれに原価率や粗利にこだわりすぎて、「とにかく安く買い取って、高く販売する」という考えでお客さんが買い取ってほしい品物を安く買い叩く店舗があります。
しかしながら、そのようなやり方を続けていると、顧客の信頼を失ってしまいます。
顧客に次も店舗を利用してもらうためには、品物の価値を見極めて、適正価格で買取を行うことが大切です。
総合リサイクルショップを経営する際は、顧客からの信頼を得ながら自店舗の利益を確保していくことを意識しましょう。
ブランドや宝飾品
高級ブランドのバッグや財布、時計などの買取販売は、単価が高いのが特徴です。
日本人は比較的物を大切に扱う傾向にあるので、日本の中古の高級ブランド品は、海外でも人気の高いジャンルの1つです。
そのため海外からの需要も高いので、越境販売も含め成長が期待できるジャンルだと言われています。
買取だけを行う買取専門店の場合だと、在庫を抱えすぎるというリスクも比較的抑えられるため、ブランドや宝飾品を扱うリユース店は多数存在します。
古着分野
古着が好きで、不要になった服を買い取り、販売する衣料品のリユースショップを開業したいと考える方もきっと多いでしょう。
古着分野では、品揃えの種類や系統、ターゲットの年齢層などから、リピート率が高く顧客がつきやすいのが特徴です。
質の良い古着を仕入れていると、ファンになってくれる顧客も自然と増え、店舗のLTV(顧客生涯価値)の向上にも繋がります。
古着店を経営する際は、商品の仕入れ時に目利き力を活かしたり、他店舗との差別化や独自のブランディングを行っていくことが成功のポイントです。
骨董品分野
骨董品とは、価値のある工芸品や美術品のことです。
身近な例でいうと、絵画や掛け軸、焼き物や食器などが骨董品の代表例として良く挙げられます。
骨董品は市場規模が小さいため、骨董品単体ではビジネスになりにくい分野です。
そのため、骨董品業界では他の買取品目と併せて取り扱っている傾向が見られます。
骨董品の分野で起業するためには、骨董品の仕入れや買取を行うために、知識とノウハウを獲得する必要があります。
また、骨董品は仕入れだけでなく扱いも難しく、骨董品の種類や状態によってクリーニングや修繕、保存方法が異なります。
そのため、完全初心者の人から起業を目指す人には少しハードルが高い恐れがあります。
骨董品には、定価がなく目利きと顧客からの信頼が大切になるので、はじめは骨品店に勤めながら骨董品の価値や市場に関する知識を養うことをおすすめします。
中古車分野
リユース業界の1つ目は、中古の車を買取、修理して販売するという中古車販売の分野です。
普段から車をいじったり、乗ることが好きで中古車販売を始めてみたいと考える方は少なくないと思います。
中古車販売には、車を展示するスペースや、比較的高額な在庫を一定期間抱えておく必要があるため、店舗関連費や維持費が高くなることがあります。
利益率はそれほど高いわけではありませんが、1台あたりの金額が大きいため、利益額は大きくなる傾向にあります。
リユース業界で起業するために必要なこと
リユース業界のカテゴリーがある程度理解できたところで、次は、リユース業界で起業するために必要なことを確認していきましょう。
リユース業界で起業するために、必要なことは主に2つあります。
資金に合わせた運営を行う
店舗を開業するためには、開業資金が必要になります。
取り扱う商品や店舗形態によっても、必要な費用は変わってきます。
開業した初月から順調に売上が出るとは限らないので、2ヶ月から3ヶ月の間利益が出なくても営業できる資金をあらかじめ用意しておくことも大切です。
これらを全て考慮した上で、自分が用意できる資金に合わせた店舗運営を行っていくことが大切です。
開業に古物商許可が必要
リユースショップのような、「一度でも市場で取引されたことのある品物」を売買する業態では、「古物商許可」という免許が必要になります。
古物商許可の免許を取得するためには、管轄の警察署に届け出を行い手続きを行う必要があります。
もしもこの古物商許可の免許無しで、古物取引を行った場合、三年以下の懲役又は百万円以下の罰金が課せられます。
それに加えて、その後5年間は古物商許可の免許を取ることができなくなってしまいます。
リユースショップを開業する際には、必ずこの古物許可証の免許を取得してから開業を行うようにしましょう。
古物商許可は免許が下りるまで、申請が受理されてから大体40日〜60日間かかります。
申請の受理も一度では通らないことが多いため、時間的なゆとりをもって申請に行くことが大切です。
古物商許可の免許取得には、開業のおよそ3ヶ月〜3ヶ月半くらい前から手続きを初めておくと、スムーズに開業準備が進められると思います。
リユース業界で起業にかかる資金とは?
リユース業界で起業するために必要なポイントについて理解できたでしょうか?
リユース業界で起業するためには、当然のことながら古物商許可だけでなく、開業資金が必要になります。
ここでは、開業までに必要になる資金を表で整理してみました。
実店舗のみで開業を行う場合 | ECのみで開業を行う場合 | 実店舗とEC両方で行う場合 | |
賃貸費用 | 約300万円〜 | 0円〜 | 約300万円〜 |
自社EC構築費用 | 0円〜 | 約10万円〜 | 約10万円〜 |
ECモール | 0円〜 | 約5万円〜(手数料別) | 約5万円〜 |
設備・備品 | 約100万円〜 | 約10万円〜 | 約100万円〜 |
2〜3ヶ月分の生活費 | 約50万円〜 | 約50万円〜 | 約50万円〜 |
古物商許可取得費用 | 1万9000円 | 1万9000円 | 1万9000円 |
初期の仕入れ金 | 約20万円〜 | 約20万円〜 | 約20万円〜 |
人件費 | 約60万円〜 | 約20万円〜 | 約60万円〜 |
広告費 | 約10万円〜 | 約10万円〜 | 約10万円〜 |
POSシステム | 約5万円〜 | 約2万円〜 | 約7万円〜 |
その他雑費 | 約20万円〜 | 約20万円〜 | 約20万円〜 |
合計額 | 約566万9000円〜 | 約148万9000円〜 | 約573万9000円〜 |
出店する場所や条件、扱う商品、店舗の規模によって費用は大きく異なるので、あくまで目安としてご確認ください。
賃貸費用
賃貸費用は店舗の広さや立地、地域によっても大きく差が出る部分です。
もしも、買取・販売の両方を行うのであれば、25坪ほどは確保しておきたいところです。
買取専門店などの場合は、買取カウンターの面積と、在庫を保管するスペースさえあれば、開業できるため比較的コストを抑えられます。
また、店舗を持たずECでの販売を行う場合でも、事務所や在庫を保管するスペースは必ず必要になるので、そちらの契約費用も頭に入れておきましょう。
自社EC構築費用・ECモール
自社ECの構築を行う際には、構築費用が必要になります。
低コストでECサイトを始めたいという場合には、Shopifyなどを利用して自分でサイトを構築することで、構築費用を10万以下に抑えることができます。
しかしながら、独自のECサイトを作り差別化を図りたいという方には、ECサイトを制作会社に依頼する必要があります。
制作会社へ依頼する相場は安くて10万円くらいから質の良いものになると100万円くらいです。
ECサイトをどのように構築するかは、自身の店舗の規模や目的に合った費用を選択すると良いでしょう。
また、Amazonや楽天市場などのECモールへ出品を行う際にも、月額の利用料金や販売手数料が発生します。
自社ECの立ち上げに比べて、初期構築費用や維持費用は安く抑えられるため、開業当初はECモールのみを活用するというのも1つの方法です。
設備・備品
店舗を開業する上で、看板や棚、カウンターやレジ、空調設備など、様々なモノが必要になります。
もちろん、店舗の規模や運営形態によって必要資金は大きく異なりますが、少なくとも100万円は設備や備品代として確保しておくと良いかもしれません。
2〜3ヶ月の生活費
店舗を開業したあと、すぐに安定した利益が出るとは限りません。
起業が軌道に乗るまでの生活費もあらかじめ用意しておく必要があります。
とりあえず、少なくとも2ヶ月〜3ヶ月分確保しておくと安心です。
古物商許可取得費用
リユース業界で起業するために必要なことの1つに「古物商許可」という免許がありますが、その免許を取るためにも費用がかかります。
古物商許可は、1万9000円の手数料が必要になります。
この手数料は、途中で申請を取り下げる場合を含むいかなる理由においても返却されないので、注意が必要です。
初期の仕入れ金
リユース店舗において仕入れは命です。
開業当初に商品が何もない状態だと、お店としての信頼度や見栄えに関わります。
扱う商材にもよりますが、商品の仕入れ資金としては、20万円〜100万程度確保しておくようにしましょう。
人件費
店舗を運営する上で、どうしても必要になる費用が人件費です。
アルバイトや正社員などを雇わないとしても、自分の人件費を計算に入れることを忘れてはいけません。
また、どうしても人件費を抑えたいという場合には、POSシステムやITツールを導入し、業務を効率化することで、人件費を抑えながら健全な店舗運営を行っていくことができます。
広告費
開業当初は、自店舗の存在を知ってもらう広告費用が必要になる可能性があります。
チラシを印刷して配布、Web広告で集客、SNS上で告知を行うなど、宣伝方法は様々ですが、広告の手段の幅を広げるためにも、10万円ほどは広告費用として確保しておくと良いでしょう。
POSシステム
リユース店舗のような買い取り業務のある業態では、従業員が買い取り価格や販売価格をある程度自由に決められる権限を持っているケースは少なくありません。
このことが原因でリユース業界では、他の業態に比べて従業員の不正が起こりやすいと言われています。
そのような不正を防ぐために、操作記録の残るPOSシステムを導入することで、日常の業務を効率化しながら、従業員の不正を防止する健全な店舗運営が実現できます。
会計業務や在庫管理、仕入れ業務を効率化することで、従業員の負担を減らすことができ、人件費の削減にも繋がります。
POSシステムは導入費用や運営費用が必要になるため、一見開業当初は必要ないと思われがちです。
しかしながら、POSシステムの導入で何人もの人手が必要なくなることを考えると、POSシステムを導入したほうがトータルのコストを削減できます。
その他雑費
文房具や掃除用具などの消耗品、または交通費や商品の管理に必要な備品など、細かな経費でも甘く見ずしっかりと予算を確保しておく必要があります。
塵も積もれば山となるという言葉もあるように、雑費費用を甘く見ていると、資金繰りが行き詰まる原因になるリスクもあります。
リユース業界は儲かるのか?
リユース業界は儲かるのか?
結論から言うと、リユース業界全体としては儲かりやすい土壌が整っています。
その理由としては主に3つあります。
まず1つ目に、メルカリなどフリマアプリの発達やSDGsの影響などにより市場が成長傾向にあるということが挙げられます。
市場が成長している業界は全体の総数が伸びているという状態なので、新規参入でも比較的成功しやすいという特徴があります。
2つ目に、CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)が短いことが挙げられます。
CCCとは、商品や原材料を投入してから現金を回収するための効率性や日数を表しており、短ければ短いほど資金繰りが安定していることを意味します。
リユース業界は古物市場など、販売先を安定して確保することが可能なので、財務上リスクが少ないことも儲かりやすい理由となります。
最後に、海外でもSDGsの普及によりリユース品が見直されており、保存品質の良い日本のリユース品が注目され、越境販売にも有利になっているということが挙げられます。
一般的にはリユース業界では、安く買い取って、高く販売しているイメージがあるので、粗利が高く儲かっているイメージがあるかもしれません。
しかしながら、賃貸費用や仕入れ費、人件費などのコストを差し引くと、意外と赤字すれすれで経営を行っている店舗も少なくはありません。
最近では、C to C向けフリマアプリメルカリやラクマなどの台頭もあり、実店舗だけで運営を行っているお店の経営は非常に厳しくなってきています。
リユース業界で1から起業を目指す場合は、なるべくリスクを抑えるために信頼できるフランチャイズを選ぶか、EC出品で小さな規模からこつこつ経営を始めるのが無難でしょう。
リユース業界で起業するならReCORE
ここまで、リユース業界で起業するためのリユース業界の起業に必要なことや、起業する上で知っておきたいことを紹介してきました。
インターネットを通して、店舗の口コミなどの情報が拡散されるようになった現代社会でリユース店舗が生き残るためには、顧客を満足させ信頼を勝ち取る次世代型のリユースビジネスを行っていく必要があります。
次世代型リユースビジネスとは、EC出品や在庫出品の効率化だけでなく、顧客の意見やニーズを反映させ業績アップを目指す店舗運営を行っていくことです。
この次世代型のリユースビジネスを成功させるために、開発されたのがクラウド型POSシステムReCOREです。
今回は、リユース業界におすすめなReCOREの機能について簡単にご説明させていただきます。
買取査定機能
ReCOREではリユース店のオペレーションコストを減らすために、買取査定機能を搭載しています。
リユース業界で、買取査定を行うためにはその商品に対する知識や相場に関する情報を把握している必要があります。
そのため、アルバイトや新人従業員には査定業務を任せられず、業務が属人化してしまうという問題が発生していました。
ReCOREの買取査定機能では、ReCORE内に搭載されている7500万件以上の商品マスタから、過去の買取データや他店の販売価格を確認することができます。
この機能により、商品に対する知識が少ない初心者の方でも、比較的簡単に査定業務を行うことが可能になり、業務の属人化を解消できます。
その他にもReCOREでは、宅配買取機能や質管理機能などといった幅広いリユースの業態に対応できる機能が充実しているため、ReCOREのツール1つでリユース業務をまるごと管理することが可能です。
宅配買取機能
リユース店で起業する際に、宅配買取を採用して実店舗を持たずに経営を行いたいと考える方もいるかと思います。
宅配買取とは、WEB上で買取査定の申し込みを行っていただき、商品を配送していただいてから宅配を行うという業態になります。
店舗と並行して行っている企業も多く、コロナ渦中から人気となっている業態です。
ReCOREでは、宅配買取機能を搭載しており、申込みから本人確認、査定までをPOS上で対応することができます。
専用のフォームを自社サイトに埋め込むことで、お客様は宅配買取の申し込みを行うことができます。
ReCOREではメールやSMSでお客様と自動でやりとりを行うこともできるので、スタッフの負担を減らしながら対応することが可能です。
また、宅配買取では法務上本人確認が煩雑となっておりますが、ReCOREではeKYC(電子本人確認システム)機能と連動しております。
eKYCを活用することで、取引時の面倒なやり取りを全てオンライン上で完結することができるため、顧客満足度の向上が期待できます。
質管理機能
ReCOREには、宅配買取機能に加えて質屋を営んでいる企業向けに質管理機能も搭載しています。
質管理機能では、「査定」「入質」「出質」「流質」までの流れを一気通貫で行うことができます。
質屋では、買取を行うだけでなく、質入れという業務も別途発生しますが、ReCOREを活用することで買取と質入れを同じシステムで対応することができます。
買取と質入れ、EC出品などの機能を一元化することで、在庫管理などの工数を削減しつつ、業態も付加することができるようになります。
この質管理機能を搭載したPOSシステムは業界でも非常に珍しく、「質管理ができるPOSシステムが欲しい」という企業の要望を受けて、開発したシステムとなっております。
そのため、質屋に必要な機能が全て搭載されたリユース店のためのPOSシステムになっています。
EC出品機能
オンラインショッピングを活用する消費者が増え続けている現代社会では、リユース店舗でもEC上に販売経路を持つ必要性が高まってきています。
ReCOREでは、複数モール同時出品機能により、ReCOREの画面上から複数のモールに同時出品することができます。
さらに、実店舗のEC間の在庫連動機能により、実店舗に在庫を置きながら、EC上で商品の販売を行う併売も実現できます。
これらの機能により、商品が顧客の目に触れる機会を増やすことができるため、在庫回転率や売上の向上が期待できます。
在庫管理機能
店舗運営の中でも、在庫管理は非常に大切な業務の1つです。
ReCOREの在庫管理機能では、リユース店舗の在庫管理が非常に楽になる機能を搭載しています。
例えば、7500万件の商品マスタに自社オリジナルの商品マスタを作成することができるだけでなく、棚卸し機能や在庫の店舗間移動なども簡単に管理できます。
また、売れた商品の販売価格が適正だったのかを分析するための「ABC分析機能」も搭載しているので、
- 商品の設定価格が安すぎて、予想よりも早く売れてしまった
- 商品の設定価格が高すぎて、なかなか商品が売れない
などといった市場のニーズを把握しながら、適正売価を見つけることができるようになります。
顧客管理機能
リユース業界では、顧客と売買を行う際に顧客の個人情報を得ることができます。
これまでは、これらの情報を紙で保存していましたが、これだと情報を有効活用できていない上にセキュリティの面でもあまり良くありません。
ReCOREでは、従来の顧客情報の管理方法を改善するための機能も充実しています。
例えば、「1週間以内に来店のあった顧客」の絞り込みを行い、SMSやメール、LINEで一斉に販促メッセージやクーポンを配布することができます。
また、アンケート機能を活用すれば、来店してくれた顧客からの意見を直接聞くことができるため、店舗改善にも繋げることができます。
これらの機能によって、顧客のリピート率を高めることができるため、顧客から信頼される地域密着型の次世代型リユースショップを目指すことができます。
まとめ
今回は、リユース業界の起業に必要なことや、起業を始める上で知っておきたい初期費用についてを業界の現状や今後の展望を交えながらご紹介してきました。
他の業界にも言えることですが、消費者行動の変化に対応するために、今後はECへの参入やITシステムを導入する起業がますます増えていくことが予想されます。
消費者に求められるようなリユースショップを運営していくためにも、EC出品や在庫管理の業務効率化だけでなく、顧客の意見を分析し改善できるPOSシステムを導入することが大切です。
リユース業界向けに開発されたクラウド型POSシステムReCOREでは、現在無料で資料ダウンロードが可能です。
本記事でReCOREを活用して起業を成功させたいとお考えの方は、ぜひ一度下記のボタンから資料ダウンロードとお問い合わせを行い、ReCOREの導入をご検討ください。
監修者:本荘 幸大
卒業後は株式会社船井総合研究所に入社し、ヘルスケア業界やフィットネス業界、飲食業界など幅広い業界のコンサルティングに従事。その後2022年4月より最年少メンバーとしてNOVASTOに入社し、リユース・リテール企業へのコンサルティングを行いながら社内ではマーケティングチームの立ち上げも行っている。