ささげ業務とは?代行業者の選び方や費用相場も徹底解説!

ささげ業務とは?代行業者の選び方や費用相場も徹底解説!

ECサイトやネットショップで商品を販売する際、売上を左右する重要な業務のひとつが「ささげ業務」です。ささげ業務とは、商品の「撮影」「採寸」「原稿作成」を指し、商品ページの品質を高めるために欠かせない作業です。

商品画像がわかりにくい、サイズ情報が不足している、商品説明が不十分といった状態では、ユーザーが購入を判断しづらくなり、売上機会の損失や返品につながる可能性があります。

本記事では、ささげ業務の意味や具体的な作業内容、重要性、効率化する方法についてわかりやすく解説します。EC運営の品質を高めたい方や、商品登録業務を効率化したい方はぜひ参考にしてください。

ECにおける「ささげ業務」とは? 

EC業務におけるささげは、「撮影(さつえい)」と「採寸(さいすん)」と「原稿(げんこう)」のそれぞれの頭文字を並べて造られた単語です。

  • 撮影:商品の画像を複数カットで撮影し、加工・レタッチを行う業務
  • 採寸:商品のサイズを正確に計測し、規定の項目をデータ化する業務
  • 原稿:商品の特徴や魅力を伝える説明文・スペック情報を作成する業務

ECサイトで商品を掲載する際に記載する商品の画像や説明文、サイズなどの情報を作る一連の業務のことを指します。

撮影・採寸・原稿をしっかりと行うことは商品の訴求力を高め、売上を左右することにも繋がります。つまり、ECサイトを運営する上でささげ業務はとても重要なものなのです。

ささげ業務の重要性

魅力的な商品画像は売上アップにつながる

1つ目は、魅力的で目を惹く商品画像は売上アップに影響するからです。

ネット上で商品を検索すると、似たような商品がたくさん出てきます。顧客はその中から商品を選び購入するため、ECサイトで売上をあげるためには数ある商品の中から選ばれる必要があります。

そこで重要になるのが商品画像です。

人は入手する情報の80%以上を視覚に頼っていると言われています。つまり、商品名や商品説明ももちろん大切な情報ですが、商品画像が魅力的でないと売上に繋がりにくいということです。

商品画像で興味を持ってもらえてはじめて、商品名や商品紹介も読んでもらえることも多いので、商品画像はポイントを抑えた上できちんと撮影するようにしましょう。

返品やトラブルを未然に防げる

2つ目は、正しく採寸し記載することで、返品やトラブルを未然に防げるからです。たとえば、洋服の場合、着丈や身幅、肩幅が自分のサイズに合っているかは顧客にとって購入する上で大切な情報です。

S・M・Lなどの表記だけだと特に海外製だった場合、購入後にサイズが合わずにトラブルになるということも考えられます。バッグの場合は、思っていたサイズ違った(A4サイズが入るかと思っていたのに入らなかった)などのトラブルになることもあり得ます。

しかし、サイズや商品の状態などを顧客に正確に伝えることで、返品やトラブルを減らすことができます。また、返品やトラブルが減ることは顧客の信頼度を上げるのはもちろん、店舗側の業務・コスト削減にも繋がります。

写真だけでは伝わらない情報も伝えられる

3つ目は、写真だけでは伝わらない細かい情報も伝えられるからです。どんなにこだわって商品画像を撮っても、正確な色や目に見えない質感、素材などを100%顧客に伝えることは難しいのが現実です。

しかし、原稿を作成すると、商品画像では分からないまたは分かりにくい細かい情報まで伝えられます。「カシミヤ100%なので保温性に優れています」「綿素材なので触り心地がいいです」など、誰もが納得できるような説明を心掛けることが大切です。

ささげ業務を行う際の3つのポイント

【撮影編】商品に合わせて明るさや角度を調節する

撮影では、商品の色味や状態が正確に伝わるように、明るさや角度を調整することが重要です。

明るすぎる環境で撮影すると、光が反射して商品の色味がわかりにくくなる場合があります。自然な色味を出したい場合は、昼白色の照明を使ったり、レフ板やトレーシングペーパーで光を調整したりするとよいでしょう。

また、商品に応じて撮影角度を変えることも大切です。洋服やバッグ、小物などは、正面だけでなく背面・側面・斜めなど複数の角度から撮影することで、商品の状態をより正確に伝えられます。

【採寸編】サイズ表記を統一し誤解を防ぐ

採寸では、サイズ表記を統一し、ユーザーが誤解しないように記載することが大切です。

S・M・Lのような表記だけでは、商品によって実際のサイズ感が異なる場合があります。特に海外製の商品は、「JP M」「US M」など同じMサイズでも基準が異なるため注意が必要です。

着丈・身幅・肩幅・横幅・奥行きなど、具体的な寸法を記載することで、購入後のサイズ違いによる返品やトラブルを防ぎやすくなります。

【原稿編】写真だけでは伝わらない情報は必ず記載する

原稿作成では、写真だけでは伝わらない情報を文章で補足することが重要です。

たとえば、素材の質感や使用感、傷や汚れの有無、色味の印象などは、画像だけでは十分に伝わらない場合があります。こうした情報が不足していると、購入後に「思っていた商品と違った」と感じられる原因になります。

商品の特徴や状態を正確に記載することで、購入前後のギャップを減らし、ユーザーが安心して購入しやすくなります。

EC運営でささげ業務を代行するメリット

クオリティの高い商品画像が手に入る

ささげ業務を代行することで、プロのカメラマンに商品を撮影してもらえるため、質の高い商品画像ができあがります。

また、ECに掲載する商品画像は、商品1つにつき何種類もの写真が必要です。しかし、ささげ業務代行では細かいカットや撮影後の加工など、労力のかかる撮影業務をすべて任せられるので、業務にかかる手間を減らことができます

採寸ミスによる返品・クレームを減らせる

2つ目のメリットは、正確な採寸が行えることです。ささげ業務の中でも採寸は、正確に行うのが難しくミスが発生しやすい業務です。

また、効率を求めてスピーディーに行おうとするほどより難しくなりますが、採寸ミスはクレームやトラブルにも繋がりやすいためより一層の注意が必要になります。

しかし、ささげ業務を代行することで正確な採寸データが得られるため、クレームやトラブルなどにも発展しにくくなります。

プロによる商品説明で顧客を惹きつけられる

3つ目のメリットは、ささげ業務の経験豊富なプロによる商品説明で顧客を惹きつけられることです。商品画像や商品名で顧客を惹きつけられても、商品説明で最後の一押しができないと購入に繋げられません。

しかし、商品説明も撮影や採寸と同様に多くの商品を扱う場合は時間がかかってしまい、業務を圧迫します。ささげ業務を代行すると、さまざまな商品の説明を考えてきた経験豊富なプロが、顧客を購入まで導いてくれるような魅力的な商品説明を作成してくれます。

コア業務にリソースを集中できる

4つ目のメリットは、マーケティングなど優先度の高い業務に時間を使えることです。ECサイトの運営で最も大切な業務は売上に直結するマーケティングです。

撮影や採寸、原稿に時間を割くのも大切ですが、これらの業務は比較的外注しやすい業務です。つまり、ささげ業務を代行することで、時間やスキルも必要となるマーケティングに力を入れることができるのです。

ECでささげ業務を代行するデメリット

商品1点ごとに費用が発生する

ささげ代行の費用は、原則として商品1点ごとに発生します。撮影費用が1点あたり100円違うだけでも、100点依頼すれば1万円の差になります。扱う商品数が多いほど、料金体系の差が総額に大きく影響する点に注意が必要です。

商品登録までにタイムラグが生じる

ささげ代行を依頼する場合、商品を業者へ送り、ささげ業務を終えてデータが納品されるまでに一定の期間が発生します。

その間はECサイトへ商品を登録できないため、自社でささげを行う場合に比べて出品までにタイムラグが生じやすくなります。納期の目安を事前に確認し、販売計画に余裕を持たせておくことが大切です。

ECのささげ業務代行業者の費用相場

ささげ代行の料金は業者や作業内容によって異なりますが、一般的な相場は以下のとおりです。

作業内容費用相場(1商品あたり)備考
撮影500円~1,500円程度カット数・撮影方法で変動
採寸300円~500円程度採寸箇所数で変動
原稿500円程度文字数・SEO対応で変動

撮影のみであれば1商品500〜1,500円程度、採寸・原稿まで含めると合計で1商品1,500〜5,000円程度が目安です。出張撮影やモデル撮影、ロケ撮影などのオプションを追加すると、料金相場は大きく上がります。

ただし、極端に安すぎる業者は、撮影や原稿のクオリティが不足しているケースもあります。「求めるクオリティを実現できるか」と「料金が見合っているか」の両面から判断することが大切です。

ささげ業務代行業者の選び方

自社のブランドイメージを保てるか

企業にとって最も大切なのは、ブランドイメージです。ブランドイメージが保てないと、顧客からの信頼度が下がり、売上の低迷にも繋がります。

たとえば、キラキラと輝く光沢が売りのジュエリーショップであるにも関わらず、商品画像でそれらの魅力が伝えられないと顧客の購入意欲が下がってしまいます。

そのため、ささげ業務代行業者を選ぶときは、自社のブランドイメージを保てるような撮影や原稿制作ができるかどうかを見極めることが重要です。

ささげ業務の実績やスキルがあるか

ささげ業務の実績があり信頼できる業者かどうかも、選ぶ際の大切なポイントです。飲食店などを選ぶ際に口コミや星を確認するのと同様に、他の企業でもささげ業務代行を行った実績があり評価の高い業者は信頼して依頼できます。

もちろん実績がすべてではありませんが、実績がない業者に依頼する場合は慎重に打ち合わせを重ねミスマッチがないようにしましょう。

クオリティが期待できそうかどうかをしっかりと見極め、自社が求めるスキルを備えた業者を選ぶことが重要です。

費用対効果が見合っているか

サービスの費用対効果が見合っているかを見極めることも大切です。サービスの費用対効果を調べるためには、複数の業者に見積もりを依頼し料金やサービス内容を比較するのがおすすめです。

また、ささげ業務にかかる費用は商品1つにつき発生します。そのため、10円20円の差でも大量に依頼すると大きな差になります。

クオリティやサービス内容、料金などを複数社で比較し、費用対効果が見合っている業者を選ぶようにしましょう。

実店舗とECの併売に対応できるか

実店舗とECの併売に柔軟に対応できるかも、ささげ業者を選ぶ際の重要なポイントです。ささげ代行業者の中には、ささげ業務代行後に店舗に商品を返却してくれる業者もあります。

そのため、実店舗とECの併売を行っている店舗は、そのような業者に依頼するのがおすすめです。しかし、実際にはささげ業務代行後に店舗に商品を返却してくれる業者は少ないので、事前にチェックするようにしましょう。

ささげ業務代行業者おすすめ5選

RECOREささげ業務格安代行株式会社ささげ屋株式会社fleston株式会社BAXSSasage.tokyo(株式会社LUCY)
強み複数の大手上場リユース企業のささげ業務を月間数万点以上のペースで実施年間150サイト以上・月間作業数20,000sku以上ものささげ業務をはじめとする実績を誇る年間取引件数485件のささげ業務実績を誇るサービスが盛り込まれたシンプルな3つのパック料金ファッションに特化したプロによるささげ業務でクオリティーとスピードを重視
料金プラン
(税抜)
商品撮影:¥150
商品画像修正:無料
商品採:¥200〜
出品原稿作成:¥100〜
商品保管・商品出荷:要相談
アパレル/ファッション雑貨EC¥5,000~などスポーツ用品ECサポート¥4,000〜5,000など

撮影+採寸パック¥4,500/型



~50sku¥125,000
動画作成×
×

ロケ撮影×
(格安海外ロケプランあり)

×

撮影モデルの手配×相談

×

商品登録

×

×
過去の実績/サンプルサンプルサンプル
取引先実績
サンプルサンプルサンプル

RECOREささげ業務格安代行

参考:RECOREささげ代行サービス

RECOREのささげ業務格安代行サービスではささげ業務を行うと、データがPOSシステムである「RECORE」に自動的に登録されます。

RECOREに搭載されているEC自動出品機能と組み合わせることで、買い取った商品をささげセンターに送るだけで、ささげ業務とEC出品までを自動化することができます。

比較表を見ても分かる通り、ささげ業務格安代行サービスの相場は、商品撮影、採寸、原稿作成などあわせて、3000円〜が一般的です。

RECOREのささげ業務格安代行サービスでは、ささげ全ての工程でも500円前後の圧倒的な低価格を実現しているため、ECサイトを立ち上げたばかりの事業者や小規模ECサイトを運営している方におすすめです。

RECOREのささげ代行サービスについてもう少し詳しく見てみる

株式会社ささげ屋

参考:株式会社ささげ屋公式サイト

株式会社ささげ屋は、さまざまな要望にも柔軟に対応してくれるささげ代行業者です。

2006年からささげ業務に特化してサービスを提供しており、年間150サイト以上・月間作業数20,000sku以上ものささげ業務や商品登録などのEC関連業務を請け負う実績を誇ります。

色合わせや切り抜き、背景処理などの画像加工をはじめ、影つけや写真への文字入れなどさまざまなプロ技術を施した商品の見せ方にこだわっているのが魅力です。

さらに専門知識を持つスタッフによるコピーライティングで、商品の特徴を分かりやすく紹介してくれます。ささげ業務の他にも、動画やロケ撮影にも対応しているので、幅広いECに関する相談が可能です。

ささげ屋のささげ代行サービスについてもう少し詳しく見てみる

株式会社fleston

参考:fleston公式サイト

株式会社flestonは、年間取引件数485件を誇り、各種メーカーやファッションブランド企業、上場企業から小規模事業者まで幅広い実績があります。また、企業の運用状況に合わせたコンサルティングやささげ業務などさまざまなサービスを提供しています。

商品を送ると「撮影・採寸・原稿」すべてのささげ業務を行ってくれたり、商品動画を作成してくれたりするプランもあります。

また、撮影モデルの手配やヘアメイクやスタイリストなどのキャスティング代行、海外ロケなども可能なので、商品をより効果的に魅せるページを作ることができます。

flestonのささげ代行サービスについてもう少し詳しく見てみる

株式会社BAXS

参考:株式会社BAXS公式サイト

株式会社BAXSは大企業、中小企業関わらずおすすめのささげ業務代行業者です。「撮影+採寸パック」¥4,500/型「撮影パック」¥4,000/型「採寸パック」¥400/skuの3つの分かりやすい料金設定が魅力となっています。

「撮影+採寸パック」と「撮影パック」には撮影のほかチームスアイロンやコラージュ、切り抜きなど充実のサービスが含まれており、複雑なオプション設定に悩むこともありません。

さらにCSV納品やデータ画像生成などにも対応しているので、納品後の手間も省けます。

株式会社BOXSのささげ代行サービスについてもう少し詳しく見てみる

Sasage.tokyo(株式会社LUCY)

参考:Sasage.tokyo公式サイト

Sasage.tokyoは「クオリティ&スピード」をコンセプトにしているささげ代行業者です。ファッションを中心にささげ業務の最適化を行い、クリエイティビティの向上と企業ブランド価値の向上に貢献する「ささげエージェント」チームが質の高いささげ業務を請け負います。

特に商品画像のクオリティにこだわっており、より商品イメージを持ってもらえるようなモデル撮影も可能です。

Sasage.tokyoのささげ代行サービスについてもう少し詳しく見てみる

まとめ

今回は、EC運営で必要なささげ代行業者おすすめ5選をご紹介しました。

ささげ業務は商品の訴求力を強化したり売り上げを左右したりする重要な業務ですが、自社でささげ業務のオペレーションを1から構築するのは、時間もコストもかかるため、代行サービスを利用するのがおすすめです。

本記事の後半でご紹介した「RECOREのささげ業務格安代行サービス」は、POSシステムであるRECOREと連携を行うことで、EC出品業務をスムーズかつ円滑に進めることが可能です。

EC業務を効率化して、売上を伸ばしていきたいと考えている事業者の方は、ぜひ「RECOREのささげ業務格安代行サービス」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

RECOREのささげ業務格安代行サービスについて詳しく確認する

参考記事:ECサイトのcvrとは?内製化と外部依頼のメリット・デメリットも解説|PENGIN

監修者:佐藤秀平

1992年7月1日生まれ。大阪教育大学卒業。在学中小中高の教員免許を取得しながら、リユース業とコンサルティング業を主体とする会社を設立。その後、会社を解散し、株式会社船井総合研究所に新卒入社。幅広い規模のリユース企業のコンサルティングを手がけ経験を積む。2016年10月31日に株式会社NOVASTOを立ち上げ、代表取締役に就任。2017年12月に船井総研を退職し、NOVASTOに専念。業界紙リサイクル通信のコラムを執筆中。

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