【比較あり】Shopify POSの機能、料金、活用方法を徹底検証

【比較あり】Shopify POSの機能、料金、活用方法を徹底検証

近年、小売業・リユース業を経営している企業様の中には、実店舗と合わせてShopifyで作成したECサイトを活用している企業も増えてきています。

特に実店舗を持たず、ECサイトのみで営業を行なっているという企業も増えており、一昔前に比べると非常に多くの販売チャネルが構築されています。

しかしながらShopifyや、その他にもECモールなどで出品を行なっている際に

  • 実店舗とECサイトの管理を別で行なっているので管理が大変
  • 顧客情報がバラバラになっているのでリピート販促を行いづらい
  • 在庫の連動ができておらず、非常に手間がかかっている
  • ECの出品に時間がかかっており、併売もできていない

といったお悩みはございませんでしょうか?

店舗とECの連携に困っている男性

ShopifyなどのECモールを活用している企業の中にはそのようなお悩みを抱えている企業が非常に増えてきています。

今回はそのような皆様に向けて、世界175ヶ国、約170万を越えるストアが利用する世界有数のECプラットフォームであるShopifyが提供するShopify POSをご紹介していきます。

Shopify POSではそのような企業のお悩みを解決できる便利な機能が多数揃っています。

また記事の後半部分では、Shopifyやその他ECモールとの連携が可能な小売業・リユース業向けクラウド型POSシステム「ReCORE」もご紹介します。

上記の2つを比較してそれぞれの特徴やおすすめの活用方法などもご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

そもそもPOSシステムとは?

POSシステムとは、Point of Saleの略で日本語では販売時点情報管理という意味です。

POSシステムではいつ、どの店舗で、どの商品が、いくらで、どれだけ売れたかという商品販売実績を詳細に把握できるようになります。

販売実績のデータの把握や可視化ができるので、データの分析などを行うためのマーケティングツールとしても利用されています。

ReCOREを店舗で操作してPOSシステムを利用しているシーン

一般的な小売業の多くは既に導入しているシステムですが、システムを導入しても、うまく運用できなければ価値を発揮することができません

そのため、企業や店舗に応じて、導入するPOSシステムを変更したり、システムの運用方針を固めなければならないのですが、ECと実際の店舗を連携する際には、それに対応するPOSシステムを導入することが必要です。

実際の店舗とECで併売を行うなかで、ECサイトをShopifyで構築している場合には、Shopify POS」を活用することができますので、ご説明させていただきます。

バナー

Shopify POSとは?

Shopify POSは、Shopifyが提供しているPOSシステムの名称です。

アプリを端末にインストールするだけで利用が可能になり、実店舗とShopifyで構築したECサイトとのデータ連携や、自動で分析を行う機能などが備わっています。

Shopifyの概要説明画像

(参考:Shopify公式サイト

Shopify POSでは実店舗とECサイトの在庫状況や販売状況などをまとめて管理することが可能なのでECサイトをShopifyで構築し、実店舗とECでの併売を行なっている企業には非常に便利なPOSシステムとなっております。

アプリをiOS端末やAndroid端末でダウンロードするだけで利用が可能なので、例えば期間限定のポップアップストアを運営する際に利用するというような活用法もあります。

Shopify POSは多くの店舗で導入されており、アメリカ発祥のスニーカーブランド「Allbirds」や、クラフトビール専門店「Beer OWLE」などの企業で導入されています。(出典:Shopify公式ブログ

Shopify POS導入のメリット

Shopifyは世界中で使用されており、約170万件以上のECサイトに導入されているプラットフォームです。

実店舗の運営からEC出品に販路を広げ、ビジネスを成長させるにあたって必要なシステムやノウハウがあります。

そんなShopify POSを導入するメリットは主に3つあります。

実店舗とECの顧客・売上・在庫情報をまとめて管理

Shopifyには、ECサイト上のあらゆるデータを自動集計できる機能を搭載しています。

Shopify POSではECサイトの他にも、実店舗の顧客情報なども集計することが可能です。

それによって実店舗とECサイトの顧客情報や売上情報を1つの画面でまとめて管理できます。

Shopify POSの商品管理画面

また、ECサイトと実店舗の在庫管理も連携させることが可能です。

実際ECサイトと実店舗の在庫管理が連携できていないせいで、ECサイトで売れた商品が実は既に実店舗では欠品になっていたというケースもあります。

このようなことがあるので併売がなかなか上手く行かないという方は非常に多いですが、Shopify POSではそれを解決することが可能です。

ECサイトと実店舗の在庫管理を一元管理することが可能なので、実店舗とECそれぞれで管理する必要はなくなります。

そのため在庫切れの防止であったり、実店舗とECを含めた追加発注の予測が可能になります。

購入情報を収集してマーケティングに活用できる

Shopify POSの顧客管理に関しては、ECサイトと実店舗の両方で顧客情報を共有することが可能です。
顧客情報が共有できると、実店舗に来店したお客様にメルマガを発信し、ECサイトへの誘導が可能です。

Shopify POSのストア分析機能画面

具体例としては、オンラインで購入した商品を実店舗ですぐに受け取ることのできるサービスの実現が可能です。

また、実店舗の商品前に商品のQRコードを設置しておき、お客様にQRコードを読み取っていただくことでオンライン在庫や商品情報の確認が可能になり、オンラインやオフラインを超えたオムニチャネルの実現も可能になります。

活用するにつれて、データも蓄積されていくため、期間限定で出店されるポップアップストアなど、ECサイトでは掴みづらい実際の顧客属性を把握することや、お客様の隠れたニーズも把握しやすいです。

顧客属性や顧客ニーズを分析することもできるので、そ分析結果をECサイトに反映することができれば売上アップを実現することも可能です。

このようにECサイトと実店舗の顧客情報を1つにまとめて管理することで業務の効率化だけでなく、マーケティング施策の実施などで業績アップが期待できます。

アプリをインストールすれば無料でも導入可能

Shopify POSはShopifyのストアを持っていれば、追加料金がなくても導入が可能です。

「普段はECサイトのみの販売を行なっているが、ポップアップストアの販売を行うことになった」という場合でもShopify POSアプリ「Point of Sale」をインストールするだけですぐに使用できるようになります。

そのためハードルは低く、気軽に導入することが可能です。

詳しい導入方法については後ほど解説させていただきます。

Shopifyのメリットについて詳しく知りたい方はこちら

Shopify POSを導入する際の注意点

Shopify POSは導入のハードルが低く、メリットも非常に多いです。

しかし導入にあたって注意しなければならない点が3点ほどあるので、ここでは注意点の解説を行います。

Shopifyを契約しなければならない

ECサイトを始める前に実店舗での反応を確認したいという方や実店舗のみで活用したいという方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。

しかしShopifyに契約していないとShopify POSを使用することができません

Shopifyは月額料金の契約となっており、一番安い Liteプランであれば月額9ドルから始めることが可能です。

Shopifyには14日間の無料体験期間もあるので、Shopify POSをきっかけにしてECサイトを始めることを検討してみるのもおすすめです。

クレジットカード決済の直接連携には対応していない

Shopify POSではクレジットカードとの直接連携には今のところ対応していません。

そのためクレジットカードや、その他の決済方法を使用したいという場合には、外部のモバイル端末決済サービスなどを使用する必要があります。

そちらは別途契約する必要があるため、追加で費用がかかるということを頭に入れておきましょう。

例えばAirペイなどを利用することで、クレジットカードを使った決済ができるようになります。

Shopify POSに対応しているレジ機器を使用する必要がある

キャッシュドロアーやバーコードリーダー、ラベルプリンターなどを利用する場合には、Shopify POSに対応している機種を導入する必要があります。

対応機種を購入しておかないと機器を使用することができないので、導入時にしっかりと確認しておくことが必要です。

Shopifyのストアについて分析した記事はこちら

Shopify POSの機能

Shopify POSでは実店舗やECサイトとの一括管理やマーケティングに必要な機能が多数揃っており、適切に活用することで店舗の業務効率化を行うことが可能です。
ここからは、搭載されている機能について説明していきます。

販売管理機能

Shopify POSを活用すると、ECサイト専用の在庫と合わせて実店舗の在庫状況や店舗での受け取りが可能かどうかも閲覧可能となっております。

Shopify POSの販売管理画面

ECでは実店舗の在庫状況を見ることが可能ですが、実店舗でもオンライン上の在庫を確認することが可能です。

商品にQRコードを発行しておき、お客様がQRコードを読み取ることで商品の詳細情報やオンライン購入の可否も確認することができます。

実店舗に来店した際にQRコードを読み取っていただければ、どの商品を読み取っているのかも把握できるので、カート付きメールとして送信すればリピート集客やオンラインでの購入にも繋がります。

決済機能

Shopify POSでクレジットカードを使った決済を行うためには、外部の決済端末との連携が必要です。

外部の決済端末と連携させることで決済情報をPOSアプリから追跡することも可能です。

予約販売などの一部決済や、複数の決済方法の組み合わせにも対応することができます。

また、Shopify POSでは決済時に使えるギフトカードを販売する機能もあります。

ギフトカードはデジタルデータとしても、用紙などに印刷して使用することも可能なので、ECサイトと実店舗の両方で使用が可能となっております。

支払い時の各種設定機能

Shopify POSでは会計完了時の割引表示や、領収書のカスタマイズ機能などがございます。

割引を行うためのクーポンコードの発行や、企業独自のデジタル領収書の発行も可能で、アプリから設定することで送信することができます。

ただし、顧客のカート情報の保存・復元機能や印刷用領収書のカスタマイズなどの機能を使用するためにはプランのアップグレードが必要になります。

商品管理機能

Shopify POSでは商品発送の一連の流れ(入庫・発送・転送など)1つのアカウントで一括管理することができます。

実店舗や倉庫などの在庫保管場所を登録しておくことで商品管理を行うことが可能です。

Shopifyの商品管理画面詳細

商品の登録数については無制限となっており、商品はシーズン別や価格別、タイプ別などでカテゴリー設定を行うことができます

スマートコレクション(自動分類機能)もありますが、カスタムコレクション(手動分類機能)もあるので商品のカテゴリー設定は行いやすいと考えられます。

また、Shopify POSではShopcodesというアプリを使用することで、お客様が商品情報を確認できるQRコードを商品ごとに発行することが可能です。

一度は興味があったが実店舗では購入されなかった商品をオンラインで購入する導線として活用することができるので非常に便利な機能となっております。

顧客管理機能

Shopify POSの顧客管理機能では、顧客プロフィールを自動作成することが可能です。

連絡先情報だけでなく、過去の購入傾向などを詳細に登録・管理することができます。

Shopify POSの顧客管理画面

また、アプリから直接メールやSMSを送信することも可能なのでリピート集客対策を行うこともできます。

その他にも、注文指示があった場合の商品配送状況を確認することや、上位顧客向けの特別なイベントや割引の提案をPOSアプリ上で行うことができるようになります。

KPI分析機能

Syopify POSでは管理画面から、売上や注文状況を確認することが可能です。
売上レポートを作成することができ、顧客別やロケーション別のレポートを閲覧することができるようになります。

Shopify POSのストア分析機能操作画面

また財務状況のレポートや、広告や割引を行なった際の効果測定のレポート、月末の在庫状況などを確認できる商品レポートも利用することができます。

サポート体制

Shopify POSのサポート機能として、メールやライブチャット、電話による問い合わせが可能です。

POSの使用方法から、店舗スタッフ向けのトレーニング方法まで幅広くサポートしておりますが、日本語ではメールサポートのみとなっております。

また、既存のECサイトからShopify POSへの移行を行う場合にはツールによる一括アップロードサポートも行なっております。

Shopify POSの料金体系について

Shopify POSの料金はShopifyで契約をしておけば、POSの費用も含まれますので、実質無料で利用することが可能となっております。

ただ機能はある程度制限されており、高度な機能を使用したい場合にはShopify POS Proを契約する必要があります。

Shopify POS Pro月額89ドルで追加の機能が使用することができるようになっております。

規模が大きく、実店舗も多い企業にはおすすめの機能となっておりますので、有料プランの機能も解説したいと思います。

オプション:店頭受取機能

Shopify POS ProではECサイトで購入を行い、店頭で商品を受け取るサービスを行うことが可能です。

店頭受取を行うことができるシステムは海外では急速に広がっており、お客様にとっては送料がかからないなどのメリットがあります。

Shopify POS内でもロケーション機能によって在庫連動されるので管理は簡単に行えます。

オプション:返品・交換機能

アパレルショップなどでは商品の交換機能がほぼ必須となりますが、こちらもShopify POS Proでは可能となります。

どの店舗でも対応可能で、在庫情報もすぐに連動しますが、返品・交換機能を使用したい場合にはShopify POS Proへのアップグレードが必要となります。

オプション:スタッフ数無制限

大規模な事業者であれば、スタッフ数も非常に多くなると思います。その場合にもShopify POS Proへアップグレードを行なっておけば、スタッフ数は無制限となります。

また、スタッフがいつ、何を販売したのかというデータも取ることができるので、スタッフ分析も行うことが可能です。
Shopify POSは大人数のスタッフでも使いやすくなるよう、スタッフの役割や権限を細かく設定できるようになっております。

そのためスタッフの能力によって機能を制限したり、顧客情報の管理や財務レポートなど経営層からはあまり見られたくない情報を閲覧できないようにすることが可能なのでスタッフの不正防止にも役立ちます。

バナー

設定方法について

Shopify POSを使用するにあたって、いくつか設定を行うための作業が必要になります。
ここでは使用するための設定方法をご紹介します。

①商品を登録する

商品登録自体はShopifyの管理画面で行う必要があります。
Shopifyへログインを行い、「商品管理」から商品情報を入力し、商品の登録を行います。

②税金設定

Shopify POSの税金と関税の設定画面次に会計時に必要な税金の設定を行います。
設定を行うためにはShopify管理画面の「設定」から「税金」をクリックし、国を選択します。
国を選ぶことができたら税率を入力します。

軽減税率を適用する場合には日本という項目の右側にある「管理」をクリックし、「税の優先適用を追加する」から軽減税率を適用したい商品を登録します。

③決済方法を登録する

Shopify POSの決済方法設定画面

Shopify管理画面の「設定」から「決済」をクリックし、利用する外部決済サービスを登録します。
Shopifyのでは現金・Shopifyペイメント・ギフトカードでの決済が利用できます。
クレジットカードや電子マネー決済などを行う場合には外部のハードウェアを購入して設定を行う必要がございます。

④テスト注文で確認を行う

設定が完了したらテスト注文を行い、実際に作動するかどうかを確認します。
想定される決済パターンでテストを行い、販売情報が管理画面に反映されるかどうかを確認して問題がなければ設定が完了です。

Shopify POSを設定することができたら、次にアプリとの連携が必要になります。アプリをインストールするだけで、Shopify POSを実店舗のレジとして使うこともできます。

⑤「POS」を販売チャネルに追加する

Shopifyの管理画面で「販売チャネル」をクリックし、Point of Saleの右にある+のマークをクリックして追加します。

⑥Shopify POS専用アプリをインストール

タブレットやスマートフォンなど、店舗でレジとして使用する端末にShopify専用アプリをインストールします。

App Storeはこちらから
Google Playはこちらから

アプリがダウンロードできたら起動を行い、ログインする際に使用するメールアドレスとパスワードを入力してログインを行います。
ログインができましたら、Shopify POSにアクセスするためのPINを作成します。

ログインとPINの作成が完了したらアプリのホーム画面に移動し、完了となります。
またShopify POSで設定した内容は自動で同期されます。

小売・リユース向けPOSシステム「ReCORE」について

小売・リユース向けPOSシステム「ReCORE」は、販売するだけというこれまでの小売ではなく、循環可能な「サーキュラーコマース」を達成できる唯一無二のPOSシステムです。

店舗販売やEC販売だけでなく、買取機能や顧客管理機能、KPI管理機能、商品マスタ管理など次世代の小売業に必要な業務を総合的にカバーすることができるPOSシステムとなっております。

ReCOREの機能の詳細はこちらから

ReCOREでオムニチャネルの世界観を実現!
Shopifyと会員情報や在庫情報を同期することもできるので、オムニチャネルやOMOといった次世代のマーケティング概念を実現することが可能です。

サーキュラーコマースやShopifyサイトとリアル店舗とのオムニチャネル化を目指す小売業やリユース業の方に最適なシステムです。

ReCOREを導入するメリット

Shopifyを活用している企業様や、サーキュラーコマース、オムニチャネルを実現したいという企業様にとって、ReCOREを活用することで業務改善やサーキュラーコマース、オムニチャネルの実現を可能にするポイントが多数ございます。
それらを1つずつご紹介させていただければと思います。

小売業の企業がReCOREを導入するメリット

Shopifyとリアル店舗で在庫・顧客データを自動で同期

店頭とECで集めた顧客データでOMOを実現!

Shopify POSを検討している企業様の中には、店舗とECサイトの在庫管理と顧客データがバラバラで管理が難しいという企業様も多いのでは無いでしょうか?
そのようなお悩みはReCOREの導入で解決できます。

ReCOREはPOSレジ機能にEC出品や会員機能がついたオールインワンシステムなので、実店舗とShopifyの在庫・販売・顧客データを完全同期ております。

複数のシステムを組み合わせる必要がなく、実店舗とShopifyの在庫連携と顧客連携が可能なので、煩雑なシステム管理などを行う必要もなく、オムニチャネルを実現することが可能です。

また、店頭とECで収集した顧客データをReCORE内で管理・分析することができるのでOMOの世界観を実現することができます。
例えば取得したデータを基に、顧客属性ごとに販促を行うということも可能になります。

LINE会員アプリ機能を搭載

ReCOREのPOSデータがLINEミニアプリと完全連携

顧客情報の管理が難しいという企業様や、会員登録を進めているがなかなかうまくいかないという企業様はいらっしゃらないでしょうか。

ReCOREではLINEミニアプリと連携しているので、LINEミニアプリを活用した会員管理が可能となっております。

お客様はQRを読み取るだけで会員登録することが可能なので、面倒なアプリダウンロードの必要はなくなり、会員登録も行なっていただきやすくなります。

また、ReCOREの画面上で店舗側からLINEを活用して販促メッセージを送信することもできるので、顧客ごとのマーケティングも可能になります。

買取・下取りに対応した次世代型店舗を目指せる

ReCOREでは、中古商品の買取や下取りに必要な買取処理機能・在庫管理機能を搭載しております。
そのため買取や下取りを簡単に管理することができ、サーキュラーコマースの実現が可能です

買取や下取りを進めてサーキュラーコマースを実現したいという企業様には非常におすすめのPOSシステムです。

ささげ、出品の格安代行でEC出品の効率化を実現

ささげ、出品代行の作業シーン

Shopifyやその他のECモールにも出品しているが複数ECモールでの販売管理が手間であったり、出品するために必要なささげ業務(採寸・撮影・原稿作成)にコストがかかっているという企業様もいらっしゃるのではと思います。

そのような企業様はReCOREを導入することにより、これらのお悩みは解決できます。

ReCOREではShopifyのほかにもAmazon・楽天・Yahoo!ショッピング・ヤフオク!、メルカリShops、ラクマに出品することが可能です。

なので複数のECモールで出品を行いたいという企業様はReCOREを活用いただくことでECモール出品を一元化することができ、業務が非常に楽になります。

また、ReCOREでは面倒で手間のかかるささげ業務を格安価格で代行するサービスを行なっております。

ささげ業務以外にもEC出品後の在庫保管・受注後の発送も承りまっておりますので、出品に関する業務は非常に楽に行うことができるようになります。

乗り換えも大量導入も安心

ReCOREはクラウド型のPOSシステムなのでGoogle Chromeを使用することができる端末であれば使用可能でございます。
また初期費用は店舗運営に必要な機材のみなので、初期費用も比較的低価格で導入することが可能です。

機能がリリースされた場合には自動でアップデートされるので、追加費用なしで最新の機能を利用し続けることができます。

クラウド型という特徴を生かし、いつでもどこでもリアルタイムで店舗の数字を確認することができるので、経営を行う上での戦略構築やPDCAサイクルの高速化にも繋がります。

複数店舗管理も簡単

ReCOREは店舗間の商品、スタッフ移動など、複数店舗を管理する際に最大限の機能を発揮することができるPOSシステムです。

特に10店舗以上展開している企業などは非常に強みとなる可能性が高く、複数店舗を運営する際に必要な、商品の店間移動やスタッフ移動、LINEミニアプリとの連携といった多店舗運営に必要な機能が多数あるので、効率よく運用することができます。

ReCOREは上場企業など大手企業でも導入実績があるので、そのような企業様にも利便的に使用していただけるよう複数店舗管理の機能が充実しております。

ReCOREの機能とは?

ReCOREはShopifyとの連携だけでなく、非常に多くの機能を搭載しております。実際のお客様のご意見や欲しい機能なども開発に反映しているので、より小売業・リユース業で使いやすい機能や設計となっております。

小売業を営んでいる企業で使用できるReCOREの機能一覧
さまざまな業態に対応したツールとなっているため、顧客体験の最大化や店舗運営の業務効率化を実現するために、店頭販売機能はもちろん、

  • EC自動出品機能
  • 在庫管理機能
  • 顧客管理機能
  • LINEミニアプリ連動機能
  • 買取査定サポート機能
  • KPI管理機能
  • 決済端末と連携
  • 複数店舗の管理が簡単
  • 詳細なスタッフ権限管理機能

など数多くの機能が備わっております。

共通認識

これらの機能により

  • 入荷した商品を自動でShopifyに出品
  • 店舗とECの在庫情報や顧客情報を正確に管理
  • LINEによる会員化促進
  • 細分化したターゲットに向けた販促メッセージ
  • 買取を行いサーキュラーコマースを実現
  • 経営数値をリアルタイムで把握
  • 数多くの決済方法に対応可能
  • 複数店舗展開の管理を効率化
  • スタッフの不正を未然に防止

ということが実現できます。

これらについて1つずつ紹介させていただければと思います。

EC自動出品機能

EC自動出品機能のデモ画面

ReCOREのEC機能ではShopifyだけでなく、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピング、Yahoo!オークションと連携することが可能で、複数ECモールへの同時出品を行うことができます。
これらはすべてReCOREの画面内で一括管理することができるようになります。

また実店舗EC間の在庫連携も行うことができるので、別々で在庫管理を行うという手間や空売りのリスクを減らすことが可能です。

出品に関しては自動出品機能があることや、出品テンプレートの作成を行うことができます。
これにより、最速3クリックでECモールへ商品を出品することが可能となので、これまで出品に1品10分以上かかっていたという企業様にとっても業務効率化に繋がります。

在庫管理機能

ReCOREの在庫管理デモ画面

ReCOREの在庫管理機能ではカタログ(商品マスタ)の作成だけでなく、他店舗への在庫移動や棚卸し機能、品出し機能が可能となっております。

カタログに情報をしっかりと記載しておくことでEC出品の際に情報が反映されるようになるなど、ECの出品効率化も行うことができます。

また、在庫の操作や棚卸し、品出し機能もあるので、どの商品がどのような状況なのかということをしっかりと管理することが可能です。

顧客管理機能

ReCOREの会員リストデモ画面 

ReCOREの顧客管理機能では、会員機能から顧客情報を収集することができます。

収集した顧客情報は年齢や性別ごとだけでなく、来店頻度別や購入価格別などを分析するRFM分析機能が標準で装備されております。

ReCOREの店頭販売KPI分析デモ画面

その分析結果を基にしてより根本的な経営分析につなげたり休眠顧客の炙り出しも可能になります。

また、会員化された顧客についてはメールやSMSを活用して会員販促メッセージをReCOREの画面上から送信することができるので、ReCOREの導入によってリピート集客も可能にし、店舗の売上アップにも貢献します。

LINEミニアプリ連動機能

ReCOREとLINEミニアプリの連携概要

LINEミニアプリとはLINEが提供するプラットフォームで、店舗や企業向けのサービスです。

LINE公式アカウントとの連携によって、店舗アプリ機能以外にもメッセージ送信やチャットボット機能を使用することが可能です。
ネイティブアプリのダウンロードをお客様に行なっていただく必要がなくなるため、お客様の会員化促進にも非常に効果的です。

また、アプリは自動でバージョンアップされるので運用の負担も非常に少ないです。
アプリ開発と比較すると、費用や人的コストを抑えることができるので自社アプリを検討している企業様にとっては非常におすすめとなっております。

LINEミニアプリとReCOREを連携しておくことで、ReCORE内に蓄積された顧客情報を基に顧客属性を分類して、属性ごとに応じた販促メッセージを送ることが可能です。
さらに顧客自身もLINEミニアプリからポイント履歴や売買履歴を確認することができるので、非常にユーザビリティの高い機能となっております。

商品下取り機能

近年アパレルショップなどの企業の中には、商品の下取りや再販売を行うという、リユース的なサービスを行う企業様も非常に多くなっております。

Ex.1 Patagonia
世界的に知られる環境配慮企業であるPatagoniaでは、これまでも衣服の原材料となる布地にリサイクル原料を取り入れるなど、環境対策を行なっておりました

環境意識をさらに高めるために、古着販売のポップアップストアを出店することや、Worn Wear」という製品を長く使用していただくためのプラットフォームを構築しております。
製品の回収や修理を行なっていることもあり、環境意識の高い企業として認知されております。

Ex.2  All Yours
All Yoursでは、商品を回収する際にオンラインショップで使用可能なギフトカードを渡すことで、下取りを行なっております。

下取りを行ったお客様をオンラインショップに誘導することで、さらなる購買機会を提供しており、サーキュラーコマースを実現しながら売上を伸ばす取り組みを行っております。

下取りをした商品はクリーニングを行った後に古着として販売することで、そこでも売上を伸ばすことが可能になっております。

Ex.3  土屋鞄製造所
土屋鞄製造所独自の高い修理技術を活かして、商品の回収を行った後にしっかりとした修理を行なっております

修理された商品はポップアップストアなどで再販売することにより、不要なお客様からは回収を行い、購入を検討しているお客様としても高品質な商品を安く手に入れることができます。

回収する際にはクーポンを発行するので、お客様の再購入につながっております。

このように多くの企業では商品を販売するだけでなく、下取りや買取を行って環境保全を意識した取り組みを行っております。
売上を伸ばしながら環境によい活動をすることで企業のブランディングにもつながるなど、好循環になることも多いです。

ReCOREではこのような商品の買取、下取りを行うことや、買取・下取りを行った商品を管理することも可能となっております。

KPI管理機能

ReCOREの分析機能一覧

ReCOREにおけるKPI管理とは、売上データだけでなく、顧客データや在庫データ、スタッフの貢献度、買取データを管理し、最新の経営状態を把握した上で情報を収集、分析することができる機能となっております。

例えば売上関連であれば、カテゴリ別の売上や商品別の売上、粗利率や価格帯別データなどを収集、分析することが可能です。

ReCOREの店頭販売KPI分析デモ画面

販路ごとの分析を行うことができるので、店舗とECの売上状況をリアルタイムで確認することができるようになります。
また、与実管理や経理用レポートの出力も行うことができます。

ReCOREの在庫分析デモ画面

在庫分析では、実際に購入された商品がどれくらいの期間で売れたのかを計測することができるABC分析機能を搭載しています。

さらに、長期在庫が発生した際に知らせてくれる長期在庫発生アラート機能も搭載しているので、適切な在庫状態を維持することができます。

決済端末と連携

ReCOREの決済方法・決済機器一覧

ReCOREでは決済端末との連携を行うことが可能です。
JETS端末の機器と連携していただくことでCAT端末を 利用したクレジット決済が可能になります。
お支払い方法も多数の決済方法を使用することができるので、お支払い方法の制限も比較的少なく店舗運営を行うことが可能です。
※ ご契約される代行会社により決済可能なブランドや手数料等が異なります。
※ J-MAPSをご利用の場合は、自動でレジとの連動が可能です。

複数店舗管理

ReCOREは店舗間の在庫移動など、複数店舗を管理する際に強みを発揮するPOSシステムです。

特に多くの店舗を展開している企業であれば、ReCOREの機能を最大限活かした運用を行っていくことができます。

複数店舗を運営する際に必要な、商品の店間移動やスタッフ移動、LINEミニアプリとの連携といった多数の機能を活用して効率よく運用することができます。

スタッフ権限管理機能

スタッフ毎の権限管理ReCOREでは非常に詳細に設定することが可能です。

ReCORE内のほとんどすべての機能について詳細に権限を付与、削除することが可能となっております。

なのでスタッフの教育習熟度や役職に応じて権限を設定することでスタッフの人的ミスや不正の防止にしっかりと力を発揮します。

ReCOREの価格について

ReCOREの価格はリテールビジネスプラン+の場合、1店舗16,500円よりご利用いただけます。
このプランには販売機能、在庫管理機能、顧客管理機能、KPI機能、会計機能、業者取引機能が搭載されております。

ReCOREの小売業者向け価格表
オプションとして

  • ECモール出品連携機能 1モール5,500円〜
  • LINE会員アプリ 11,000円〜
  • CAT / CCT端末連動 1台につき月額 1,100 円
  • 本部管理機能 月額 11,000 円〜
  • プレミアムサポートプラン 1拠点につき月額 5,500円〜

などがございます。
基本機能が充実しており、オプションの幅も広いのが特徴です。

Shopify POSとReCOREの比較

Shopify POSとReCOREはそれぞれ多機能で、ECと実店舗を連動させて運営を行うには非常によいPOSシステムとなっております。

それぞれの特徴や、導入する企業の特徴によって、どちらを導入したほうが良いのかなどをまとめさせていただければと思います。

Shopify POSのメリット

Shopify POSを導入したほうがよい場合は

  • 商品情報のQRコード発行
  • アプリで導入
  • Shopifyに加入していれば無料
  • ポップアップストアの展開も可能
  • 管理画面のカスタマイズが可能

これらの機能やサービスを重要視している場合だと思います。

1点目に、機能面として、Shopify POSでは商品情報のQRコードを発行することができるので、店頭で商品情報をオンライン上で確認し、なおかつオンライン購入ができるようになります。

2点目に、管理画面のカスタマイズも可能なので、自社独自の管理方法にも対応しやすいです。
システムについても導入はアプリのインストールから行うことができ、タブレット端末にダウンロードしておけばポップアップストアなどの臨時出店などの場合にも使用することができます。

3点目に、費用としてもShopifyに加入していれば無料であるので、導入コストもReCOREに比べると抑えられます。

このような点を重視する場合にはShopify POSを利用したほうがよいといえるでしょう。

ReCOREのメリット

対してReCOREのメリットとしては

  • 複数モールと連携が可能
  • クレジット端末との連携が可能
  • LINEミニアプリとの連携
  • サーキュラーコマースを実現可能
  • KPI機能が充実

などがございます。

Shopifyだけでなく、Amazonや楽天など、他のモールに出品を行いたいという場合には他のモールとデータ連携を行うことが可能なReCOREがおすすめとなっております。

決済の際にクレジット端末を使用したいという場合には、ReCOREであればクレジット端末との連携が可能です。Shopify POSであれば外部機器を使用しなければならないので、店舗運営の際に若干煩雑になります。

顧客管理に関してはどちらも持っておりますが、LINEを活用したいという場合にもReCOREはおすすめです。
LINEミニアプリと連携しているのでLINEミニアプリを活用したアプリ管理や、LINEでの販促メッセージが可能となっております。

ReCOREはKPI機能も非常に充実しており、売買分析や在庫分析はもちろん、スタッフ分析やRFM分析が可能な顧客分析機能も標準で搭載しております。なので店舗とECをしっかりと分析したい場合にはおすすめです。

また、買取機能もあるので、SDGsへの取り組みを含めたサーキュラーコマースを目指したいという企業様には非常におすすめとなっております。

結局どちらのPOSを使うべきなのか?

悩む女性

 

Shopify POSとReCOREはそれぞれ特徴がありますが

  • Shopifyを中心に運営している企業はShopify POS
  • 多数の実店舗や他のモールも並行して運営している企業はReCORE

を選ぶべきではないかと思います。

機能 Shopify POS ReCORE
販売管理機能
商品管理機能
顧客管理機能
KPI分析機能
商品QRコード作成 ×
店頭受取機能 ×
スタッフ管理機能
LINEミニアプリ連携 ×
買取・下取り機能 ×
複数店舗管理
価格 無料〜 16,500円〜
連携ECモール Shopifyのみ Shopify
Amazon
楽天
Yahoo!ショッピング
Yahoo!オークション
決済端末連携 ×
ポップアップストア

Shopify POSはShopifyが開発しているので、連携が非常にスムーズとなっております。また、ポップアップストアをオープンすることが多い企業様も、簡単に開設することができるShopify POSの方が良いのではないかと思います。

対してReCOREでは複数モールの同時出品やクレジット端末の連携、LINEミニアプリの連携、買取機能がついていることや、KPI機能の充実という要素により、実店舗に力を入れている企業や複数モールへの出品を行いたい企業にはおすすめとなっております。

EC業務に特化したEC一元管理システムセルモアとは

ここまで、ShopifyやReCOREについて説明してきましたが、EC出品や在庫管理などの効率化さえできればそれでいいと考える方も少なくないはずです。

弊社ではそのような事業者様の顧客に耳を傾け、ReCOREのEC機能のみをパッケージ化して低価格で利用できる「セルモア」というサービスをリリースしました。

セルモアでは、ReCOREの複数EC同時出品機能やECテンプレート機能、自動出品機能などのEC関連機能と在庫連動の機能を搭載しています。

また、比較的小さい規模で事業を行っている方にもお使いいただけるように、月額一律11,000円で使用可能です。

さらに初めの1カ月は無料トライアルもありますので、使用感を試すことも可能です。

セルモアについて興味のある方は、ぜひお早めにお問い合わせください。

まとめ

今回の記事をご覧いただいた方の中で、「Shopify POSとReCOREどちらにしようか悩む」「Shopifyと実店舗を連動させたいがどうしても不安」「ReCOREの導入を検討している」という方も多いのではないでしょうか。

もしそのような方がいらっしゃいましたらこちらに入っていただき、画面上のチャットバナーよりお問い合わせいただければと思います。

また、下記の資料ダウンロードよりReCOREの資料もダウンロードすることができるので、ぜひ一度機能をお確かめいただき、自社のPOSシステム導入をご検討いただければと思います。

監修者:本荘 幸大

卒業後は株式会社船井総合研究所に入社し、ヘルスケア業界やフィットネス業界、飲食業界など幅広い業界のコンサルティングに従事。その後2022年4月より最年少メンバーとしてNOVASTOに入社し、リユース・リテール企業へのコンサルティングを行いながら社内ではマーケティングチームの立ち上げも行っている。

導入相談無料! お気軽にお問い合わせください。

関連コラム一覧