【比較あり】Shopify POSの機能、料金、活用方法を徹底検証
近年、小売業・リユース業を行なっている企業様の中には、実店舗だけでなく、ShopifyなどのECサイトを活用している企業様も非常に多くなっております。
特に実店舗を持たず、Shopifyのみで営業を行なっているという企業様も増えており、一昔前に比べると非常に多くの販売チャネルが構築されております。
しかしShopifyや、その他にもECモールなどで出品を行なっている際に
・実店舗とECサイトの管理を別で行なっているので管理が大変
・顧客情報がバラバラになっているのでリピート販促を行いづらい
・在庫の連動ができておらず、非常に手間がかかっている
・ECの出品に時間がかかっており、併売もできていない
といったお悩みはございませんでしょうか?
ShopifyなどのECモールを活用している企業様の中にはそのようなお悩みを抱えている企業様が非常に多くなっております。
そのような皆様に向けて、世界175ヶ国、約170万以上ものストアが利用する世界最大のECプラットフォームShopifyが提供するShopify POSをご紹介させていただきます。
Shopify POSではそのような事業者様のお悩みを解決できる便利な機能が多数揃っております。
また、Shopifyと連携しており、なおかつその他ECモールとも連携することが可能な小売業・リユース業向けクラウド型POSシステム「ReCORE」もご紹介させていただきます。
Shopify POSと比較してそれぞれの特徴やおすすめの活用方法などもご紹介させていただければと思います。
目次
そもそもPOSシステムとは?
POSシステム(POS)とは、Point of Sale(販売時点情報管理)の略です。POSシステムではいつ、どの店舗で、どの商品が、いくらで、どれだけ売れたかという商品販売実績を詳細に把握することができるようになります。
販売実績のデータの把握や可視化を行うことができるので、データの分析などを行うためのマーケティングツールとしても利用されております。
一般的な小売業では広く導入されているシステムですが、システムを導入しても、うまく運用できなければなかなか価値を発揮することができません。
なので企業や店舗に応じて、導入するPOSシステムを変更したり、POSシステムの運用方針を固めなければならないのですが、ECと実店舗を連携する際には、それに対応するPOSシステムを導入することが必要です。
実店舗とECで併売を行うなかで、ECサイトをShopifyで作成している場合には、Shopify POSというShopifyが提供しているPOSシステムを活用することができますので、ご説明させていただきます。
Shopify POSについて
Shopify POSとは?
Shopify POSとは、Shopifyが提供しているPOSシステムのことです。Shopify POSのアプリをインストールするだけで利用することが可能になり、実店舗とShopifyを活用して作成したECサイトとのデータ連携や、自動で分析を行うという機能などが備わっております。
(参考:Shopify公式サイト)
Shopify POSでは実店舗とECサイトの在庫状況や販売状況などを一括で管理することが可能となっており、ShopifyでECサイトを作成し、実店舗と共に運営を行なっている企業には非常に便利なPOSシステムとなっております。
iOS端末やAndroid端末に専用アプリをインストールすれば利用することが可能なので、例えば期間限定のポップアップストアなどを運営する場合に利用するという方法でも活用されています。
Shopify POSは多くのブランドや店舗で導入されており、アメリカ発祥のスニーカーブランド「Allbirds」や、クラフトビール専門店「Beer OWLE」などの導入事例がございます。(出典:Shopify公式ブログ)
Shopify POSを導入するメリット
Shopifyは世界中で使用されており、約170万件以上のECサイトに導入されているプラットフォームです。ビジネスを開始してから運営を行い、ビジネスを成長させるにあたって必要なシステムやノウハウがあります。
そんなShopifyが提供しているShopify POSを導入するメリットは主に3つございます。
実店舗とECサイトの顧客・売上・在庫情報を一括管理
Shopifyの基本機能としては、ECサイト上の販売・在庫に関するデータの自動集計機能があります。
Shopify POSではECサイトだけでなく、実店舗における販売情報なども集計することが可能です。
それによって実店舗とECサイトの顧客情報や売上情報を1つの画面で管理することが可能になります。
また、ECサイトと実店舗の在庫管理も連携させることが可能です。
ECサイトと実店舗の在庫管理がなかなか連携できておらず、ECサイトで売れた商品が実は既に実店舗で販売していたということはございませんでしょうか?
このようなことがあるので併売がなかなかできないという方は非常に多いですが、Shopify POSではそれを解決することが可能になります。
Shopify POSではECサイトと実店舗の在庫管理を一括で管理することが可能なので、実店舗とECそれぞれで管理する必要はなくなります。
なので在庫切れの防止であったり、実店舗とECを含めた追加発注の予測が可能になります。
購入情報を収集してマーケティングに活かすことが可能
Shopify POSの顧客管理に関しては、ECサイトと実店舗の両方で顧客情報が共有することが可能です。
顧客情報が共有できるようになると、実店舗に来店されたお客様へメルマガを発信し、ECサイトに案内することなどが可能になります。
具体的には、オンラインで購入した商品を実店舗で受け取れるサービスを展開することが可能になります。
また、実店舗の商品前に商品のQRコードを設置しておき、お客様にQRコードを読み取っていただくことでオンライン在庫や商品情報を確認することが可能になり、オンライン・オフラインを超えたオムニチャネルの実現も可能になります。
データも蓄積されるので、実店舗や期間限定で出店されるポップアップストアなど、ECサイトでは正確にわかりづらい実際の顧客属性を把握することや、お客様のニーズも把握しやすいです。
顧客属性や顧客ニーズを分析することもできるので、その分析結果をECサイトに反映することができれば売上アップにも繋がりやすくなります。
このようなことが考えられるのでShopify POSを活用し、ECサイトと実店舗の顧客情報を一括で管理することはマーケティングの観点からみてもインパクトが大きいと考えられます。
アプリをインストールするだけで無料でも導入することができる
Shopify POSはShopifyのストアを持っていれば、追加料金がなくても導入することが可能です。
普段はECサイトのみの販売を行なっているが、ポップアップストアの販売を行うことになったという場合でもShopify POSアプリ「Point of Sale」をインストールするだけで簡単にすぐに使用できるようになります。
そのためハードルは低く、気軽に導入することが可能です。詳しい導入方法については後ほど解説させていただきます。
Shopify POSを導入する際の注意点
Shopify POSは導入のハードルが低く、メリットも非常に多いです。しかし導入にあたって注意しなければならない点が3点ほどございますので、ここでは注意点の解説を行います。
Shopifyを契約しなければならない
ECサイトを始める前に実店舗で反応を見たいという方や、実店舗のみで活用したいという方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、Shopifyを契約していなければShopify POSを使用することができません。
Shopifyは月額料金の契約となっており、一番安いShopify Liteプランであれば月額9ドルから始めることが可能です。
Shopifyは14日間の無料体験期間もあるので、Shopify POSをきっかけにしてECサイトを始めることを検討してみるのもよいかもしれません。
クレジットカード決済の直接連携には対応していない
Shopify POSではクレジットカード端末との直接連携にはまだ対応しておりません。
なのでクレジットカードや、その他の決済方法を使用したいという場合には、外部のモバイル端末決済サービスなどを使用する必要があります。
そちらは別途契約する必要がございます。
例えばAirペイなどを利用することで、クレジットカード決済を利用することができるようになります。
Shopify POSに対応しているレジ機器を使用する必要がある
Shopify POSでキャッシュドロアーやバーコードリーダー、ラベルプリンターなどを利用する場合には、Shopify POSに対応している機種を利用する必要があります。
Shopify POS対応機種を購入しておかないと機器を使用することができないので、導入時にしっかりと確認しておくことが必要です。
Shopify POSの機能
Shopify POSでは実店舗運営やECサイトとの一括管理やマーケティングに必要な機能が多数揃っており、適切に活用することで店舗の業務効率化を行うことが可能です。
Shopify POSに備わっている機能についても説明させていただきます。
販売管理機能
Shopify POSを活用すると、お客様がShopifyで作成したECサイトの商品ページで、ECサイト専用の在庫だけでなく、実店舗の在庫状況や店頭受け取りが可能かどうかも閲覧可能となっております。
ECでは実店舗の在庫状況を見ることが可能ですが、実店舗でもオンライン上の在庫を確認することが可能です。商品にQRコードを発行しておき、お客様がQRコードを読み取ることで商品の詳細情報やオンライン購入の可否も確認することができます。
実店舗に来店した際にQRコードを読み取っていただければ、どの商品を読み取っているのかも把握できるので、カート付きメールとして送信すればリピート集客やオンラインでの購入にも繋がります。
決済機能
Shopify POSのクレジットカード決済は外部決済端末との連携が必要ですが、連携させることで決済情報をPOSアプリで追跡可能となっております。
予約販売などの一部決済や、複数の決済方法の組み合わせにも対応することができます。
また、Shopify POSでは決済時に利用できるギフトカードの販売機能もございます。ギフトカードはデジタルデータとしても、用紙などに印刷して使用することも可能なので、ECサイトと実店舗の両方で使用が可能となっております。
支払い時の各種設定機能
Shopify POSでは会計完了時の割引表示や、領収書のカスタマイズ機能などがございます。
割引を行うためのクーポンコードの発行や、企業独自のデジタル領収書の発行も可能で、Shopify POSアプリから設定することで送信することができます。
ただし、顧客のカート情報の保存・復元機能や印刷用領収書のカスタマイズなどの機能を使用するためにはプランのアップグレードが必要になります。
商品管理機能
Shopify POSでは商品の入庫から発送、転送といった一連の商品発送の流れを一括で追跡、管理することができます。
実店舗や倉庫などの在庫保管場所を登録しておくことで商品管理を行うことが可能です。
商品の登録数については無制限となっており、商品はシーズン別や価格別、タイプ別などでカテゴリー設定を行うことができます。
スマートコレクション(自動分類機能)もありますが、カスタムコレクション(手動分類機能)もあるので商品のカテゴリー設定は行いやすいと考えられます。
また、Shopify POSではShopcodesというアプリを使用することで、お客様が商品情報を確認できるQRコードを商品ごとに発行することが可能です。
一度は興味があったが実店舗では購入されなかった商品をオンラインで購入する導線として活用することができるので非常に便利な機能となっております。
顧客管理機能
Shopify POSの顧客管理機能では、顧客プロフィールを自動作成することが可能です。
連絡先情報だけでなく、過去の購入傾向などを詳細に登録・管理することができます。
また、Shopify POSアプリから直接メールやSMSを送信することも可能なのでリピート集客対策を行うこともできます。
その他にも、注文指示があった場合の商品配送状況を確認することや、上位顧客向けの特別なイベントや割引の提案をPOSアプリ上で行うことができるようになります。
KPI分析機能
Syopify POSでは管理画面から、売上や注文状況を確認することが可能です。
売上レポートを作成することができ、顧客別やロケーション別のレポートを閲覧することができるようになります。
また財務状況のレポートや、広告や割引を行なった際の効果測定のレポート、月末の在庫状況などを確認できる商品レポートも利用することができます。
サポート体制
Shopify POSのサポート機能として、メールやライブチャット、電話による問い合わせが可能となっております。
Shopify POSの使用方法から、店舗スタッフ向けのトレーニング方法まで幅広くサポートしておりますが、日本語ではメールサポートのみとなっております。
また、既存のECサイトからShopify POSへの移行を行う場合にはツールによる一括アップロードサポートも行なっております。
Shopify POSの料金体系について
Shopify POSの料金はShopifyで契約をしておけば、Shopify POSの費用も含まれますので、実質無料でShopify POSを利用することが可能となっております。
ただ機能はある程度制限されており、高度な機能を使用したい場合にはShopify POS Proを契約する必要があります。
Shopify POS Proは月額89ドル(1ロケーションごと)で追加の機能が使用することができるようになっております。
規模が大きく、実店舗も多い企業にはおすすめの機能となっておりますので、有料プランの機能も解説したいと思います。
オプション:店頭受取機能
Shopify POS ProではECサイトで購入を行い、店頭で商品を受け取るサービスを行うことが可能です。
店頭受取を行うことができるシステムは海外では急速に広がっており、お客様にとっては送料がかからないなどのメリットがあります。
Shopify POS内でもロケーション機能によって在庫連動されるので管理は簡単に行えます。
オプション:返品・交換機能
アパレルショップなどでは商品の交換機能がほぼ必須となりますが、こちらもShopify POS Proでは可能となります。
どの店舗でも対応可能で、在庫情報もすぐに連動しますが、返品・交換機能を使用したい場合にはShopify POS Proへのアップグレードが必要となります。
オプション:スタッフ数無制限
大規模な事業者であれば、スタッフ数も非常に多くなると思います。その場合にもShopify POS Proへアップグレードを行なっておけば、スタッフ数は無制限となります。
また、スタッフがいつ、何を販売したのかというデータも取ることができるので、スタッフ分析も行うことが可能です。
Shopify POSは大人数のスタッフでも使いやすくなるよう、スタッフの役割や権限を細かく設定できるようになっております。
そのためスタッフの能力によって機能を制限したり、顧客情報の管理や財務レポートなど経営層からはあまり見られたくない情報を閲覧できないようにすることが可能なのでスタッフの不正防止にも役立ちます。
設定方法について
Shopify POSを使用するにあたって、いくつか設定を行うための作業が必要になります。
ここではShopify POSを使用するための設定方法をご紹介いたします。
①商品を登録する
商品登録自体はShopifyの管理画面で行う必要があります。
Shopifyへログインを行い、「商品管理」から商品情報を入力し、商品の登録を行います。
②税金設定
次に会計時に必要な税金の設定を行います。
設定を行うためにはShopify管理画面の「設定」から「税金」をクリックし、国を選択します。
国を選ぶことができたら税率を入力します。
軽減税率を適用する場合には日本という項目の右側にある「管理」をクリックし、「税の優先適用を追加する」から軽減税率を適用したい商品を登録します。
③決済方法を登録する
Shopify管理画面の「設定」から「決済」をクリックし、利用する外部決済サービスを登録します。
Shopifyのデフォルトでは現金決済・Shopifyペイメント・ギフトカード決済が利用できます。
クレジットカード決済などを行う場合には外部のハードウェアを購入して設定を行う必要がございます。
④テスト注文で確認を行う
設定が完了したらテスト注文を行い、実際に作動するかどうかを確認します。
想定される決済パターンでテストを行い、販売情報が管理画面に反映されるかどうかを確認して問題がなければ設定が完了です。
Shopify POSを設定することができたら、次にShopify POSアプリとの連携が必要になります。端末にアプリをインストールすることで、Shopify POSを実店舗でレジとして活用することが可能になります。
⑤「POS」を販売チャネルに追加する
Shopifyの管理画面から「販売チャネル」をクリックし、Point of Saleの右にある+のマークをクリックして追加します。
⑥Shopify POS専用アプリをインストール
タブレットやスマートフォンなど、店舗でレジとして使用する端末にShopify専用アプリをインストールします。
App Storeはこちらから
Google Playはこちらから
アプリがダウンロードできたら起動を行い、Shopifyにログインする際に使用するメールアドレスとパスワードを入力してログインを行います。
ログインができましたら、Shopify POSにアクセスするためのPINを作成します。
ログインとPINの作成が完了したらShopify POSアプリのホーム画面に移動し、完了となります。
またShopify POSで設定した内容は自動で同期されます。
小売・リユース向けクラウド型POSシステム「ReCORE」について
小売・リユース向けクラウド型POSシステム「ReCORE」とは?
小売・リユース向けクラウド型POSシステム「ReCORE」は、販売するだけというこれまでの小売ではなく、循環可能な「サーキュラーコマース」を実現できる唯一無二のPOSシステムです。
店舗販売やEC販売だけでなく、買取機能や顧客管理機能、KPI管理機能、商品マスタ管理など次世代の小売業に必要な業務を総合的にカバーすることができるPOSシステムとなっております。
Shopifyと会員情報や在庫情報を同期することもできるので、オムニチャネルやOMOといった次世代のマーケティング概念を実現することが可能です。
サーキュラーコマースやShopifyサイトとリアル店舗とのオムニチャネル化を目指す小売業やリユース業の方に最適なシステムです。
ReCOREを導入するメリット
Shopifyを活用している企業様や、サーキュラーコマース、オムニチャネルを実現したいという企業様にとって、ReCOREを活用することで業務改善やサーキュラーコマース、オムニチャネルの実現を可能にするポイントが多数ございます。
それらを1つずつご紹介させていただければと思います。
Shopifyとリアル店舗で在庫・顧客データを完全同期
Shopify POSを検討している企業様の中には、店舗とECサイトの在庫管理と顧客データがバラバラで管理が難しいという企業様も多いのでは無いでしょうか?
そのようなお悩みはReCOREで解決可能です。
ReCOREはクラウドPOSレジにEC出品システム、会員機能がついたオールインワンシステムなので、実店舗とShopifyの在庫・販売・顧客データを完全同期しております。
複数のシステムを組み合わせることなく、実店舗とShopifyの在庫連携と顧客連携が可能なので、煩雑なシステム管理などを行う必要もなく、オムニチャネルを実現することが可能です。
また、店頭とECで収集した顧客データをReCORE内で管理・分析することができるのでOMOの世界観を実現することができます。
例えば取得したデータを基に、顧客属性ごとに販促を行うということも可能になります。
LINE会員アプリ機能を搭載
顧客情報の管理が難しいという企業様や、会員登録を進めているがなかなかうまくいかないという企業様はいらっしゃらないでしょうか。
ReCOREではLINEミニアプリと連携しているので、LINEミニアプリを活用した会員管理が可能となっております。
お客様はQRを読み取るだけで会員登録することが可能なので、面倒なアプリダウンロードの必要はなくなり、会員登録も行なっていただきやすくなります。
また、ReCOREの画面上で店舗側からLINEを活用して販促メッセージを送信することもできるので、顧客ごとのマーケティングも可能になります。
買取・下取りにも対応可能
ReCOREでは、中古商品の買取や下取りに必要な買取処理機能・在庫管理機能を搭載しております。
そのため買取や下取りを簡単に管理することができ、サーキュラーコマースを実現することが可能になります。
買取や下取りを進めてサーキュラーコマースを実現したいという企業様には非常におすすめのPOSシステムです。
ささげ、出品代行でEC出品の停滞を解消
Shopifyだけでなく、その他のECモールにも出品しているが複数ECモールでの販売管理が手間であったり、出品するために必要なささげ業務(採寸・撮影・原稿作成)にコストがかかっているという企業様もいらっしゃるのではと思います。
そのような企業様はReCOREを導入することにより、これらのお悩みは解決できます。
ReCOREではShopifyだけでなく、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・Yahoo!オークションにも出品することが可能です。
なので複数のECモールで出品を行いたいという企業様はReCOREを活用いただくことでECモール出品を一元化することができ、業務が非常に楽になります。
また、ReCOREではささげ業務を格安で代行するサービスを行なっております。
ささげ業務以外にもEC出品後の保管・受注後の発送も格安で承りまっておりますので、出品に関する業務は非常に楽に行うことができるようになります。
乗り換えも大量導入も安心
ReCOREはクラウド型のPOSシステムなので、Google Chromeを使用することができる端末であれば使用可能でございます。
また初期費用は店舗運営に必要な機材のみなので、初期費用も比較的低価格で導入することが可能です。
機能がリリースされた場合には自動でアップデートされるので、追加費用なしで最新の機能を利用し続けることができます。
クラウド型という特徴を生かし、いつでもどこでもリアルタイムで店舗の数字を確認することができるので、経営を行う上での戦略構築やPDCAサイクルの高速化にも繋がります。
複数店舗管理も簡単
ReCOREは店舗間の商品、スタッフ移動など、複数店舗を管理する際に最大限の機能を発揮することができるPOSシステムです。
特に10店舗以上展開している企業などは非常に強みとなる可能性が高く、複数店舗を運営する際に必要な、商品の店間移動やスタッフ移動、LINEミニアプリとの連携といった多店舗運営に必要な機能が多数あるので、効率よく運用することができます。
ReCOREは上場企業など大手企業でも導入実績があるので、そのような企業様にも利便的に使用していただけるよう複数店舗管理の機能が充実しております。
ReCOREの機能とは?
ReCOREはShopifyとの連携だけでなく、非常に多くの機能を搭載しております。実際のお客様のご意見や欲しい機能なども開発に反映しているので、より小売業・リユース業で使いやすい機能や設計となっております。
さまざまな業態に対応したツールとなっているので、店舗運営の効率化や顧客体験を最大化するために、店頭販売機能はもちろん、
・EC自動出品機能
・在庫管理機能
・顧客管理機能
・LINEミニアプリ連動機能
・買取査定サポート機能
・KPI管理機能
・決済端末と連携
・複数店舗の管理が簡単
・詳細なスタッフ権限管理機能
など数多くの機能が備わっております。
これらの機能により
・入荷した商品を自動でShopifyに出品
・店舗とECの在庫情報や顧客情報を正確に管理
・LINEによる会員化促進
・細分化したターゲットに向けた販促メッセージ
・買取を行いサーキュラーコマースを実現
・経営数値をリアルタイムで把握
・数多くの決済方法に対応可能
・複数店舗展開の管理を効率化
・スタッフの不正を未然に防止
ということが実現できます。
これらについて1つずつ紹介させていただければと思います。
EC自動出品機能
ReCOREのEC機能ではShopifyだけでなく、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピング、Yahoo!オークションと連携することが可能で、複数ECモールへの同時出品を行うことができます。
これらはすべてReCOREの画面内で一括管理することができるようになります。
また実店舗EC間の在庫連携も行うことができるので、別々で在庫管理を行うという手間や空売りのリスクを減らすことが可能です。
出品に関しては自動出品機能があることや、出品テンプレートの作成を行うことができます。
これにより、最速3クリックでECモールへの出品が可能となっておりますので、これまで出品に1品10分以上かかっていたという企業様にとっても業務効率化に繋がります。
在庫管理機能
ReCOREの在庫管理機能ではカタログ(商品マスタ)の作成や、在庫操作、棚卸し機能、店間移動、品出し機能が可能となっております。
カタログに情報をしっかりと記載しておくことでEC出品の際に情報が反映されるようになるなど、ECの出品効率化も行うことができます。
また、在庫の操作や棚卸し、品出し機能もあるので、どの商品がどのような状況なのかということをしっかりと管理することが可能です。
顧客管理機能
ReCOREの顧客管理機能では、会員機能によって顧客の情報を収集することが可能です。
収集した顧客情報は年齢や性別ごとだけでなく、来店頻度別や購入価格別などを分析するRFM分析機能が標準で装備されております。
その分析結果を基にして経営分析をより深い部分から行うことが可能になることや、休眠顧客の炙り出しも可能になります。
また、会員化された顧客についてはメールやSMSを活用して会員販促メッセージをReCOREの画面上から送信することができるので、ReCOREの導入によってリピート集客も可能にし、店舗の売上アップにも貢献します。
LINEミニアプリ連動機能
LINEミニアプリとはLINE株式会社が提供するプラットフォームで、店舗や企業向けのミニアプリサービスです。
LINE公式アカウントとの連携によって、店舗アプリ機能以外にもメッセージ送信やチャットボット機能を使用することが可能です。
ネイティブアプリのダウンロードをお客様に行なっていただく必要がなくなるため、お客様の会員化促進にも非常に効果的です。
また、アプリは自動でバージョンアップされるので運用の負担も非常に少ないです。
アプリ開発と比較すると、費用や人的コストを抑えることができるので自社アプリを検討している企業様にとっては非常におすすめとなっております。
LINEミニアプリとReCOREを連携しておくことで、ReCORE内に蓄積された顧客情報を基に顧客属性を分類して、属性ごとに応じた販促メッセージを送ることが可能です。
さらに顧客自身もLINEミニアプリからポイント履歴や売買履歴を確認することができるので、非常にユーザビリティの高い機能となっております。
商品下取り機能
近年アパレルショップなどの企業の中には、商品の下取りや再販売を行うという、リユース的なサービスを行う企業様も非常に多くなっております。
Ex.1 Patagonia
世界的に知られる環境配慮企業であるPatagoniaでは、これまでも衣服の原材料となる布地にリサイクル原料を取り入れるなど、環境対策を行なっておりました。
環境意識をさらに高めるために、古着販売のポップアップストアを出店することや、「Worn Wear」という製品を長く使用していただくためのプラットフォームを構築しております。
製品の回収や修理を行なっていることもあり、環境意識の高い企業として認知されております。
Ex.2 All Yours
All Yoursでは、商品を回収する際にオンラインショップで使用可能なギフトカードを渡すことで、下取りを行なっております。
下取りを行ったお客様をオンラインショップに誘導することで、さらなる購買機会を提供しており、サーキュラーコマースを実現しながら売上を伸ばす取り組みを行っております。
下取りをした商品はクリーニングを行った後に古着として販売することで、そこでも売上を伸ばすことが可能になっております。
Ex.3 土屋鞄製造所
土屋鞄製造所は独自の高い修理技術を活かして、商品の回収を行った後にしっかりとした修理を行なっております。
修理された商品はポップアップストアなどで再販売することにより、不要なお客様からは回収を行い、購入を検討しているお客様としても高品質な商品を安く手に入れることができます。
回収する際にはクーポンを発行するので、お客様の再購入につながっております。
このように多くの企業では商品を販売するだけでなく、下取りや買取を行って環境保全を意識した取り組みを行っております。
売上を伸ばしながら環境によい活動をすることで企業のブランディングにもつながるなど、好循環になることも多いです。
ReCOREではこのような商品の買取、下取りを行うことや、買取・下取りを行った商品を管理することも可能となっております。
KPI管理機能
ReCOREにおけるKPI管理とは、売上データだけでなく、顧客データや在庫データ、スタッフの貢献度、買取データを管理し、経営の次の打ち手につながるような情報を収集、分析することができる機能となっております。
例えば売上関連であれば、カテゴリ別の売上や商品別の売上、粗利率や価格帯別データなどを収集、分析することが可能です。
販路ごとの分析を行うことができるので、店舗とECの売上状況をリアルタイムで確認することができるようになります。
また、与実管理や経理用レポートの出力も行うことができます。
在庫分析であれば、実際に売れた商品が、どれくらいの期間で売れたかを自動計測することが可能な商品ABC分析機能や在庫がどのような状況であるのか分析する長期在庫発生アラート機能を搭載しております。
決済端末と連携
ReCOREでは決済端末との連携を行うことが可能です。
JETS端末の機器と連携していただくことでCAT端末を 利用したクレジット決済が可能になります。
お支払い方法も多数の決済方法を使用することができるので、お支払い方法の制限も比較的少なく店舗運営を行うことが可能です。
※ ご契約される代行会社によって決済できるブランドや手数料等が異なります。
※ J-MAPSをご利用の場合は、レジと自動的に連動することが可能です。
複数店舗管理
ReCOREは店舗間移動など、複数店舗を管理する際に強みを発揮することができるPOSシステムです。
特に10店舗以上展開している企業であれば、ReCOREの機能の強みを最大限活かす運用が可能です。
複数店舗を運営する際に必要な、商品の店間移動やスタッフ移動、LINEミニアプリとの連携といった多数の機能を活用して効率よく運用することができます。
スタッフ権限管理機能
スタッフ毎の権限管理もReCOREでは非常に詳細に設定することが可能です。
ReCORE内のほとんどすべての機能について詳細に権限を付与、削除することが可能となっております。
なのでスタッフの教育習熟度や役職に応じて権限を設定することでスタッフの人的ミスや不正の防止にしっかりと力を発揮します。
ReCOREの価格について
ReCOREの価格はリテールビジネスプラン+の場合、1店舗16,500円よりご利用いただけます。
このプランには販売機能、在庫管理機能、顧客管理機能、KPI機能、会計機能、業者取引機能が搭載されております。
オプションとして
・ECモール出品連携機能 1モール5,500円〜
・LINE会員アプリ 11,000円〜
・CAT / CCT端末連動 1台につき月額 1,100 円
・本部管理機能 月額 11,000 円〜
・プレミアムサポートプラン 1拠点につき月額 5,500円〜
などがございます。
基本機能が充実しており、オプションの幅も広いのが特徴です。
Shopify POSとReCOREの比較
Shopify POSとReCOREはそれぞれ多機能で、ECと実店舗を連動させて運営を行うには非常によいPOSシステムとなっております。
それぞれの特徴や、導入する企業の特徴によって、どちらを導入したほうが良いのかなどをまとめさせていただければと思います。
Shopify POSのメリット
Shopify POSを導入したほうがよい場合は
・商品情報のQRコード発行
・アプリで導入
・Shopifyに加入していれば無料
・ポップアップストアの展開も可能
・管理画面のカスタマイズが可能
これらの機能やサービスを重要視している場合だと思います。
1点目に、機能面として、Shopify POSでは商品情報のQRコードを発行することができるので、店頭で商品情報をオンライン上で確認し、なおかつオンライン購入ができるようになります。
2点目に、管理画面のカスタマイズも可能なので、自社独自の管理方法にも対応しやすいです。
システムについても導入はアプリのインストールから行うことができ、タブレット端末にダウンロードしておけばポップアップストアなどの臨時出店などの場合にも使用することができます。
3点目に、費用としてもShopifyに加入していれば無料であるので、導入コストもReCOREに比べると抑えられます。
このような点を重視する場合にはShopify POSを利用したほうがよいといえるでしょう。
ReCOREのメリット
対してReCOREのメリットとしては
・複数モールと連携が可能
・クレジット端末との連携が可能
・LINEミニアプリとの連携
・サーキュラーコマースを実現可能
・KPI機能が充実
などがございます。
Shopifyだけでなく、Amazonや楽天など、他のモールに出品を行いたいという場合には他のモールとデータ連携を行うことが可能なReCOREがおすすめとなっております。
決済の際にクレジット端末を使用したいという場合には、ReCOREであればクレジット端末との連携が可能です。Shopify POSであれば外部機器を使用しなければならないので、店舗運営の際に若干煩雑になります。
顧客管理に関してはどちらも持っておりますが、LINEを活用したいという場合にもReCOREはおすすめです。
LINEミニアプリと連携しているので、LINEミニアプリを活用したアプリ管理や、LINEでの販促メッセージが可能となっております。
ReCOREはKPI機能も非常に充実しており、売買分析や在庫分析はもちろん、スタッフ分析やRFM分析が可能な顧客分析機能も標準で搭載しております。なので店舗とECをしっかりと分析したい場合にはおすすめです。
また、買取機能もあるので、SDGsへの取り組みを含めたサーキュラーコマースを目指したいという企業様には非常におすすめとなっております。
結局どっちがいい?
Shopify POSとReCOREはそれぞれ特徴がありますが
・Shopifyを中心に運営している企業はShopify POS
・多数の実店舗や他のモールも並行して運営している企業はReCORE
を選ぶべきではないかと思います。
機能 | Shopify POS | ReCORE |
販売管理機能 | ◯ | ◯ |
商品管理機能 | ◯ | ◯ |
顧客管理機能 | ◯ | ◯ |
KPI分析機能 | ◯ | ◎ |
商品QRコード作成 | ◯ | × |
店頭受取機能 | ◯ | × |
スタッフ管理機能 | ◯ | ◎ |
LINEミニアプリ連携 | × | ◯ |
買取・下取り機能 | × | ◯ |
複数店舗管理 | △ | ◎ |
価格 | 無料〜 | 16,500円〜 |
連携ECモール | Shopifyのみ | Shopify Amazon 楽天 Yahoo!ショッピング Yahoo!オークション |
決済端末連携 | × | ◯ |
ポップアップストア | ◯ | △ |
Shopify POSはShopifyが開発しているので、連携が非常にスムーズとなっております。また、ポップアップストアをオープンすることが多い企業様も、簡単に開設することができるShopify POSの方が良いのではないかと思います。
対してReCOREでは複数モールの同時出品やクレジット端末の連携、LINEミニアプリの連携、買取機能がついていることや、KPI機能の充実という要素により、実店舗に力を入れている企業や複数モールへの出品を行いたい企業にはおすすめとなっております。
まとめ
今回の記事をご覧いただいた方の中で、「Shopify POSとReCOREどちらにしようか悩む」「Shopifyと実店舗を連動させたいがどうしても不安」「ReCOREの導入を検討している」という方も多いのではないでしょうか。
もしそのような方がいらっしゃいましたらこちらに入っていただき、画面上のチャットバナーよりお問い合わせいただければと思います。
また、下記の資料ダウンロードよりReCOREの資料もダウンロードすることができるので、ぜひ一度機能をお確かめいただき、自社のPOSシステム導入をご検討いただければと思います。