EC出品自動化ツールとは?メリットや選定のポイントを徹底解説!
- EC出品が面倒だからツールで自動化したい
- EC出品を自動化できるツールの選び方を知りたい
- 自動でEC出品できるツールの導入方法を知りたい
- EC出品をツールで自動化して売上を上げたい
このようなことでお悩みではありませんか?
確かにECモールでの出品は、面倒で時間がかかり、正確性も求められるため、本当に手間がかかります。
今回は、そのような方のお悩みを解決するために、自動出品ツールを導入するメリットや導入のポイント、そして、EC出品を自動化できるおすすめツールをご紹介します。
目次
自動出品ツールとは?
本記事でいう自動出品ツールの定義とは、EC運営の効率化をサポートするツールのことです。
自動出品ツールを導入することで、ECの在庫管理や出品までの工数を削減したりすることができます。
次に、自動出品ツールが必要な背景について確認していきましょう。
自動出品ツールが必要な背景
インターネットが普及したことにより、多くの消費者はオフラインだけでなく、オンライン上でも商品を購入するようになりました。
このような時代の流れから、ECで商品を販売する企業は年々増加しています。
それと同時に、Amazonや楽天市場、ShopifyなどのECサイトなども数多く台頭して来ました。
この結果、商品を販売する店舗側は、1つのモールで販売するだけでなく、複数モールで併売するという方法も選択できるようになりました。
しかしながら、ECモールでの出品は商品登録や在庫管理など、かなり手間がかかります。
複数店舗で販売すればするほど、業務負荷が大きくなるため、この問題を軽減するための自動出品ツールの導入ニーズが高まってきています。
違法な自動出品ツールの蔓延
最近では、違法な自動出品ツールが蔓延しています。
例えば、ShopifyやAmazonなどのプラットフォームに認められていない出品ツールで出品・販売を行っていると、ガイドライン違反として、アカウント停止や削除されてしまう恐れもあります。
また、メルカリやyahoo!オークションをはじめとする企業はすでに違法な自動出品ツールを厳しく取り締まっています。
これらの規制はますます厳しくなっていくことが予想されています。
一部の違法な自動出品ツールは無料で使えるなど、手を出したくなる気持ちもわかります。
しかしながら、アカウントが削除されてしまうと、せっかく積み重ねた顧客の信頼などが、一瞬で無駄になります。
そのような事態を防ぐためにも、違法な自動出品ツールを使うのではなく、正式にリリースされているツールを活用するようにしましょう。
自動出品ツールを導入するメリット
ここでは自動出品ツールを導入するメリットについて紹介します。
自動出品ツールを導入するメリットは大きく分けて3つあります。
メリットを正しく理解して、自動出品ツールを有効的に活用できるようにしましょう。
作業工数を大幅に削減できる
自動出品ツールを導入する1番のメリットは、商品登録や在庫管理等の出品工数を削減できることです。
例えば、これまで複数の時間と人手を必要としていた作業も、ツールで一度情報を設定しておくだけで、次回以降の作業工数を大幅に削減できます。
さらに、一連の作業工程をマニュアル化しておくだけで、業務の属人化だけでなく、引き継ぎ業務や新人教育などのコスト削減も可能になります。
人的ミスやトラブル防止に繋がる
自動出品ツールを導入して、EC上の業務を行うことで、人的ミスやトラブル防止にも繋がります。
ツールを導入していない場合だと、1つずつ作業を手作業や目視で行う必要があります。
そのため複数のモールでの販売や、扱う商品の数が増えると、どうしても人的ミスが発生するリスクが高まってしまいます。
必要な業務をツールを導入して、自動化することでミスやトラブルのリスクを最小限に抑えることができます。
顧客満足度の向上
EC上の業務を自動化することで、日頃の業務の負担が軽減され、問い合わせやクレーム対応といった業務に注力できます。
またツールによっては顧客の購買データを蓄積して、分析する機能を搭載しているものもあります。
それらを活用して、顧客の潜在ニーズを把握して、販売する商品を調整したり、在庫数を変更することが可能です。
顧客は、自分の欲しい物をECを通して購入できる確率が高まるので、結果的に顧客の信頼度や満足度の向上が期待できます。
自動出品ツール導入を成功させるポイント
自動出品ツールのメリットが理解できたところで、次に、自動出品ツール導入を成功させるポイントについて確認していきましょう。
自動出品ツール導入を成功させるためのポイントは主に3つあります。
導入目的や必要な機能の明確化
自動出品ツールによって、目的や機能は様々です。
そのため、自社が自動出品ツールを導入して何を実現したいのかを明確にしておくことが大切です。
例えば、導入の目的が、「出品工数の削減のみ」と「出品工数や在庫管理の一元管理」という場合では、求める機能が変わってきます。
このように、ツールを導入して解決したい課題を明確化し、導入目的や機能の洗い出しを行うことで、どのツールが自社に最も適したものなのか判断することができます。
出品したいECモールとツールが連携可能かどうか
自動出品ツールによっては、連携できるECモールが異なります。
自社でどのモールに出品したいのかあらかじめ決まっている場合は、ツールがそのモールに対応しているかを確認することが大切です。
もし、出品したいECモールが決まっていない場合は、とりあえず、多くのモールに対応しているツールを選ぶようにすると良いでしょう。
ツールを導入する際の費用対効果
自動出品ツールによって、料金形態や、費用は異なります。
そのため、料金プランの内容をよく理解して導入を検討することが重要です。
事業の規模や業務形態によっては、ツールを導入しないほうがコストを削減できるケースもあります。
ツールを導入して、どれくらいの効果が期待できるのか、事前に予測を立てて十分な費用対効果が見込めるか確認する必要があります。
また、ツールによっては、必要に応じてオプションプランを追加することができることもあります。
不明点を明確にした上で、柔軟な変更が可能なツールを導入するのも、ツールの導入費用を抑えるためには効果的です。
複数ECに自動出品できるITツールReCORE
ここからは、複数ECに自動出品できるおすすめツールReCOREをご紹介します。
ReCOREは、ECモールの工数削減が実現可能なクラウド型POSシステムです。
ReCOREには、在庫管理機能やEC受注管理機能、Shopify会員データ連携などの機能の他にも、データ分析機能や顧客管理機能も搭載しています。
そのため、他のツールを活用しなくても、ReCORE1つでEC運営を行うことが可能です。
今回は、数あるReCOREの機能の中でも、EC運営に特に重要な機能をいくつかピックアップしてご紹介します。
紹介する機能は以下の通りです。
- 複数モール同時出店機能
- EC予約出品機能
- 在庫管理機能
- 売上/在庫/会員/スタッフデータ分析
- ささげ代行
複数モール同時出品機能
ReCOREでは、1回のデータ作成で、複数モール分の出品データを作成することが可能です。
そのため、工数をかけずに素早く複数のモールに同時出品することができます。
モール別の売上管理も可能なので、モールごとの販売状況を可視化できます。
また、出品のテンプレートをあらかじめ作成できるので、EC出品のスピードを劇的に改善することができます。
さらに、Shopifyと店舗で在庫と会員データを完全同期できるので、受注管理から販売、データ収集、顧客への販促メッセージ・クーポン送信までを一気通貫で行うことができます。
EC予約出品機能
ReCOREのEC予約出品機能では、出品時間を設定し、まとめて予約出品することができます。
これにより、狙った時間に時間差で出品するなど、柔軟に出品時間を調整することができます。
また、ReCOREには7500万件以上の商品マスタが搭載されています。
出品時にこの商品マスタの情報を参照させることで、自動入力させることもできます。
この機能により、毎回商品情報を手で入力せずとも、出品ができるようになります。
在庫管理機能
ReCOREでは、複数のECモールへ同時出品できるだけでなく、複数のモールの在庫を一元管理することもできます。
複数のECモールの在庫管理を一元管理できるため、複数のECモールを別々に操作したり、商品が売れるたびに、他のモールの在庫情報を変更したりする手間を省くことが可能です。
またReCOREでは、ECモールだけでなく、実店舗とEC間の在庫管理も可能です。
実店舗に在庫を置きながら、ECモールで販売を行う併売を行うこともできるため、在庫回転率を高めることができます。
この機能を活用することで、購買機会が増加するので、売上向上に繋げることも可能です。
売上/在庫/会員/スタッフデータ分析
ReCOREでは、在庫管理以外にも売上や会員、スタッフデータを分析する機能が充実しています。
売上分析では、販売機関別の売上を分析したり、部門やカテゴリー別に売上分析を行うことができます。
カテゴリー別で売上が管理できるため、「今この時期はこのジャンルの商品が人気がある」といったような需要の変動を意識した仕入れが可能になります。
また、在庫分析ではカテゴリー別の在庫回転率を確認したり、粗利率を分析したりすることが可能です。
会員分析では、新規会員がどれほど増加したかを確認できる会員獲得データや、購入日や購入金額、来店頻度で顧客をランク付けするRFM分析を行うことができます。
スタッフ分析では、スタッフごとのEC出品データの分析を行い、スタッフを定量的に評価することが可能です。
定量的にスタッフを評価することで、公平な評価が可能になり、スタッフの業務のモチベーション向上にも役立ちます。
これらの分析機能を最大限活用することで、ECモールの売上を最大化させる施策を効率よく行うことが可能になります。
ささげ代行
店頭販売とEC販売両方を行う企業は特に、EC出品の工数増加は、かなり大きな負担になってしまいます。
ReCOREでは、そんな企業をサポートするために、ささげ/出品代行を格安で行います。
ささげ業務とは、撮影・採寸・原稿の3つのEC出品業務の頭文字を取ったものです。
ReCOREでは、そのささげ業務を格安価格で代行するサービスを提供しています。
撮影のみであれば、1点150円〜という非常にお得な料金で利用できます。
1点注意点として、ささげ代行サービスは、ReCOREを導入している企業様限定のオプションとなっています。
これに加えて、ReCOREではEC出品後の保管や受注後の発送までの代行が可能です。
そのため、EC管理にまで手が回らないという店舗にはおすすめのサービスになっています。
セルモアならEC月間受注件数30件まで無料で利用可能!
「EC出品ツールでEC出品を自動化したいけど、導入コストも抑えたい」
このような考えをお持ちの方は少なくないかと思います。
弊社では、そのような方のニーズを汲み取り、ReCOREのEC関連機能をパッケージ化して格安で提供する「セルモア」というサービスを開始しました。
セルモアでは、月間受注件数30件までは無料で利用することができます。
さらに30件を超えたあとも、基本料金4500円 + (受注件数 × 15円)という低価格で利用可能です。
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まとめ
今回は、自動出品ツールの基本的概念や導入のメリット、ツール導入を成功させるポイントを紹介してきました。
自動出品ツールを導入することで、現在のEC出品業務の負担を大幅に軽減できます。
EC出品業務が軽減できると、顧客対応や新たな顧客ニーズの発掘など、より売上向上に繋がる施策のために時間をかけて取り組むことが可能になります。
リユース・リテール業界で自動出品ツールの導入を検討中の方には、EC業務の負担軽減から業績アップのための分析機能を備えたReCOREがおすすめです。
現在ReCOREでは、無料でお問い合わせとダウンロードが可能です。
本記事でReCOREについてもう少し詳しく知りたいという方は、ぜひ下記のボタンからお問い合わせや資料ダウンロードをクリックしてみてはいかがでしょうか。
監修者:本荘 幸大
卒業後は株式会社船井総合研究所に入社し、ヘルスケア業界やフィットネス業界、飲食業界など幅広い業界のコンサルティングに従事。その後2022年4月より最年少メンバーとしてNOVASTOに入社し、リユース・リテール企業へのコンサルティングを行いながら社内ではマーケティングチームの立ち上げも行っている。