OMOで販促を強化!売上をアップさせるポイントやメリットをご紹介

OMOで販促を強化!売上をアップさせるポイントやメリットをご紹介

リテールやリユース店舗を経営されている方の中には、「販促」についてのお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

新規顧客の獲得には、既存顧客への販促の5倍の費用がかかると言われています。

そのため、リピート集客を目的とした販促がリテール・リユース業において重要とされています。

そんな中で、OMOを活用して販促を強化することによって、効果的なリピート集客や売上アップに繋げる事ができます。

この記事では、一般的な販促の方法や、OMOで販促を強化するメリットやその際のポイントなどを詳しく解説しています。

OMOを活用した販促を行うことによって、業績アップやLTVの向上を実現しましょう。

OMOとは?

オムニチャネル

OMOとは、オフラインとオンラインの融合という意味で、「Online Merges with Offline」の略称です。

デジタル化が進んでいる現代では、実店舗とオンラインショップを行き来する事が当たり前となっています。

例えば、実店舗で気に入った商品を見つけた顧客が、オンラインストアでその商品を購入し、自宅に配送してもらうといった事などがあります。

OMOを実現することによって、顧客の思考や状況に応じて店舗やECを使い分けることが可能になります。

その結果、優れたサービスや顧客体験を提供することが可能となります。

O2Oとの違い

OMOと似ている言葉で、O2O(Online to Offline)という概念があります。

O2Oとは、Webやネット広告、SNSなどのオンライン媒体を使って、実店舗に顧客を集めるというマーケティング方法のことです。

例えば、メールマガジンやSNSのDMでメッセージを送ることもO2Oに含まれます。

O2Oは、実店舗などといったオフラインに顧客を集めるためにオンラインを活用するという事がポイントです。

一方でOMOでは、オンラインとオフラインを連携させて販売や販促、データ管理などを行います。

それにより、オンライン上で購入した商品を実店舗で受け取るなどといった事が可能となり、顧客の利便性を向上させることができます。

オムニチャネルとの違い

まずチャネルとは、販売における企業と顧客の接点のことを意味します。

例えば店舗やオンラインストアだけでなく、広告やWeb・SNSやメールなど、企業と顧客の接点であるチャネルにはさまざまな物があります。

これらのあらゆるチャネルを統合して販売やデータ管理、販促などを行なっていくのがオムニチャネルです。

つまり、あらゆるチャネルで顧客との接点をもつのがオムニチャネルで、店舗とECの垣根をこえて顧客体験を向上させるのがOMOということになります。

一般的な販促

販促とは、商品購入やサービス利用を促すことに限らず、認知度を高めたりブランディングを行うことなども含まれます。

ここでは、「認知」「購入」「リピート」という3つの段階に分けて、一般的な販促について解説していきます。

認知度を向上させる

販促を行う際にまず必要なことは、自社の商品やサービスを顧客に認知してもらうことです。

企業や商品に対する認知が低ければ、その後の商品の購入やサービスの利用に繋げることはできません。

認知度を上げるには、ホームページやネット広告・SNSなどを利用したオンラインでの方法と、チラシや看板・新聞や雑誌の広告などといったオフラインでの方法があります。

最近では、スマートフォンやパソコンの普及に伴い、オンラインの認知拡大施策が効果が高く、最も行われています。

しかし、特定の地域やお年寄りなどの場合には、オフライン媒体の方が効果が高いことがあるので、それらを目的に合わせて使うことによって、効果的に顧客の認知度を向上させることが大切です。

購入・利用を促す

認知拡大施策を行うことによって顧客の認知度が向上しても、それが直接売上に繋がるとは限りません。

自社の商品やサービスの認知度が上がってきたら、次は顧客にそれらの購入や利用を促すことが必要となってきます。

例えば、期間限定のセールやクーポンなどによってお得感を出したり、従業員の教育によって商品の魅力を高める営業を行うという事などが効果的です。

また、商品のお試しサンプルを顧客に試してもらうサンプリング手法や、商品の購入時に特典をつけるといったようなプレミアム手法などもあります。

これらの方法を用いることで、自社の商品やサービスを認知した顧客に、購入や消費を効果的に促す事が可能となります。

リピートを促す

一般的に、新規顧客の獲得にかかる費用は、既存顧客の販促にかかる費用の5倍と言われています。

そのため、新規顧客の獲得ばかりでなく、既存顧客のリピート率を向上させることが重要となってきます。

既存顧客のリピート率を向上させるためには、ポイントカードを作ったり、会員に定期的にクーポンを配布するなどがあります。

このように、既存顧客の購買意欲を促進することによってリピート率の向上させ、新規獲得した顧客を逃さない施策が必要となってきます。

OMOを活用して販促を行うメリットとは?

コスト

OMOを取り入れることによって、顧客の利便性を高めることが可能ですが、企業側にも大きなメリットがあります。

OMOでオンラインとオフラインを統合することによってどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここからは、OMOを活用することによる企業側のメリットについて解説していきたいと思います。

販促の効果を確認できる

今までは、Web広告やSNS・メールなどのオンラインの広告を見て、店舗で商品を購入した顧客のデータを管理することは困難でした。

オンライン上で行なった販促が実際にどのくらい商品の購入に至ったかを確認することができなかったのです。

しかし、OMOでオンラインとオフラインを統合させることで、顧客情報や実店舗での行動データ・購入履歴などを収集、管理することが可能となります。

それによって、今までは確認する事が難しかったオンラインによる販促の効果を確認する事ができるため、販促の改善に活かすことができます。

例えば、OMOを活用して実店舗とECの会員情報を連携させることで、どこから流入して商品の購入に至ったかを計測することなどが可能です。

さらに、実店舗とオンラインストアの顧客データを管理する事ができるため、顧客一人ひとりに合わせた販促を行う事が可能となります。

販売の機会損失を防げる

EC

OMOで販促を強化させることで、販売における機会損失を防ぐことができます。

例えば、今までは販促によって顧客の購買意欲が上がっても、店舗に足を運ぶことができなければ、販売の機会損失になっていました。

しかし、OMOによってオンラインとオフラインを統合することで、販促によって顧客の購買意欲が上がったときに、どこでもすぐに商品を購入することが可能となります。

さらに、実店舗で貯めたポイントやクーポンをオンラインストアで使うことも可能なため、顧客の利便性を向上させる事ができます。

このように、OMOを活用して販促を行うことで、機会損失を防ぎ、販促の効果を最大化させることが可能となります。

売上を安定させられる

端数処理

OMOを活用した販促を行うことによって、データを基に、顧客一人ひとりに即した販促を行うことが可能となります。

One to Oneマーケティングを実施することによって、より顧客ごとのニーズにマッチした提案を行うことが可能となります。

また、記述した通り、実店舗とオンラインストアの両方でそれらの販促の効果を確認し、改良することができます。

それらの適切な販促を行うことによって、既存顧客のリピート率を上げることができ、売上を安定させることが可能となります。

OMOで販促を強化する際のポイント

メリット

OMOを活用して効果的な販促を行うには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

ここでは、OMOで販促を強化する際のポイントについて詳しく解説していきます。

チャネル増やす

ITシステム

OMOを活用して効果的な販促を行う際には、企業と顧客の接点であるチャネルを増やすことが重要となります。

複数のチャネルを持つことによって、顧客の利便性は向上し、販促の効果を高めることが可能となります。

例えば、オンライン上でクーポンを配布する販促を行う場合、ホームページ上でクーポンを公開しているだけでは、効果はあまり高くありません。

ホームページだけでなく、SNSやLINE、メルマガやチラシなどたくさんのチャネルで販促を行うことで、より高い効果を発揮することができます。

さらに、たくさんのチャネルを持っておくことで、顧客の認知度を向上させることができ、企業や商品のブランディングにも繋がります。

データを一元管理する

OMOを活用して販促を行う際には、各チャネルのデータの一元管理が必要となります。

たくさんのチャネルを持っていても、それぞれの情報が統合されていなければ、効果的な販促を行うことはできません。

そのため、各チャネルのデータを統合して管理することによって、顧客ごとに適した販促が可能となり、改良・分析をすることも可能となっています。

また、すべてのチャネルの顧客情報を管理する事ができると、顧客の潜在的なニーズを把握することも可能となっています。

顧客一人ひとりのニーズに合わせた販促を行うことで、売上や顧客満足度の向上に大きく役立てることができます。

チャネルを最適化する

顧客は普段、自分にとって最も便利なチャネルを利用します。

OMOでは、オンラインとオフラインのどちらのチャネルでも最適な顧客体験をできるようにすることが重要です。

それにより、販促によって顧客の購買意欲が高まった際に、いつでも・どこでも自分に最適なチャネルで商品を購入する事ができます。

このように、どのチャネルでも最適な顧客体験を行う事ができると、機会損失を防ぐ事ができるため、販促の効果を高めることができます。

OMO販促に最適なシステムReCORE

ReCOREとは?

ここまで、一般的な販促の方法や、OMOを活用して販促を行うことのメリットやポイントについてご説明してきました。

ここでは、OMOで販促を強化する事ができるPOSシステムをご紹介させていただきます。

顧客管理機能

顧客

OMOを活用して販促を効率的に行うには、各チャネルの顧客情報をまとめて管理することが大切であるとご説明してきました。

ReCOREでは、実店舗などのオフラインと、ECなどのオンラインの顧客データを一元管理することが可能となっています。

そのため、実店舗で商品を購入した場合、それらの購入履歴を基にして、顧客一人ひとりに適した販促のメッセージを送ることが可能となります。

さらにReCOREには、「会員登録・ポイント機能・顧客属性の絞り込み」などの機能があります。

ReCOREでは、性別や年齢だけでなく、来店頻度や直近の購入商品・購入金額を分析する、RFM分析を行うことも可能となっています。

それらの分析を行うことによって、顧客に沿った販促ができるようになり、既存顧客にリピートを促すような販促を行うことが可能となります。

LINEミニアプリ連動機能

ReCORE×LINEミニアプリ

顧客管理を行う事ができても、ユーザビリティが低く、エンゲージメントの低い販促メッセージを送ることしかできなければ意味がありません。

そのため、従業員と顧客が使いやすく、効果的な販促を行うことができる環境が必要となります。

ReCOREでは、LINEミニアプリと連携させて顧客の管理や分析、LINEメッセージによる販促を行う事が可能となります。

LINEミニアプリの会員機能では、顧客はQRコードを読み込むだけで会員登録を行う事ができます。

ポイント機能などもあり、LINEミニアプリ上でポイントの確認、利用を行うことが可能となっています。

また、クーポンやおすすめ商品などをLINEメッセージで一斉に送信することができるため、効果的な販促を行うことが可能となります。

このように、LINEミニアプリを利用することによってOMOを活用した販促の強化が可能となり、売上やリピート率の向上に繋げることができます。

ECモール出品機能

複数モール出品画面

OMOでは、実店舗とECモールなどを連携させることで、顧客のユーザビリティの向上や販路の拡大が可能となります。

ReCOREでは、

  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahoo!ショッピング
  • Shopifyで構築した自社サイト
  • Yahoo!オークション
  • ラクマ

などの複数のECモールと連携して出品する機能が搭載されています。

事前に設定を行なっておくことで、それらの複数モールへの同時出品や、商品の在庫を連動させて管理を行うことも可能となります。

また、ReCOREには7500万件以上の商品データベースがあるため、EC出品時の手間や工数を削減することができます。

さらに、実店舗の会員データや在庫情報を、Shopifyで構築したECモールと完全に同期させる事ができます。

商品の受注管理やECでの販売、販促メッセージの送信など、EC出品に必要なことを全てReCORE内で行うことが可能となります。

このように、ReCOREを使うことによってOMOを実現させ、実店舗とECを連携させることで、顧客満足度のアップや販路の拡大に大きく役立ちます。

在庫管理機

在庫管理画面

ReCOREの在庫管理機能では、全ての店舗と複数のECモールに出品した商品在庫を一元管理することが可能となっています。

例えば、ECモールで商品が売れた際に、店舗やその他のECモールの在庫情報をいちいち変更する必要はありません。

また、在庫を実店舗に置きながらECモールでも販売することも可能なため、在庫回転率を高める事ができ、売上の向上に繋げることができます。

さらに、ジャンルごとや滞留日別に在庫情報の管理が可能となっているため、商品の過剰在庫を無くし、適正な在庫調整を行うことが可能となります。

このようにReCOREを導入することで、店舗とECの両方にかかる在庫管理の工数を減らすことができ、効率的な在庫調整を行う事ができるようになります。

分析機能

分析機能

OMOを活用した効率的な販促を行うには、顧客データの分析が必要不可欠です。

販促を行う際に適切な顧客分析を行い、顧客の属性や購入データを把握する事ができていれば、顧客に刺さる販促を行うことが可能となります。

例えば、顧客の属性や購入データを管理・分析することができていれば、おすすめの商品情報やクーポンなどを最適なタイミングで顧客に送信することができます。

さらに、ReCORE内に蓄積されている顧客データを基に、休眠分析やRFM分析を行う事も可能となっています。

このように、ReCOREで適切な顧客分析を行う事で、コンバージョンに繋がりやすい効果的な販促を行うことが可能となるのです。

まとめ

本記事では、OMOを活用した販促のメリットやポイント、OMOで販促を強化するのに最適であるPOSシステムReCOREについてご紹介してきました。

販促を行う際の、適切な顧客の管理・分析や、それらを活用したリピート集客の必要性についてお分かり頂けたのではないでしょうか。

また、それらを実現するに当たって、OMOを活用することが重要であるということもご理解して頂けたと思います。

クラウドPOSシステムであるReCOREでは、効果的な販促を行うのに必要なOMOを実現することが可能です。

ReCOREを導入し、業績アップに直結する販促を行なってみませんか?

現在、ReCOREでは下記から無料でお問合せや資料のダウンロードを行うことが可能となっていますので、是非クリックしてみてはいかがでしょうか。

監修者:本荘 幸大

卒業後は株式会社船井総合研究所に入社し、ヘルスケア業界やフィットネス業界、飲食業界など幅広い業界のコンサルティングに従事。その後2022年4月より最年少メンバーとしてNOVASTOに入社し、リユース・リテール企業へのコンサルティングを行いながら社内ではマーケティングチームの立ち上げも行っている。

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