質屋での開業は儲かる!?開業手順や成功するために必要な事を紹介!

質屋での開業は儲かる!?開業手順や成功するために必要な事を紹介!

質屋業は鎌倉時代から続いている歴史ある業種で、どの時代にもニーズがありました。

昨今では更に、不景気が続く影響により、お金をすぐに欲しいという方に質屋の需要が高まっています。

そのため、「質屋で開業したい」とお考えの方は多いかと思います。

しかし、質屋は歴史がある会社も多いため、それらの会社が取り組んでいないことも行なっていく必要があります。

後半では、質屋業務を一括管理できるPOSシステム「ReCORE」についてもご紹介させていただきますので、是非最後までご覧下さい。

質屋の開業は儲かる?

著作者:pch.vector/出典:Freepik

質屋は金融業の側面を持っており、消費者金融などの貸金業者よりも圧倒的に金利を高く設定することが可能です。

そのため利益率が大きくなりやすく、安定した収益を上げやすい業種と言えます。

ここでは、そんな質屋の市場動向や、昨今のビジネスモデルについて詳しく解説します。

質屋の市場動向

市場動向として、質屋の数は年々減少傾向にあります。

警察庁生活安全局生活安全企画課の調査によると、平成24年から令和3年までの期間で3,270件から2,594件へと推移しており、大幅な減少が見受けられます。

平成30年4月に古物営業法の一部が改正されたことにより、期限(令和2年3月末)までに「主たる営業所等届出を行わないと古物商許可が失効してしまう」ようになったことが大幅な減少の要因の一つとして挙げられるでしょう。

また、インターネットの普及によって情報や流通が多様化し、昔ながらの営業方法では追いつけなくなってしまった店舗も多くあります。

質屋の市場動向としては衰退の一途をたどっていると言えますが、適切な集客や営業方法のアップデートによって市場シェアを確保していければ、安定した収益を生み出すことは決して難しくありません。

質屋のビジネスモデル

質屋業とは、顧客が持ち込んだ品物の査定を行い、一定期間品物を保管すると同時に、品物に応じた金額の貸し出しを行うことを指します。

つまり、物品を担保にお金を貸す業態のことです。

顧客が貸付金と利子を返済すると、顧客に品物を返却する仕組みになっています。

貸付金が返却されない場合、品物の所有権は質屋に移行されます。

この状態を「質流れ」と呼び、万が一貸付金が返却されない場合でも、質流れ品を古物市場やECモールを通じて販売することで元金を回収することができます。

そのため、とてもリスクが少なく、独立開業しやすい業態と言えるでしょう。

質預かり物は店舗形態によって異なりますが、時計やバッグ、貴金属、金券など、売る事で金銭になるものを担保にします。

特に審査などの必要なくお金を借りることができるため、顧客にとって利便性が高く、急にお金が必要になった際など様々なシーンで利用されています。

質屋の開業する手順とは?

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リスクが少なく独立開業しやすい質屋業です。

質屋を開業するためにはいくつかの手続きが必要になります。

ここからは、開業費用や営業許可など、質屋を開業する際に必要となる手順について詳しく解説してまいりたいと思います。

開業費用を準備する

開業費用の資金相場は、1000万円から3000万円程度です。

店舗の規模や店舗の場所によっても異なりますが、店舗費用や保管庫、備品などの初期投資が必要になるため、少なくとも1000万円は必要になります。

開業費用を、自己資金で全てを賄うのは難しいという方もいらっしゃるかと思います。

その場合は助成金や補助金による資金援助を受けたり、日本政策金融公庫による融資や、信用保証協会を通して民間の金融機関から融資を受けて賄うといった方法もあります。

質屋営業許可を取得する

質屋を営業するためには、質屋営業許可が必ず必要となります。

営業所在地を管轄する公安委員会に申請書を提出しましょう。

質屋営業許可の申請には25,000円の手数料が発生します。

審査には約40日程度かかるため、開業の際には早めに申請しておくことが大切です。

店舗と質蔵を準備する

店舗質蔵も準備する必要があります。

質蔵とは顧客から預かった品物を保管しておくためのもので、盗難防止に有効な鉄製扉や、堅牢な施錠設備が整った設備のことを指します。

扉の厚さは15センチ以上と定められているほか、消火器の設置、空調設備の設置、耐火性、警報機の設置、ネズミ返しの設置など、質蔵には様々な条件が定められています。

質蔵の準備にもある程度の費用がかかるため、忘れずに開業費用に含むようにしましょう。

情報を管理できる体制を整える

質屋で事業を行うと生じる複数の業務の中で、貸付金と利子の金額、預け入れた品物、顧客情報、質流れした商品情報を管理しておく必要があります。

このような情報を管理するために、管理ツールを導入しておくことがおすすめです。

POSシステムなどの管理ツールの導入は、未だアナログ取引が主流となっている質屋業において、他社との差別化を図る上で非常に有効です。

業務の効率化を図れるだけでなく、買取機能などが付いているPOSシステムであれば買取販売事業などにもスムーズに参入することができるようになります。

POSシステムなどの管理ツールの導入にはコストが発生しますが、費用対効果を考えて導入を検討してみるのがおすすめです。

開業した質屋で成功するためには?

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せっかく開業しても、軌道に乗せることが出来なければ、残念ながら事業を継続していくことは難しくなります。

ここからは、質屋として成功するために必要なポイントについて解説してまいります。

買取販売事業も並行する

質屋は買取販売と並行しながら経営を行うことが可能となっており、質屋経営のメリットの1つでもあります。

質屋と買取販売は共通の業務である「査定」が中心に行なわれるため、比較的容易に買取業務を並行しながら行うことができるためです。

歴史のある店舗などに対応する為には、同じ査定を行う買取事業を並行して行うことが必要となります。

質屋と買取販売の2本柱で経営を行っていくことにより、売上を増加させるチャンスを掴むことができます。

さらに、他店舗との差別化を図るためには、業者間取引以外の販売ルートを確保することも重要です。

集客体制を整える

集客において、新規の顧客に向けたアプローチと既存の顧客に向けたアプローチは、両軸でとても重要です。

ですが質屋経営の場合は、質屋を利用する人の割合が年々減少傾向にあることから、既存顧客へのアプローチが特に重要となります。

そのため、顧客のニーズに合わせて販促を行い、既存顧客のリピート率を高めていく必要があります。

リピート率の向上には、顧客情報管理システムを導入し、顧客情報を分析してニーズを把握したり、顧客への定期的なアナウンスを行っていくのが有効です。

見込み客の一連の購買にまつわる行動を「認知、興味、検討、購入、継続」という流れに分類し、自社に合った効果的なマーケティング施策を行っていくことが大切となります。

査定力の強化

質屋はリスクが少なく始めやすい開業方法の一つですが、コピー品などの不正商品を取り扱う可能性があるというリスクはあります。

不正商品を預かり、その品物が質流れしてしまった場合は事実上の「貸し倒れ」となってしまい、取り返しがつかないほどの大きな損失に繋がる可能性もあるため、注意が必要です。

しかし不正商品のクオリティは年々高まる一方で、しっかり見極めていくためには商品に関する情報や不正商品に関する情報をコンスタントに入手していく必要があります。

不正商品に関する勉強会への参加など、最新の情報を入手できる体制を整えることや、査定をアシストするシステムの導入が有効です。

利益率が大きい販売先を確保する

利益率が大きい販売先を確保することは、安定的なビジネス構築を行う上で非常に重要です。

中古品販売は近年、インターネットの普及によってオンラインの市場が拡大しており、売り上げの拡大を図るためにはECモールなどでの販促活動を行っていくことが有効です。

複数のECモールで販売を行ったり、店舗運営とECモール販売を並行したりすることにより、売上の最大化やリスク分散を図ることができます。

しかし店舗やECでの併売は在庫管理が複雑化しやすく、出品や販売の手間も大幅にかかります。

そのため、在庫管理や販促活動を一元管理できるシステムなどを導入して、業務効率を最適化していく必要があります。

POSシステムで業務を効率化する

質屋では質蔵での管理や顧客情報、貸付金の管理など管理する項目が多く、質流れした商品の販売や返済管理された商品をすぐに返却できる体制を整えておく必要があります。

このような業務を管理するためにはPOSシステムがおすすめです。

POSシステムと聞くと商品の売買の際に起こるレジ金額の計算をしてくれる機会をイメージする方も多いと思います。

ですが、現在はPOSシステムはレジ金額の計算だけでなく、質業務で発生する管理項目である販売管理、在庫管理、顧客情報管理、売上管理、査定金額管理なども管理する機能も整っています。

POSシステムには、様々な業界に適応できる汎用性が高いPOSシステムと、特定の業態に特化したPOSシステムがあります。

質屋を開業する場合には、質屋の経営にマッチしたPOSシステムを導入するのがおすすめです。

汎用性が高いPOSシステムは安価な価格のものが多いですが、専門的な業務に対応できるシステムが備わっていないことが多く、業務の効率化を図ることが難しい場合が多いです。

特化型のPOSシステムであれば専門的な業務にも幅広く対応でき、効果的な業務効率化を実現することができるほか、空いたリソースで買取ビジネスなどの質屋業務以外の事業に取り組むこともできます。

質屋業務を一括で管理できるPOSシステム「ReCORE」

質屋業務を一括で管理できるPOSシステム「ReCORE」

独立開業におすすめの質屋経営ですが、安定した利益を生み出し続けるためには、顧客への効果的なアプローチや、査定力の強化、高い利益率が狙えるオンライン展開などを行っていく必要があります。

しかし質屋は管理することが多く、システムを入れないと管理しきれないと考えている事業者の方も多いのではないでしょうか。

事実、全ての業務を網羅するには、非常に多くの時間と手間がかかってしまいます。

そこで、一元管理システム「ReCORE」を使うことによって、在庫管理や顧客管理、ECモール販売業務など、複雑化しやすい業務をわかりやすく一括で管理することができるようになります。

さらには査定力の強化も図ることができ、買取の属人化を防ぐことも可能です。

質屋業務に最適なPOSシステム「ReCORE」について、詳しく解説していきます。

質管理機能

質機能

質屋は一般的な査定を行う事業と少し異なっており、入質や利入れ、出質、流質など、業態独自の業務が存在します。

そのような質屋業務に関する管理は紙媒体やエクセルなどで行うのが主流でしたが、非常に手間と時間がかかる上、業務に対応できない場合も多く、非効率な環境を生み出す要因となっていました。

ReCOREの質管理機能を使えば、査定や入質、利入れ、出質、流質といった質屋特有の業務を完全にデジタル化し、一元管理することが可能になります。

これにより管理にかかる時間を最大限に短縮できるほか、簡潔明白に整えることができるようになります。

質屋は質預かりの商品と販売在庫の商品の2種類の在庫管理が必要となりますが、在庫商品をわかりやすく分類しておくことができ、在庫間違いなどのミスを防ぐことが可能です。

店舗間の在庫連携も可能なため、複数の店舗運営による在庫管理業務の負担を軽減したり、トラブルを防ぐことにつながります。

EC管理機能

質屋を経営する方は1つのECモールに出品するだけでも大変だから複数のモールに併売は難しいと感じている事業者の方も多いと思います。

そのような方でもReCOREではAmazon、楽天市場、メルカリShopsなどといった国内で主流となっているECモールへの出品を最大7モール同時に行うことができます。

また、ShopeeやeBayといった海外販売も行うことができ、販売経路の拡大にも役立ちます。

さらに販売価格の反映も一括で行うことができるため、出品のための手間を大幅に削減することができます。

ReCOREでは在庫情報とリアルタイムで連携して販売することができるため、質流れした商品もすぐにECモールへ出品することが可能になり、在庫回転率の向上や売上の増加につながります。

顧客管理機能

顧客管理機能では、預かった商品属性や前回利用日、顧客属性などをすぐに把握することが可能で、情報を基に分析を行ったり、システム内からSMSやメールなどを用いて販促メッセージを送信することができます。

顧客の動向を分析したり、顧客属性に合った販促メッセージを送ることでリピート率の向上を実現することができ、新規顧客の獲得が難しい質屋業界の中で安定した収益を生み出していくことが可能となります。

さらにReCOREではLINEミニアプリとも連携が可能で、顧客自身が売買履歴を確認することができたり、ポイントを取得することができるようになり、顧客の利便性が高まることによるリピート率の向上を狙うことができます。

このように、顧客情報を活用して効果的な販促活動を展開していくことができるため、安定した収益の実現を図ることが可能になります。

まとめ

質屋は衰退方向にある業界と言えますが、他のビジネスよりもリスクが格段に少ないこともあり、独立開業におすすめの業種と言えます。

適切な集客や業務効率のアップデートを図ることにより、まだまだ安定した収益を生み出していくことが可能です。

弊社のPOSシステム「ReCORE」は、質屋特有の業務を完全にデジタル化することができるほか、顧客への効果的なアプローチや、査定力の強化、高い利益率が狙えるオンライン展開などを実現することが可能となります。

これから質屋の開業をお考えの方はもちろん、すでに質屋を開業している事業者の方にもぜひ一度お試しいただきたいです。

デモアカウントによる無料体験も行なっていただけますので、少しでもReCOREに興味を持って頂けた際には、下部のお問い合わせもしくは資料をダウンロードよりお待ちしております。

監修者:本荘 幸大

卒業後は株式会社船井総合研究所に入社し、ヘルスケア業界やフィットネス業界、飲食業界など幅広い業界のコンサルティングに従事。その後2022年4月より最年少メンバーとしてNOVASTOに入社し、リユース・リテール企業へのコンサルティングを行いながら社内ではマーケティングチームの立ち上げも行っている。

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