メルカリと他サイトにも出品中の方必見!EC併売の問題はこれで解決
「メルカリと他サイトに出品を始めたけれど、工数が多くて運営が大変」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?
複数ECサイトを運営するためには、出品や梱包、発送など必要な業務が多く、思った以上に大変だったという方もいらっしゃるかもしれません。
「他の事業者はどのように複数ECモールを効率的に運営しているのか?」と疑問に思われているのではないでしょうか。
今回の記事では、
- メルカリと他サイト運営を効率化したい
- EC運営の課題をまだ明確化できていない
- 店舗とECの連携をスムーズにしたい
という方に向けて、まずは事業者別によくある悩みを確認した後に、具体的な解決策をご紹介します。
最後には、EC運営を強力サポートするシステムやサービスについてご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
目次
メルカリと他サイトで出品中の事業者によくある悩み
メルカリと他サイトを同時に運営する際によくある悩みをご紹介します。
抱えている課題を明確にするために、ぜひ確認してみてください。
メルカリと他サイトでの在庫連携が難しい
メルカリと他サイトで同時に出品したものを、エクセルなどでまとめ、メルカリで売れたときには他サイトでも在庫を取り消していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
しかし、メルカリの売れやすい曜日は土日祝であり、時間帯としては18時〜24時であるため、これらの時間帯に、在庫連携のために作業しなくてはいけないのは大変です。
また、万が一、同じ商品が複数サイトで同時に売れてしまった場合には、お客様にキャンセルを依頼しなければいけません。
このような業務負担やトラブルを減らすためには、システムを導入して業務フローを整えることを検討することがおすすめです。
発送作業に手間がかかる
伝票記入や梱包作業に時間がかかったり、保管場所から商品を探すピッキング作業に労力を要したりする方は多いのではないのでしょうか?
メルカリでは「らくらくメルカリ便」などの独自の発送方法があったり、繁忙期や在庫が急増した場合には、発送作業に追われたりすることがあると思います。
メルカリでは「発送までの日数」を設定しますので、その日数に間に合わせる必要があります。
注文が殺到した時にも、正確に素早く発送作業を行うためには、伝票を自動作成できるシステムの利用や、保管方法をルール化しておくことが必要です。
ミスなくスピーディーな発送を実現するためには、手作業の部分をできるだけシステム化し、アウトソーシングの活用を検討してみることがおすすめです。
システムの導入により、作業の効率化と素早い発送を実現することができ、顧客満足度の向上に繋がります。
売上管理や分析が大変
メルカリやその他のモールに同時出品している方の中にはモールごとに売上データを取得している方も多いと思います。
限られた時間の中で、データ集めに時間を使うのはもったいないので、出来るだけ分析に時間を割り当てたいところです。
そのため、データ集約にかける無駄な時間を削減し、分析に集中できる仕組み作りが大切になります。
複数モールをリアルタイムで連携できる一元管理システムを導入すると、各モールの売上データが自動で集約されるため、分析により多くの時間を使うことができます。
EC販売のみを行っている事業者によくある悩み
同じ物販でも、ECと店舗では性質が大きく異なります。
ECのみの販売であるからこその、よくある悩みを確認していきましょう。
競合店舗が多い
ECモールでは距離的な制約を超えて販売することが可能になる一方で、それに伴い競合も多くなってしまいます。
実際、Amazonでは約14万店舗、楽天市場では約5.7万店舗、Yahoo!ショッピングでは約120万店舗が出店しています。
このような競争の激しい環境の中で、自社の商品を目立たせるためには、まず競合他社のセグメントを細かく定義して、競合分析を行うことが必要です。
そして、他社をよく知った後に自社の強みを最大限に活かした差別化戦略を行いましょう。
リピーター獲得が難しい
EC販売では顧客とのコミュニケーションが取りづらく、リピーター獲得が難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
一方で、「パレートの法則」では2割の優良顧客が売上の8割を占めていると言われているほど、リピーター獲得は非常に重要です。
そのため、メルマガの配信やクーポン配布、アンケートの実施などを行い、以前に購入してくれたお客様と継続的にコミュニケーションをとるための工夫が必要です。
ECモールでの販売で得られた顧客情報を上手く活用し、お客様との継続的な繋がりを維持できるような施策を行いましょう。
店舗販売とEC販売を行っている事業者によくある悩み
ECが一般化した現代では、「店舗で実際に見た商品をオンラインで購入する」「オンラインサイトで見つけたものを店舗で購入する」など、ECと店舗との融合が進んでいます。
その中で、ECから店舗への誘導を行うO2O(Online to Offline)やECと店舗を融合させるOMO(Online Merges with Offline)という施策が注目されています。
しかし、「実店舗とECをどのように連携させたら良いのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
課題を明確にし、どのようにすれば解決できるかを具体的に考えていきましょう。
スタッフが足りない・育成が必要
特に店舗運営から事業を始めた方の中には、「従業員の中にECを任せられる人がおらず、新しくECに参入しようとしても、なかなか難しい」という事業者も多くいると思います。
また、ECを始められたとしても、買取や陳列、清掃など現場の業務で忙しい店舗スタッフに、ECモールの運営もお願いするのは難しく、EC専門のスタッフを雇ったとしても、コストに見合わない可能性もあります。
このような課題を解決するためには、実店舗とECモールで利用しているシステムを一元化し、スタッフの負担を軽減することが大切です。
また、EC業務は出品代行やささげ代行などにアウトソーシングし、店舗スタッフには運営に集中してもらうという方法も効果的です。
実店舗とECの在庫管理が煩雑である
実店舗とECモールの両方で、同じ商品を同時出品している場合、在庫管理が非常に煩雑になることが多くあります。
例えば、お客さんがお店で買おうとしたら、ECモールで売れていたのに気付かず販売してしまったなどのトラブルが発生する可能性があります。
また、EC出品をしている商品を実店舗で販売するときには、一度ECでの販売状況を確かめてから販売をしなければならず、販売スピードが遅れてしまいます。
このような在庫連携に由来するミスや時間ロスを抱えている状態では、店舗とECでの同時販売を進めることは難しくなります。
店舗とECで販売している商品を連携することができるシステムを導入することによって、在庫管理をスムーズに行う必要があります。
具体的な解決策とは?
ここまでメルカリや他サイトでEC販売を行う場合や、店舗とEC販売を同時に行う場合によくある悩みを確認してきました。
次に、どのような事業者にとっても、EC運営をサポートしてくれるような効果的な解決策をご紹介します。
システムの導入
メルカリと他サイトで同時出品している際に、EC業務が煩雑化する大きな原因は、それぞれのECモールで個別に作業していることが挙げられます。
このような状況を改善するためには、システムを導入し、複数のECモールの作業をまとめることが効果的です。
EC一元管理システムでは複数のネットショップのデータを集約し、出品から発注までを管理することができます。
ある調査では、月商100万円以上を達成したEC事業者100名を対象にした時、EC一元管理システムの導入率は92%であるという結果もあります。
つまり、売上を向上し、効率的にEC運営を行うためには、EC一元管理システムの導入を検討することがおすすめです。
アウトソーシング
EC運営に注力しようと思うと、人手や他の業務との調整が必要になります。
しかし、すぐに新しい人材を採用したり、他の業務を減らすことは難しく、梱包作業や発送業務などの単純作業はできるだけ減らしたいという方も多いと思います。
そこで、リユースのEC業務をプロにお任せする「アウトソーシング」という選択肢もおすすめです。
しかし、一言でアウトソーシングと言っても、様々な種類があります。
順番に詳しく説明していきます。
一時的な人材採用
時期によって注文や在庫が急激に増えることがあるのではないでしょうか。
人手が足りない状態だとEC販売作業が追いつかないという方もいらっしゃると思います。
そのような時に、短期・単発求人サービスなどで必要な人材を短期間だけ採用することができます。
長期で人材を採用するとなると、固定費がかかりますが、短期の採用であれば固定費や採用コストを抑えることができます。
時期によって在庫量が変動しやすい事業者の方は、一時的な人材採用を行うことがおすすめです。
ささげ代行サービス
ささげとは撮影・採寸・原稿作成の頭文字から取ったEC出品の準備作業を意味します。
EC販売では、商品を直接確認することができないお客様のために、詳細に商品情報を届けることが大切ですが、非常に手間がかかります。
そこで、ささげ部分をプロに委託することで、内部の人材育成を行う必要もなくなり、作業効率や質を上げることができます。
同じ商品を店舗とECで同時に販売したい方や、アウトソーシング費用を抑えつつもEC業務の負担を減らしたい方には、ささげ代行サービスがおすすめです。
出品代行サービス
出品代行サービスは、ささげから、価格交渉の対応や商品の梱包、発送までのEC業務を全て代行してもらえるサービスです。
知識が全くない状態でもEC販売をスタートさせることができ、時間や手間がかかる作業を削減することができます。
ただし、出品代行サービスでは、基本的にはECと店舗での同時販売をすることができないので、注意が必要です。
EC運営の知識ゼロでもEC販売を始めたい方や、業務負担なしにECを始めたい方には、出品代行サービスがおすすめです。
複数のネットショップとの同時出品を叶えるECツール「セルモア」
メルカリShopsと他のネットショップで同時販売する場合、EC一元管理システムの導入をおすすめしています。
ここからは弊社が開発するリユース事業に特化したEC一元管理システムである「セルモア」について紹介します。
セルモアはメルカリShopsがAPI連携サービスを開始した当初から公式に連携しています。
また、メルカリShopsだけではなく、Yahoo!オークション、楽天市場、楽天ラクマ、Yahoo!ショッピング、Shopifyの7つのネットショップと公式連携しており、受注から発注までの管理を1つでおこなうことができます。
セルモアではネットショップの連携数や出品数に関係なく、一律月額11,000円(税込)で利用することができ、初月1ヶ月は無料トライアルをしていただくことができます。
実店舗とECの完全連携を目指すならReCORE
- 実店舗とECの両方の在庫や顧客情報をまとめて管理したい
- 在庫数が多すぎて、在庫管理ができていない・時間がかかってしまう
このような悩みを抱えている方には、リユース・リテール向けクラウド型POSシステム「ReCORE」がおすすめです。
まず、ReCOREは実店舗の会計にも対応したPOSシステムなので、実店舗とECで販売しながら、在庫や売上の管理をすることができます。
また、ReCOREは上記で紹介したセルモアの機能に比べて、ReCORE内の1億件以上の商品データを引き継いで商品登録ができる点や、古物台帳として顧客情報の管理、棚番号ごとに在庫管理を行える点といった在庫管理機能が強化されています。
他にも、ReCOREは、商品の仕入・発注に対応していたり、ECで取得した顧客情報の管理ができたりとEC一元管理ツール「セルモア」にはない機能も搭載しています。
ECの在庫管理を強化したい方や、実店舗とECを一元管理したい方は、ぜひ一度ReCOREの導入をご検討ください。
アウトソーシングサービス
ささげ代行サービス
弊社ではEC出品の「撮影・採寸・原稿」というささげ業務を代行するサービスを提供しています。
ささげの業務は商品の写真や記載されている情報が全てのECにおいて、売上や顧客満足度の向上という事業の中核に多大な影響を与えます。
一般的なささげ代行では、データがファイルなどで共有されるのが一般的ですが、弊社のささげ代行サービスでは、データはすべてReCOREに自動的に登録されます。
また、ささげ業務の中でも特に「画像加工」や「余白調整」は業務負担が大きくなりがちですが、弊社ではこれらの作業を基本サービスとして提供しています。
「ささげの業務が障壁となりEC出品が加速しない」「EC出品でうまく売上が伸びない」という事業者の方におすすめです。
魅力的な写真を撮影し、正確な採寸を行い、惹きつけられる商品説明を書くささげのプロが格安で代行いたします。
出品代行サービス
弊社ではEC出品自体を代行する出品代行サービスも提供しています。
在庫を段ボールにまとめて送っていただければ、複数ECモールへの出品作業を専任チームが全て行い、商品が購入後入金されましたら、手数料を差し引いた金額をご精算いたします。
出品の業務全てをまとめて代行し、一品880円から承ります。
低、中単価の滞留在庫をまとめて現金化したいという事業者の方はぜひ弊社の出品代行サービスにお任せください。
まとめ
本記事では、メルカリと他サイトに出品する際によくある悩みを明確化し、解決策をご紹介しました。
EC販売のみを行っている方、店舗販売とEC販売を同時に行っている方では、それぞれ特有の悩みを抱えられていると思います。
システムの導入やアウトソーシングを活用することにより、業務負担を軽減し、効率的にEC運営を行うことができます。
弊社では、EC一元管理ツールである「セルモア」や、実店舗との完全連携ができるPOSステムである「ReCORE」、「ささげ代行サービス」、「出品代行サービス」を行っております。
セルモアでは、従量課金なしで最大7モールと連携でき、一律で月額11,000円(税込み)でき、現在は1か月無料トライアルも実施しています。
少しでも弊社のサービスにご興味がありましたら、お問い合わせや資料ダウンロードをお待ちしております。
監修者:本荘 幸大
卒業後は株式会社船井総合研究所に入社し、ヘルスケア業界やフィットネス業界、飲食業界など幅広い業界のコンサルティングに従事。その後2022年4月より最年少メンバーとしてNOVASTOに入社し、リユース・リテール企業へのコンサルティングを行いながら社内ではマーケティングチームの立ち上げも行っている。