高騰するトレカの特徴や共通点は?売買で利益を出す方法を徹底分析

高騰するトレカの特徴や共通点は?売買で利益を出す方法を徹底分析

近年トレカの価値が急激に高騰するようになり、トレカで莫大な利益を稼ぐ人も珍しくはなくなってきました。

最近では、ゲームをプレイする目的でトレカを買うのではなく、投資目的で購入するユーザーも増加傾向にあります。

トレカが高騰している理由とは何なのか?また、高騰しているトレカにはどんな特徴があるのか?などを知っておくことで、トレカバブルの波に乗ることができるかもしれません。

本記事では、トレカが高騰している理由や現在高騰しているトレカの種類、トレカの売買で利益を出す方法について解説していきたいと思います。

トレカが投資目的で売買されるようになった背景

そもそも、なぜトレカが投資目的で売買されるようになったのでしょうか。

トレカが投資目的で売買されるようになった背景としては、具体的に

  • ショップや鑑定機関の出現でトレカ市場に相場が存在
  • プレイヤーの増加
  • フリマアプリの流行

などの3つの要因が考えられます。

ショップや鑑定機関の出現でトレカ市場に相場が存在

TCG(トレーディングカードゲーム)で遊んでいると、デッキに入れるために使いたいカードがなかなか手に入らないという課題に誰もが直面します。

しかし、市販のブースターパックを大量に購入すると、同じようなカードが何枚も手元にあり、必要ないカードが増えてしまいます。

そのような状態のカードを買い取ってリセールする形のビジネスを行うTCGショップの需要が急激に高まりました。

またTCGショップだけでなく、鑑定機関であるPSAなどの利用者も増加し、トレカ市場に相場が存在するようになりました。

トレカ市場に相場ができたことで、カードの価値がより可視化されるようになったため、カードに資産価値を見出し投資目的で購入を行うユーザーたちも市場に参入する形になりました。

プレイヤーの増加

YouTuberや地上波で放送されるアニメの影響で、子どもたちだけでなく、過去のプレイヤーたちもカードゲームをプレイするようになりました。

このようにトレカをプレイする人口が増えたことも、トレカが投資目的で売買されるようになったことに関連しています。

プレイする人口が増えることで、たくさんのトレカが市場で取引されるようになります。

ゲームをプレイするユーザーの中には「多少高額でもいいからそのカードが欲しい」と考えるユーザーも出てくるようになりました。

その結果、カードの価格が頻繁に変動するようになり、希少性が高く需要のあるカードが新品の値段を上回るということもたびたび見られるようになりました。

この流れを受けて、「カードの売買で稼げる」という認識がユーザーの中にも少しずつ広まっていったことが考えられます。

フリマアプリの流行

メルカリやラクマなどのフリマアプリが流行したことも、トレカが投資目的で売買される原因の1つです。

メルカリやラクマが普及し、一般のユーザーでも個人間売買が可能になりました。

その時の需要や環境によって大きく変化するトレカ市場の相場を活用して、トレカを売買して稼ぐということが以前よりも容易にできるようになりました。

トレカが高騰している理由とは 

ここからは、トレカが高騰している理由について解説していきます。

トレカが高騰している理由は、大きく分けて

  • オリパ(オリジナルパック)の販売
  • 投資目的での購入者増加
  • YouTuberによる宣伝

などの要因が考えられます。

オリパ(オリジナルパック)の販売

オリパはオリジナルパックの略で、トレカメーカーが公式に販売しているパックとは異なり、ショップや個人がカードを集めて販売を行うオリジナルのパックのことです。

ショップがオリパを販売する目的としては、高額で買われにくい商品やコレクション品などの在庫処分などが主な理由です。

例えば、1枚で数万円するカードを買われにくいカードと一緒にオリパとして販売することで、ショップ側は買われにくい商品の利益率を下げることなく販売できます。

また購入する側は、損する可能性もあるが、当たれば販売価格の数倍以上の価値があるカードを手にすることができるというメリットがあります。

購入者からすれば、オリパはくじ引き的な要素が強いという一面もあり、ギャンブル的な刺激を求めて購入する方も少なくないです。

このように、オリパを購入する人が増えたことで、ショップは高額なオリパを販売しやすくなったため、だんだんと高額なオリパが販売されるようになっていきました。

高額なオリパが販売されるようになったことも、トレカが高騰している理由の1つであることは間違いないでしょう。

YouTuberによる宣伝

YouTuberやインフルエンサーなど、比較的影響力のある方がトレカについて発信することで、トレカをコレクションすることが世に認知されるようになりました。

純粋なコレクターだけでなく「あの人が集めているから、私も集めたい」というような新規のコレクターも増えやすい構図になっています。

また、YouTuberやインフルエンサーがインパクトを出すために、「これだけ高騰した」と値段目線でトレカを語ることも現状増えてきています。

それを見て「トレカは儲かるかもしれない」と考えた投資目的のコレクターが参入していることもトレカが高騰する要因の1つになっています。

投資目的での購入者増加

前述したように影響力のある人が発信した情報で投資目的のトレカ購入者は増えています。

利益を目的としたトレカの購入は、金額が大きくなる傾向にあるため、利益目的のコレクターが参入すればするほど市場がどんどん大きくなっていきます。

「どうせ後で価値が上がるだろう」という理由で購入と販売が繰り返された結果、トレカは過去にないほどの高騰を見せています。

今現在高騰しているトレカとそれらの共通点とは?

ここからは、実際に現在高騰しているトレカについて見ていきましょう。

高騰しているトレカを知ることで、今後高騰する確率の高いトレカの予測精度が高まるはずです。

ポケモンカードゲーム

参考:ポケモンカードゲーム25周年記念サイト

ポケモンカードゲームは、2021年に25周年を迎え、最近だと25周年記念関連のカードが高騰を見せています。

過去の取引データを見返しても、限定販売されたカードやイベントの来場特典などのカードは高値で取引される傾向にあります。

また、修正版やエラッタと呼ばれるプリントミスや表記に誤りのあるエラーカードは、希少価値が高く高値がつきやすいと言われています。

遊戯王

参考:遊戯王公式サイト

世界に1枚しかない「カオス・ソルジャー」が10億円で出品されていたという噂もあるトレカ遊戯王は、トレカの中でもひときわ高値で売れることがあります。

遊戯王の中でもレアリティの高いアルティメットレア(別名:レリーフ)は、それなりに価値のあるカードですが、初期遊戯王のアルティメットレアの場合、特に高値で取引されています。

また、遊戯王の20周年記念で作られた20thシークレットも、全体的に高額で取引されており、高いものであれば1枚20万円などで取引されています。

デュエルマスターズ

参考:デュエルマスターズ公式サイト

遊戯王と同じく、幅広い層に人気のあるトレカがデュエルマスターズです。

デュエルマスターズは、ゲーム対戦において強力な効果を発揮するカードが高値で取引される傾向にあります。

そのため、定期的に行われるルール変更などで、相場が変動するため、公式の動きをこまめに確認する必要があります。

ポケモンや遊戯王と同じく、デュエルマスターズでも限定カードは高値で取引されています。

マジックザギャザリング(MTG)

参考:マジックザギャザリング公式サイト

アメリカ発祥のトレーディングカードゲームであるマジックザギャザリングも、市場ではよく高値で取引されています。

マジックザギャザリングには、再販が禁止された再録禁止カードがあり、それらは高値で取引される傾向にあります。

特にパワーナインと呼ばれる9種類のカードと、デュアルランドと呼ばれる10種類のカードは高値で取引されています。

これらは、再録禁止で初版に近い環境のカードでもあるため、希少価値が高くなかなか手に入らないということも高値で取引されている要因の1つです。

このように高騰するトレカには、

  • ゲームそのもので強力な効果を発揮するカード
  • 限定販売や再録禁止などの希少価値が高いカード

などの共通点があることがわかります。

トレカの売買で利益を出すために抑えておくべきポイント3選

高騰しているトレカの種類と共通点を理解するだけでは、利益を継続的に出すことは難しいです。

ここからは、トレカの売買で利益を出すために抑えておくべきポイントを3つご紹介します。

こまめな情報収集を怠らない

トレカは、公式が発表するルールや大会の優勝者のデッキに組み込まれているなどの様々な要因で、取引価格が変動します。

そのため、正しい情報を集めて、需要と供給のバランスを見極めることが大切です。

常にカードの販売情報や、公式が発表するルール変更などにアンテナを貼り続けて、客観的に市場を判断する力を養っていく必要があります。

送料などのコストを抑える

コスト

トレカは一部の高額なものを除くと、比較的1つあたりの利益が小さい傾向にあります。

そのため、送料や包装材のコスト、人件費などを必要最小限に抑えることができないと利益率が下がってしまいます。

まとめ売りをして送料を安くしたり、包装材をまとめ買いして経費を抑えたりするなどの工夫をしていくことが大切です。

EC出品システムを導入して工数を減らしつつ販売経路を増やす

トレカの売買で売上を伸ばしていくためには、販売経路を拡大してできるだけ多くの人にアプローチしていく必要があります。

しかしながら販売経路を増やすためには、各ECモールでそれぞれ出品作業を行ったり、EC間でこまめな在庫連携を行ったりするなどの手間がかかります。

「販売経路を増やしたい、でもそこまで工数もかけられない」というジレンマは、EC出品システムを導入することで解決することができます。

ここからは、本記事を読んでくれている方の事業規模や目的に合わせて2種類のシステムをご紹介します。

実店舗を持たずスモールECビジネスを行っている方にはセルモア

実店舗を持たずに、比較的小さい規模でビジネスを行っている事業者の方にはセルモアがおすすめです。

セルモアはEC一元管理システムで、複数ECモールへの同時出品や在庫数の同期、価格管理などを簡単に行うことができます。

さらにセルモアは、月間受注件数30件までは完全無料で利用できるため、「コストは抑えたい、でも販売経路を広げたい」という事業者様の願いを実現したシステムとなっています。

ここからは、セルモアについてもう少し深く理解してもらうために、セルモアの機能の一部を簡単に紹介します。

複数のECモールに簡単に同時出品が可能

複数EC

セルモアは、後述するReCOREのEC関連機能をパッケージ化したシステムです。

セルモアやReCOREでは、複数のECモールに簡単に同時出品を行うことができます。

これまでは、各モールでそれぞれ出品作業を行っていたという場合でも、セルモアを導入すると画面上から出品したいモールをクリックするだけで、複数のモールに出品が可能です。

また、ECテンプレート機能を活用すれば、商品やジャンル、モールごとに出品テンプレートを作成することもできます。

あらかじめテンプレートを作成しておくだけで、商品情報や店舗情報、発送情報などを記入する手間を省くことができるため、出品までの工数を格段に短くすることが可能です。

各モールの在庫同期や売上管理が1つのアプリで完結

受注管理

販売経路を拡大するために複数のECモールに出品したものの、在庫連携ができておらず「既に売れてしまったものが別のモールで購入されてしまった」という事態が度々発生します。

セルモアでは、各ECモールの在庫状況を一元管理できるため、在庫連携はもちろん、どのモールで何がどれだけ売れたのかという売上管理を行うことも可能です。

また、各モールの受注状況を一括管理できる受注管理機能も搭載しているため、購入された商品の発送漏れや顧客のキャンセル処理などの管理を迅速に行うことができます。

月額11,000円という低価格で利用可能

セルモアはこれほど便利な機能を搭載していながら、月額は11,000円(税込み)というかなり低価格で利用することができます。

お試し期間も1ヶ月あるので、事前に社内で機能や使い方を確認しながら導入することが可能です。

コストをかけずにセルモアを使ってみたいという方はぜひ一度お試しください。

セルモアに関するお問い合わせはこちらから

セルモア

トレカ取扱店舗や新規参入を検討中の企業様にはReCORE×Tays

TAYS+ReCORE料金体系

実店舗を持たずに、ECのみでトレカを販売している企業や個人の方は、セルモアで十分かもしれません。

しかしながら、実店舗を持っている企業の場合、トレカの査定や実店舗EC間の在庫連携、スタッフ管理など様々な業務を行う必要があります。

特にトレカの買取査定業務は、トレカに関する商材知識などが求められるため、店舗内に買取査定を行うことのできる人材が不足するというケースも多々あります。

また、買取査定を行うことのできる人材を確保できないという理由で、トレカ市場への参入を諦めているリユース事業者様も少なくはないかと思います。

弊社ではそのような問題を解決し、企業のトレカ市場への新規参入をサポートするために、トレカの自動査定システムである「Tays」と連携を開始しました。

ここからは、TaysとReCOREが連携することで具体的に何ができるようになるのかをご紹介します。

トレカの買取査定業務の属人化を解消

ReCOREとTaysが連携したことで、トレカ買取査定業務の属人化を解消できるようになりました。

1枚1枚査定して、商品を特定するという面倒な作業を全てスキャンによって完結させることにより、商品の特定から商品登録までを自動化することができます。

この機能を活用することで、買取査定後に各商品を手動で登録する手間が省けるだけでなく、商品知識がないスタッフでも簡単に買取査定業務を行うことが可能になります。

TAYSとReCOREの連携についてもっと詳しく知りたい方はこちらから

EC出品の効率化と自動化を実現

複数EC

ReCOREには、複数のECモールに同時に出品することが可能です。

またEC自動出品機能を活用すれば、出品したい時間帯を定めて、自動で出品を行うこともできます。

価格同期機能

複数のECモールを活用していると、モールによって手数料が異なるという理由から、モールによって販売価格を微調整したいと考える方もいるかと思います。

ReCOREでは、EC価格同期設定機能が搭載されているため、Amazonでは店頭価格から5%値上げして販売する、メルカリShopsでは10%値上げして販売するといったように、モールごとに柔軟に価格設定を行うことができます。

在庫管理の一元化と分析機能による在庫の適正化が可能

在庫管理画面

複数の実店舗、複数のECなどで販売を行っている場合だと、在庫管理が複雑化するという課題に直面します。

ReCOREは複数の実店舗、EC間の在庫情報を一元管理できるため、どの店舗に在庫がいくつあるのかを一目で理解することができます。

これにより「自店舗に在庫がないから、B店舗の在庫を確認して取り寄せる」というような柔軟な在庫移動を実現できます。

ABC分析

またReCOREには、在庫の滞留日数を数値化するABC分析機能も搭載されています。

ReCOREのABC分析では、滞留日数を基に在庫管理を行うことが可能です。

このデータを見ることで、滞留日数が長いジャンルを見極めて仕入れる商品を調整するなど、在庫の適正化を図ることができます。

このようにReCOREは、人件費の削減や業務効率化だけでなく、企業の売上や業績アップを実現することが可能です。

まとめ

近年トレカ市場はものすごい勢いで成長しており、流入資金の額が大きいことから、高騰するトレカの数も増えてきています。

今回紹介した高騰するトレカの共通点などは、売買を行う際のトレカ選定の参考になるかと思うので、ぜひお役立てください。

また、本記事の後半でご紹介したReCOREやセルモアでは、販売経路の拡大やEC出品の効率化を実現することが可能です。

本記事を読んで、ReCOREについてもう少し知りたいという方は、下記のボタンから資料ダウンロードをお試しください。

また、ReCORE導入に関するお問い合わせやトレカ市場参入に関する対応も行っているので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

監修者:菊地 正樹

大学在学中から並行輸入・リユース業のECに関わる。
大手リユース系企業のEC事業立ち上げ、ブランドリユースECサイトのセラーマネージャー、銀行系リユース事業の立ち上げなどを経て2020年にNOVASTOにジョイン。
小規模〜大規模までのリユースECの業績アップをメインにセミナー登壇から現場でのコンサルティングまでを幅広く行う。

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