カードショップの売上をアップさせる方法とは?具体的なポイントをご紹介

カードショップの売上をアップさせる方法とは?具体的なポイントをご紹介

近年、トレーディングカードの人気に伴い、カードショップの店舗数が増えてきています。

そんな中、どのようにしてカードショップの売上をアップさせられるか知りたいという方は多いのではないでしょうか。

この記事ではカードショップの売上をアップさせる具体的な方法ポイントをご紹介します。

カードショップをすでに経営している人や、今後の開業を考えている方は是非ご覧ください。

カードショップの市場動向

引用:「日本玩具協会 玩具市場規模データ」

カードショップで扱うカードゲーム・トレーディングカードは近年、玩具市場をリードしているジャンルです。

カードゲームジャンルは2021年度において、前年度比145.6%の伸び率、金額にして558億円もの盛り上がりを見せています。

これらのカード業界の市場拡大と共にリユース業界の市場参入も増加しています。

需要拡大とともにカードショップも増えているため、カードショップにとってはライバルが多くなっている状態です。

今後の経営のため、カードショップの売上や利益率について考えていく必要があります。

 

カードショップの売上の要素とは?

コスト

まず、カードショップの売上の要素を見ていきましょう。

お店の売上を向上させるためには、3つの基本要素があります。

  • 客数
  • 客単価
  • 来店回数

計算式は、「売上=新規客数×客単価×リピート率」というようになります。

カードショップ経営する際には、お店の状況を考慮し、この中のどの要素を伸ばしていくのかを決めましょう。

優先順位を決めるためには以下の順序で考えましょう。

  • 集計
  • 比較
  • 分析

1つ目の集計では「客数」「客単価」「来店回数」の要素をそれぞれ集計し、前年比や業界平均と比較し、売上どのように増加しているかどうかを分析することが重要です。

例えば、過去数年にわたり「客数」「客単価」「来店回数」が変わらない状態で推移していたのに、先月の売上が前年比で3割ほど減ったケースがあるとします。

理由を分析したところ「近くに大型カードショップができて自店に来てくれるお客さんが減ってしまった」というように考えていきます。

分析した理由によって、自店で優先すべき要素が見つかるでしょう。

上記のケースなら、3つの要素の中でも「客単価」を高くするために、大型カードショップにはないコアなレアカードを増やすなどの対策があります。

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カードショップの売上をアップさせる方法

売上の要素がわかったところで、より具体的にカードショップの売上をアップさせるにはどうすればよいのかを見ていきましょう。

カードショップの利益率を良くするためには、前述のように優先順位をつけてそれぞれを深堀りしていくことが重要です。

ここでは、5つの売上をアップさせる方法をご紹介いたします。

客数を上げる

客数を増やすためにはさまざまな方法がありますが、ここでは新規顧客を増やす方法をご紹介します。

顧客を増やすための集客は、チラシやGoogle広告MEO対策、イベントを行うことなどさまざまです。

MEO対策とは、Googleマップ上にあるショップの検索順位を上げるシステムです。

上手く行えばGoogleマップだけでなく、Google検索でも上位表示されるようになります。

たとえば、Googleマップの情報を店舗で管理する「Googleビジネスプロフィール」の活用があります。

「Googleビジネスプロフィール」に、店名やカテゴリ、住所や営業時間に加え、店舗の外観などの登録をしておきましょう。

自分のカードショップの情報を正確に登録することで、Googleマップ上から自店を探している将来の顧客に魅力をアピールできます。

さらに、TwitterやInstagramなどのSNSを活用することも新規顧客数を上げるのに効果的です。

例えば、Twitterの投稿は上記のように新商品のお知らせやイベント告知などがおすすめです。

レアカードが入荷された情報や、大会などのイベントが開催される情報をTwitterで発信することで、新規顧客の獲得を無料で行うことが可能となります。

店舗や店長のアカウントを作成し、新しい商品が入荷した際や、イベントなどがある際にはTwitterなどで発信することがおすすめです。

単価を上げる

次は、1人当たりの購入金額である客単価を上げるという施策になります。

客単価を上げる方法は、一定額以上購入したらクーポンを渡す、まとめ買いしやすいようにセールを行うなどがあります。

また、まとめ買いを行ってもらうためには、以下のポイントを押さえることが重要となります。

  • 複数商品の購入による割引
  • レジの前に購入しやすい額の商品を配置する
  • カードケースをついでに勧めるなどのアップセルを行う

また、クーポンも客単価を上げるには有効です。

例えば、トレーディングカード店の公式LINEに登録すれば会員限定クーポンを500ポイント付与するなどの取り組みがあります。

また、有効期限をつけることもリピート率を上げるのに効果的です。

一般的に、3回来店してもらうとリピート率が上がると言われているため、定期的にクーポンを発行するようにしましょう。

さらには、期間限定セールや数量限定などによって、セールの希少性を表すことも重要です。

来店回数を上げる

顧客の来店回数を上げるためには、顧客がリピートしたいと思うかが重要です。

そのためには顧客満足度を高める必要があります。

リピーターをつくるには継続的な顧客とのコミュニケーションが欠かせません。

  • LINEアカウントに登録
  • SNSの発信
  • ポイントカードの活用

など、さまざまな工夫で顧客の来店回数を上げていきましょう。

次に重要となるのが、SNSの活用です。

リピート集客を行うのに最もおすすめな方法が、公式LINEに登録してもらうことです。

公式LINEに登録してもらうことで、セール情報やクーポンの配信をLINEのメッセージで自動で行うことが可能となります。

定期的に販促メッセージを送信することで、顧客のリピート率を向上させましょう。

最後にポイントカードの活用です。

クーポンと同じように、使わないと損をするという気持ちを起こさせ、来店につなげるという方法です。

ポイントカードは、スタンプ式やLINEミニアプリのデジタル会員証などを利用する方法があります。

これらポイント制度は、リピート率を上げるためには有効な方法といえるでしょう。

 

販路を拡大する

EC

店舗販売だけでカードショップの売上をアップするのは難しくなっています。

そこで店舗販売だけでなく、EC販売を行って販路を拡大することで売上アップにつなげる方法があります。

Amazonや楽天、YahooショッピングなどのECモールに出品すれば、利用者も多いため集客力が高く、新規顧客を獲得しやすい点も魅力的です。

顧客側も店舗にわざわざ行かなくても、目当てとするカードの在庫が確認できたり、探す手間が省けたりといったメリットがあります。

また、Shopifyなどで自社ECサイトを作成することで、店舗へのファン化ブランド力を向上させることが可能となります。

販路拡大によって顧客との接点を増やし売上をアップさせましょう。

買取の強化による在庫の安定化

備品

カードショップ経営において、いつでも販売できるだけの適正在庫を維持していることは重要です。

そのためには、買取数を増やし、在庫の供給量を安定させることが重要となります。

その一方、買取業務は商品知識のあるスタッフしかできないという属人性の問題もあります。

新人スタッフでも買取業務ができるような体制づくりがカードショップ業界では急務となるのです。

そのためには、買取査定の機能が搭載されているシステムなどを使うことによって、査定の属人性を下げることが重要となります。

買取査定の属人性を下げることによって、人件費を削減できるだけでなく、買取の業務を効率化させることが可能となります。

カードショップに最適なPOS「ReCORE」

ReCOREとは?

今回は、カードショップの動向や売上をアップさせる方法についてご説明してきました。

カードショップの売上を上げるためには、リピート集客買取業務の効率化などが重要であるということはお分かり頂けたと思います。

ここでは、カードショップの業務を最適化し、業績アップを実現するPOSシステム「ReCORE」をご紹介させていただきます。

買取査定アシスト機能

 

ReCOREは「TAYS」というトレカ自動査定機と連携しているため、買取業務を効率化することができます。

「TAYS」と連携したReCOREでは、買取査定の際にスキャナを通すことで簡単にカードの特定・判別を行うことが可能となっています。

そのため、属人性の高くなりがちなカードの買取査定専門知識のないスタッフでも行うことがとなっています。

さらに、スキャナを通した際に自動で在庫登録ができるため買取した商品の情報を手打ちで入力するなどの作業が必要ありません。

このように、ReCOREではカードショップの買取査定の属人性を無くすことができるだけでなく、商品登録などにかかる作業工数を大幅に削減することが可能となります。

TAYS × ReCOREの連携についてさらに詳しく知りたい方はこちらから

また、ReCOREでは単体でも買取査定アシスト機能を利用することが可能となっています。

例えば、商品の買取時に過去の買取履歴を閲覧することが可能となっており、複数店舗経営の企業の場合は他店舗の買取情報を閲覧することも可能となっています。

また、ReCOREでは複数のECモールでの販売価格を参照することも可能となっているため、ECでの販売を想定した買取を行うことができます。

それ以外にもリユース業者に必要となるさまざまな機能を搭載していので、下記で詳しく説明していきます。

EC出品機能

複数EC出品

カードショップの運営をされている方の中には、

  • 店舗での売上に伸び悩んでいる
  • 人員や工数をかけずに売上をアップさせたい
  • 販路を拡大したいけど、やり方が分からない

などといった方は多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが、EC出品による販路の拡大です。

ReCOREにはEC出品機能が搭載されており、

  • ヤフオク!
  • Yahoo!ショッピング
  • ラクマ
  • 楽天市場
  • メルカリShops
  • Amazon
  • Shopifyで構築した自社サイト

などの複数のECモールに1度の操作で同時出品することが可能となっています。

また、ReCOREでは1つの商品を複数のECモールで販売しながら、実店舗でも併売することができます。

ReCOREでEC出品をすることによって簡単に販路を拡大し、売上のアップを実現しましょう。

在庫管理機能

在庫管理画面

ReCOREの在庫管理機能では、買取査定の際に「TAYS」でスキャンしたカードを自動で在庫登録することが可能となっています。

買取したカードの在庫情報をエクセルなどに手入力しているカードショップは多いのではないでしょうか。

ReCOREを利用することで、カード情報の登録にかかる時間や工数を大幅に削減することが可能となります。

また、ReCOREでは店舗とECサイトの在庫情報を連携させることが可能となっています。

トレーディングカードは、傷などの商品の状態によって価値が異なるため、個品で管理する必要があります。

ReCOREでは、それらの個品をECと実店舗で併売、管理することができ、在庫情報を連動させることが可能となっています。

そのため、複数のECモールで併売してる商品が店舗で売れてしまった場合などにも、すぐにECモールに「売り切れ」という在庫情報を反映させることができます。

ReCOREを利用することによってカードショップの在庫管理を効率化し、作業工数や人件費を削減しましょう。

顧客管理

顧客

ReCOREには顧客管理機能が搭載されており、カードの買取時に必要となる古物台帳をクラウド上で管理することが可能となっています。

また、顧客の個人情報だけでなく、過去の買取や販売履歴なども記録・管理することができます。

ReCOREでは、それらの過去の行動履歴を元にした販促メッセージの送信なども可能となっています。

例えば、顧客が興味のあるカードが入荷された際などに、SMSやメール・LINEなどで販促をすることで、顧客の来店を促すことができます。

リピート集客の重要性が高まっている現代において、ReCOREでは顧客情報を基にした効果的なリピート集客が可能となります。

まとめ

今回は、カードショップの市場動向や売上をアップさせる方法をご紹介してきました。

カードショップの売上をアップさせるためには、買取査定の属人化の脱却業務効率化による在庫回転率のアップが必要であるということはお分かり頂けたと思います。

また、それらを実現させることができるクラウドPOSシステム「ReCORE」をご紹介してきました。

ReCOREについてさらに詳しく知りたい方は、下記のボタンからお問い合わせや資料ダウンロードをして頂けますと幸いです。

 

監修者:本荘 幸大

卒業後は株式会社船井総合研究所に入社し、ヘルスケア業界やフィットネス業界、飲食業界など幅広い業界のコンサルティングに従事。その後2022年4月より最年少メンバーとしてNOVASTOに入社し、リユース・リテール企業へのコンサルティングを行いながら社内ではマーケティングチームの立ち上げも行っている。

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