ネットオークションでの在庫管理効率化に最も適した方法とは?

ネットオークションでの在庫管理効率化に最も適した方法とは?

ネットオークションで商品をできるだけ高い価格で販売したいけど、

「在庫管理の作業が大変すぎて、割に合わない」

上記のような悩みは、ヤフオク!やその他ECモールに商品を出品したことのある方なら、一度は経験したことのあることではないでしょうか。

ネットオークションでお金を稼ぐ計算式は、

  • 儲け = 売上 – コスト
  • コスト = (EC利用手数料 + 仕入れコスト + 自分・従業員の時給)

基本的にはこのように求められます。

EC利用手数料や、仕入れコストは、自分でコントロールすることが難しい要素ですが、自分や従業員の時給に関しては、在庫管理の作業効率化を行うことで上手く削減することができます。

もう少し噛み砕いて言うと、在庫管理の作業効率化を行うことで、業務の量を減らして、儲けを増やすことができます。

では、一体在庫管理を最も効率化できる方法とは何なのでしょうか。

結論から言うと、ITシステムを導入することが在庫管理効率化の一番の近道です。

今回は、ネットオークションで在庫管理を効率化するための方法について解説していきます。

ネットオークションとは?

オークション

オークションとは、出品者が商品情報や売却条件を公開し、一番高い価格をつけた人がその商品を落札できるという競売方式です。

インターネットが普及した今、オークションはネット上でも行うことができ、利用者は年々増加しています。

本記事では、ネットオークション市場でもかなりのシェア率を誇るヤフオク!で在庫管理を効率化するための方法についてお話していきたいと思います。

ヤフオク!の基本情報

参考:ヤフオク!公式サイト

ヤフオク!で在庫管理を効率化するための方法について解説する前に、まずはヤフオク!の概要について今一度確認しましょう。

ヤフオク!は、Yahoo! JAPANが提供するインターネットオークションサービスです。

ヤフオク!は、1999年の9月28日に「Yahoo!オークション」としてサービスを開始しました。

そこから、インターネットオークション市場のシェア率を拡大し続け、2013年には、日頃お客様に慣れ親しんでいただいている「ヤフオク!」という名前に正式名称が変更されました。

法人向けサービス

参考:ヤフオク!ストア公式サイト

ヤフオク!は、「ヤフオク!ストア」という法人・個人事業主向けのサービスがあります。

ヤフオク!ストアでは、Yahoo!JAPANが定める参加基準を満たした法人、または個人事業主のみ利用が可能です。

項目 ヤフオク!ストアの場合 個人利用の場合
Yahoo!プレミアム

会員登録なし

Yahoo!プレミアム

会員登録あり

月額システム利用料 無料 無料 会員費508円(税込)
落札システム利用料 7.7%(税込) 落札額の10%(税込) 落札額の8.8%(税込)
出品取消システム利用料 無料 550円(税込)/出品

ヤフオク!ストアでは、月額システム利用料と初期費用は無料で、出品可能商品は無制限です。

個人利用アカウントの場合だと、落札システム利用料は8.8%〜10%ですが、ヤフオク!ストアアカウントの場合、7.7%の利用料で利用が可能です。

また出品取消システム利用料は、個人利用の場合、1商品の取消につき550円(税込)必要になりますが、ヤフオク!ストアの場合、無料で取消を行うことができます。

ヤフオク!ストアの利用には、事前に審査を受ける必要がありますが、出品数が多い企業ほど、恩恵を受けることができます。

そのため、ECやオークションサイトの出品に注力していきたいという企業は、ヤフオク!ストアの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

ヤフオク!での在庫管理効率化に最適なITシステム3つの条件とは?

在庫管理

ヤフオク!の在庫管理を効率化するためには、ITシステムの導入が必要だと冒頭でご紹介しました。

しかしながら、現在市場に出回っているITシステムはその数も種類も非常に多く、どのITシステムを選べば良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、ここからはヤフオク!での在庫管理効率化に最適なITシステムの3つの条件をご紹介します。

在庫管理機能を搭載したITシステム

在庫管理の効率化を目指す上で、在庫管理機能を搭載したITシステムを選ぶことは必須事項だと言えます。

ITシステムの在庫管理機能を活用することにより、現在庫数や在庫変動履歴を可視化することができます。

注意すべき点としては、一見同じような在庫管理機能を搭載しているITシステムでも、システムによっては、できることが大きく異なります。

そのため、ITシステムの導入によって何を実現したいのかを明確にした上で、システムの導入を検討することが大切です。

充実した商品マスタを搭載したITシステム

ネットショッピング

充実した商品マスタを搭載したITシステムを導入することも、在庫管理機能の業務効率化を促進する大切な条件の1つです。

豊富な商品マスタがあると、在庫登録時やヤフオク!への出品を行う際の、商品情報を記入する手間を省略することができます。

在庫数や出品回数が多いほど、在庫管理の業務負担は大きくなるので、充実した商品マスタがITシステムに搭載されているかどうかという点も事前に確認しておくべき大切なポイントです。

実店舗との在庫連携が可能なITシステム

実店舗とヤフオク!両方で販売を行っている場合には、実店舗とヤフオク!で在庫連携が可能かどうかという点も非常に大切です。

実店舗とヤフオク!での在庫連携が上手く行われていないと、実店舗で購入されて欠品になってしまった商品が、ヤフオク!でも購入されてしまう「売り違い」などのトラブルが発生する原因になります。

このようなトラブルが頻繁に発生してしまうと、顧客からの信頼を失ってしまう恐れもあるため、実店舗とヤフオク!間での在庫連携を強化していくためにも、在庫連携機能を搭載したITシステムを導入するのがおすすめです。

ヤフオク!の在庫管理はReCOREにおまかせ

ReCOREとは?

ヤフオク! の在庫管理効率化のためのITシステムの条件をご紹介しました。

しかしながら、在庫管理効率化で売上をアップさせたいという場合には、在庫管理システムを単体で導入するより、在庫管理機能を搭載したクラウド型POSシステムを導入するのがおすすめです。

なぜなら、在庫管理システムの導入は、無駄なランニングコストがかかる上に、外部システムとの連携が複雑化するからです。

一方、クラウド型POSシステムの場合だと、

  • 実店舗とヤフオク!で在庫情報の自動連携が可能
  • POSシステム1つで、データ分析からマーケティングの実施までを一気通貫で行える
  • 在庫管理、EC出品の工数を削減できる

などのメリットがあります。

ここからは、ヤフオク! の在庫管理におすすめなクラウド型POSシステムReCOREをご紹介します。

クラウド型POSシステムReCOREとは?

ReCORE

ReCOREはリユース・小売業向けの究極のクラウド型POSシステムです。

ReCOREでは、買取から販売、EC出品、顧客管理、業績管理などの業務をトータルにカバーしています。

さらに、クラウド型であるため、常に機能はアップデートされ続けます。

時流に合わせて進化し続ける新時代のPOSレジを活用することで、次世代の企業経営を実現できます。

ReCOREには、

  • 店舗EC在庫連動機能
  • 複数ECモール同時出品機能
  • 顧客管理機能
  • 買取査定機能
  • KPI管理機能
  • データ分析機能

などの多数の機能が搭載されており、法人アカウントであればヤフオク!での在庫管理や出品が可能になります。

ここでは、各機能の説明と一緒にヤフオク!の在庫管理をReCOREで行うメリットについてご紹介します。

ヤフオク!運営をReCOREで行うメリット

前述したように、ReCOREには、多数の機能が搭載されています。

全ての機能をここで紹介するのは、時間の都合上難しいため、ここではヤフオク!の在庫管理などの運営をReCOREで行うメリットについてご説明します。

メリットについて確認していくことで、ReCOREに搭載されている機能についても理解できると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

7500万件以上の商品マスタで在庫管理・出品業務の工数削減

マスタ管理

ReCOREには、「カタログ(一般的な商品マスタ)」と呼ばれる7500万件以上の商品データベースが搭載されているため、在庫管理や出品業務の工数を削減することができます。

例えば、ドライバーをヤフオク!に出品したい時、出品者は商品データベースから出品するドライバーを選択することで、ドライバーの詳細情報を入力する手間を省略することができます。

特に、リユース業界のような同じ種類でも状態の違う商品を扱う場合には、各商品を個別管理する必要があり、在庫登録に非常に工数がかかります。

しかしながら、商品マスタを活用することで、もともと商品マスタに搭載されている商品情報(親要素)に、商品の個別情報(子要素)を追加するだけで在庫登録が完了します。

このように、充実したデータベースから、在庫管理や出品業務を行うことができるため、業務にかかる時間と工数を大幅に削減できます。

在庫管理の業務効率化が可能になる

在庫管理画面

ReCOREを活用する2つ目のメリットは、在庫管理の業務効率化が可能になることです。

ReCOREでは、商品マスタによる業務効率化以外にも、部門や店舗ごとの在庫連携、一括管理が可能です。

複数店舗を運営しているケースでは、他店舗の在庫状況を確認し取り寄せる事もできます。

また、カテゴリー別の在庫回転率や粗利率、交叉比率を可視化することもできるため、現在の在庫量が適切かどうかを分析し、改善することができます。

もちろん、ECと店舗間の在庫自動連携も可能なため、実店舗で商品が購入されるたびに、手動でECの在庫数を変更する必要もありません。

さらに、ReCOREでは、実店舗とECで販売している商品がどれくらいの期間で売れたのかをABCランクに分けて分析を行う販売商品ABC機能も搭載しています。

この機能により、販売した商品の売値が正しかったのか?オークションで販売する開始価格は適切だったのかを分析することができます。

在庫管理の業務効率化だけでなく、売上の最大化を目指すことができるのも、ReCOREを活用するメリットだと言えます。

実店舗とヤフオク!での併売を実現できる

自動出品機能

前述したように、ReCOREを活用することで、実店舗とECでの在庫連動が可能なため、実店舗とヤフオク!での併売を実現できます。

併売を行うメリットとしては、在庫の回転率向上が期待できる点が挙げられます。

それだけでなく、商品を仕入れてから販売するまでの期間が短くなるため、キャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)の改善が可能になります。

ReCOREでは、ヤフオク!だけでなく、ShopifyやAmazon、楽天市場、ラクマ、Yahoo!ショッピングなどのECモールでも併売を行うことができます。

複数モール出品画面

ReCOREには、複数モール同時出品機能が搭載されているため、これらのモールに同時に出品を行うことも可能です。

これまでは、複数のモールに出品する場合は、サイトの出品画面で1から入力を行っていたかと思いますが、この機能を活用することにより、EC出品の工数を大幅に削減することができます。

ささげ業務を格安代行

ささげ業務

ヤフオク!などのECモールへ出品を行う際は、基本情報の入力、価格設定だけでなく、撮影・採寸・原稿の3つのささげ業務を行う必要があります。

これらは、システムによって業務効率化できるものではないため、仕方なく自社で時間をかけて行っているという企業様もいらっしゃるかと思います。

ReCOREでは、EC出品に必要なささげ業務を格安で代行しています。

ReCOREにささげ業務を依頼することで、ささげ全ての工程を500円前後で実施できるだけでなく、出品までを自動化することができます。

ささげ業務の依頼から、出品までの流れを簡単にご説明します。

ささげ業務代行

まず、企業側はReCOREで商品の入庫を行い、ささげセンターへ依頼する商品を箱詰めし配送します。

ささげセンターに商品が届き次第ささげ処理が行われ、データはすぐにReCORE上に反映されます。

その後、実店舗とECでの併売を行っている企業様には、ささげ処理が完了次第、店舗に商品を返却します。

ECのみで販売を行っている企業様の商品はそのままセンターで保管し、商品が購入された際に配送を行います。

商品が購入されるまで保管してくれるため、在庫を管理するスペースを自社で確保する必要もなく、コストを最小限に抑えることができます。

このように、ReCOREにささげ業務を依頼することで、最低限の工数でEC販売を実施することができます。

まとめ

今回は、ヤフオク!で在庫管理を効率化するための方法についてご紹介しました。

ヤフオク!のようなオークションサイトは、出品する商品のジャンルによっては、出品時期、時間などが非常に大切になります。

商品の出品にベストなタイミングを待つ必要があるため、一定期間在庫を管理しておくケースも少なくはありません。

在庫の量が増えてくると、現在の在庫量や、在庫総額が把握できなくなってきてしまいます。

効率的な在庫管理を実践し売上を最大化するためにも、今回ご紹介したReCOREのPOSシステムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

本記事でReCOREについてもう少し詳しく知りたいという方は、お気軽に資料ダウンロードやお問い合わせをお試しください。

監修者:本荘 幸大

卒業後は株式会社船井総合研究所に入社し、ヘルスケア業界やフィットネス業界、飲食業界など幅広い業界のコンサルティングに従事。その後2022年4月より最年少メンバーとしてNOVASTOに入社し、リユース・リテール企業へのコンサルティングを行いながら社内ではマーケティングチームの立ち上げも行っている。

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